2009年11月22日

“想い”

 早いもので、昨年立命に完敗してからもう1年が経とうとしています。あの日から1年間、色々な事がありました。思い返すと楽しいことは殆どなかった様に思います。決して楽な道のりではありませんでした。コーチやOBの方に「お前らは本気で勝ちたいと思っていない」「思い出づくりなら辞めてくれ」と言われたこともありました。しかし、私たちは本気で勝ちたいと思ってないわけでも、思い出が作りたかったわけでもありません。
 どんなことを言われようとも、どんな辛いことがあろうとも、1年前のあの日から、決して変わらない想いがあります。“立命に勝ちたい”。その一心でこの一年間走り続けてきました。コーチたちや歴代の偉大な先輩方から見れば中途半端な取り組みだったかもしれません。しかし、我々なりに悩み、全力で取り組んできました。それだけは間違いありません。
 その全てが明日、いよいよ試されます。この1年間心待ちにした日がいよいよ明日に迫っています。勝っても負けても明日で終わり。4年生にしてみれば、明日が4年間の集大成です。この1年間、さらにFIGHTERSでの4年間の想いを全てぶつけて、応援に来てくださった皆様や後輩、そして私たち自身の心に深く刻まれる、熱い試合をし、立命に勝ちます。「優勝は関西大学、しかし、2009年のベストバウトは最終節の関学vs立命だった。」と思える試合をする決意です。
 明日は2009FIGHTERSと2009PANTHERSの意地と意地の張り合いです。賭けるものは今までのように“優勝”ではありません。プライドです。FIGHTERSならこの戦いに負けるわけにはいけません。何が何でも勝ちます。
 それでは皆様、明日長居スタジアムで会えることを楽しみにしております。

2009年11月09日

伝統の理由

 人生最後の京大戦を終えました。いろいろありましたが、何とか最終節に立命に挑戦する資格を得ることができました。
 2006年36-10、2007年45-7、2008年43-0。私が入学してこれまでの秋の関京戦の結果です。そして今年、28-27。結果的に我々の学年は京大の本当の強さを初めて体験しました。
 京大戦に臨むにあたって、誰一人として舐めたような気持ちはありませんでした。楽に勝てるとも思っていませんでした。「京大は強い」と言って、練習を積んできました。しかし、京大の強さ・執念は我々の準備を超えていました。昨日の試合後、私は「これが本当の京大か…」と思いました。だからあのような試合になってしまったのだと感じています。
 今までの関京戦の歴史の中で、圧倒的に劣性に立たされている側が奇跡的な逆転勝利を収めることが多くあったと聞いています。一般論的には、今年はこれまでの戦績を見ると京大の圧倒的不利だったといえるでしょう。これまでの戦績、実力、その他諸々は一切関係なく、その試合に全てを賭けてぶつかり合い、どちらが勝つかわからない試合になる。それが関京戦であり、伝統の理由であり、関学が京大前になると、「京大は」「京大は」という理由であるのだと、身を持って感じました。
 そのような事前の劣勢をはねのける試合ができるのは何も京大だけではありません。次は我々が事前の劣勢をはねのけ、立命に挑戦する番です。
 このままいけば、2009年最後の2週間、最後の試合となります。その後は他力本願、運任せです。我々4年生はこの2週間に全てを賭けます。そしてその最後の試合を最高の試合にする決意です。

2009年11月06日

人生最後の関京戦

 人生最後の京都大学戦まで、残すところ1日となりました。
 世間やメディア的には、全勝対決というわけでも、どちらかが全勝というわけでもなく、それほど興味をそそる対戦ではないというのが本当のところでしょう。それを証拠に、合同記者発表も今年は行われていません。
 しかし、我々にとってそんなことは全く関係ありません。世間がどう言おうが、メディアがどう報道しようが、我々にとっては伝統の関京戦であり、お互いの全てを賭した戦いに他なりません。HPのトップにも書かれていますが、関京戦は(もちろん、京大戦以外もそうなのですが)「絶対に負けられない戦い」なのです。
 京大サイドにとっても同じことだと思います。特に、京大からすると関学に勝つことで自分たちのアイデンティティーを示すとともに、入替戦を回避できる可能性が高まるのだから、尚更でしょう。京大がこの試合に尋常ではない想い入れを持っていることは想像に難くありません。
 今年の京大は2004年と同じ境遇に立たされています。そして、2004年のFIGHTERSはその京大に完敗しています。2004年のFIGHTERSは戦力だけでみると、決して京大に敗れるようなチームではなかったと思います。京大とはそういうチームなのです。
 今年も京大は恐ろしく強いでしょう。生半可な覚悟では、京大の選手と相対した瞬間に、恐れ慄くこと間違いありません。
 我々はその京大に堂々と挑戦し、超越しなくてはなりません。どれほどの迫力で向かってくるかわかりません。しかし、その迫力に呑まれることなく、堂々と立ち向かい、勝つ他道はありません。
 残された時間で最大の準備をして、京大と真っ向から勝負する覚悟を持って試合に臨みたいと思います。

2009年11月02日

4年生シリーズ

 夜はすっかり寒くなり、冬が近づいてきたことを感じさせる今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか?こんにちは、主務の三井です。
 さて、今回は神戸大学戦でのとあるシリーズについて書きたいと思います。神大戦と言うと、もう一週間前の話になってしまいますが…。
 王子スタジアムまで足をお運びくださった方やGAORAの生中継をご覧になった方はご存じのことと思いますが、試合終了の少し前にディフェンスの4年生が全員グラウンドに入りました。勿論、BIG PLAYに対して喜びを隠しきれなくてグラウンドになだれ込んだのでも、神大の選手と乱闘になったわけでもありません。DEF.のPLAYERとして全員がグラウンドに立ちました。この中には、普段はDEF.では試合に出ることはないJV DEF.のメンバーも含まれていました。通称“4年生シリーズ”。
 例年はDEF.の全ポジションに4年生のメンバーが入って行われるのが4年生シリーズですが、そもそも我々の学年のDEF.の4年生は11人に満たないので下級生も交えての4年生シリーズとなりました。
 DEF.だけとはいえ、同級生全員がフィールドで活躍する姿は感慨深いものがあります。また、一年生の時のように4年生シリーズでBIG PLAYが生まれたわけではありませんが、タッチダウンされずにきちんと止めてきてくれたことを同級生としては大変うれしく感じました。
 それと同時に、このような粋な計らいをしてくださったコーチたち、DEF.が4年生シリーズを実施できるだけの点数を取ってくれたOFF.に感謝したいと思います。
 次節は京大戦。今のお互いの戦績は関係ありません。お互いの意地とプライドを賭けた戦いになります。京大戦まで残すところ後一週間。気持ちを高めて、えげつなくいい練習をして京大戦を迎えたいと思います。

2009年10月15日

“the pride of 2009 FIGHTERS”

 こんにちは、主務の三井です。関西大学戦以降ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。あのような試合の後ほど書くべきかとも思いましたが、いろいろと諸事情があり、書きませんでした。
 そして、去る10月12日の月曜日、大阪は京セラドームにて、関西アメリカンフットボールリーグの歴史が動く出来事が起こりました。皆様、既にご存知のことと思いますが、あの立命館大学が関西大学に敗れました。
 立命館が勝てば我々の自力優勝の可能性が復活するという試合でした。勿論、ほとんどの4年生が観戦に京セラドームを訪れていました。そして、我々のほぼ全ての者は自分たちの自力優勝の可能性が復活することを信じていました。
 しかし、いざ蓋を開けてみると、関西大学が29年ぶりにリーグ戦で立命館大学に勝利するという結果が待っていました。私の記憶では、立命館が関西学院以外にリーグ戦で敗れるというのは2000年以来、実に9年ぶりの出来事です。
 この立命館の敗戦で、我々がリーグで優勝できる確率は非常に少なくなったというのが世間の見解でしょう。そして、それは紛れもない事実だと感じます。しかし、可能性は“0”ではありません。それに、仮にその可能性が“0”だとしても、我々4年生は最後の瞬間まで、全力で闘い抜きます。
 これは4年生のわがままかもしれません。しかし、この状況で諦めず全力で戦い抜くことで、チームに何か残せるものがあると信じています。勿論、その為だけにやるのではありませんが。
 皆様にも、最後の瞬間まで可能性を諦めずに2009年のFIGHTERSにお付き合いいただき、変わらぬ熱い声援を送って頂ければ幸いです。

2009年09月25日

前半戦・天王山

 残暑も去り、肌寒ささえ感じる季節になりました。私のような人間にとっては快適な季節になりました。こんにちは。主務の三井です。
 ブログの更新も三節目にもなると、最早試合前の日課となった感があります。試合前の更新を楽しみにしてくださっている方がいれば幸いです。
 さて、明日は関大戦です。今年の関大は秋の戦績を見ても分かる通り、相当な実力を有しています。関大のお家芸ともいえるKICKINGを筆頭に、OFF.もDEF.も例年以上に戦力の充実を見せています。我々にとって、この試合は前半戦の天王山となることは言うまでもありません。
 私は、このような早い段階で、関大のようなDiv.1の上位校と試合ができることはとてもプラスになると考えています。というのも、現段階での我々の実力でDiv.1の上位校相手にどのレベルで戦う事が出来るのかを計る事が出来るからです。リーグ戦を二試合終えて我々が自信をつけ始めた部分、改善しなければならない部分は様々ですが、自信をつけた部分に関しては、関西大学に通用すれば更なる自信につながるでしょうし、反省点については、本当に改善することができているのかが如実にあらわになるでしょう。また、春に11-10と接戦をした相手に圧勝することができたなら、自分たちの成長を確信することができます。
 とはいうものの、先述のとおり関大はとても強い相手です。秋のこれまでの二戦では経験したことがないような(春のような)厳しい試合になるでしょう。圧倒するどころか、敗れる可能性も大いにあります。
 実力的な不安はもちろんありますが、その他の不安要素も存在しています。2009年で11時から試合をするのは初めてです。普段、練習が午後なだけに、きちんと体が動くのかどうかという不安があります。また、食事の時間帯という不安もあります。
 それらの不安に対して、我々スタッフは出来る限りの準備をしてきました。例えば、11時からの練習を組んだり、11時から体を動かせるリズムで生活するよう選手たちに呼びかけたりしてきました。選手たちも11時から動ける準備をしています。食事に関してもトレーナー陣が対策をたてています。
 関大は我々に全てをぶつける覚悟で向かってくると思います。その覚悟にひるむことなく、それを上回る覚悟で関大に挑戦したいと思います。明日、この二週間にOFF.、DEF.、KICKING、STAFFそれぞれで準備した全てを出し切りたいと思います。
 では、明日王子でともに空の翼を関大より先に歌いましょう。失礼します。

2009年09月17日

自信と過信

 昨日の試合は、応援団総部(指導部、吹奏楽部、チアリーダー部)が来ていなかったので、普段より静かなスタンドになるかと思っていましたが、皆様の熱い応援のおかげで、応援団総部がいるときと遜色ないものだったように感じます。改めてファイターズの応援に来て下さる方々の想いを感じました。ほんとうにありがとうございました。
 しかし、そのような熱い応援をいただいたにも関わらず、集中力を欠いた試合をしてしまいました。試合前日のブログに「2週間の取り組みが試される」と書きましたが、我々の前の2週間の取り組みが甘かったということです。
 一重に取り組みが甘いと言っても様々です。今回特に甘さが目立ったのは、“メンタル的な準備”という点だったように感じます。わかりやすく言うと、「心のどこかで、自分たちを過信していた」ということです。ほぼすべての部員が、もっと点を取って勝つことを予想していたことと思います。しかし、それはあくまでも予想であり、慢心であり、確たる自信では無かったように思います。
 本来、試合前日の夜もしくは当日の会場入りぐらいまでは、不安で不安で仕方がないという精神状態が続くものです。それは必ずしも勝敗に関する不安とは限りません。勝てるという自信はあっても自分が目指しているプレーができるかどうかという不安かもしれません。しかし、あることに対して不安を抱えて、その不安と真摯に向き合った者のみが、試合開始までには吹っ切れて、「あれだけのことをやってきたのだから、後はやるだけ」という良い精神状態に辿り着き、“自信”を得ることができるのだと思います。この2週間、我々の中の多くの者にはこの不安がなかったように感じます。それは試合前の準備のバタつきにも表れていました。これは完全に私の取り組みのせいです。
 次なる相手は関西大学です。2009年秋の前半戦の天王山です。もし、この2週間で同様の取り組みをしたとすると、間違いなく我々は敗北します。私は、もちろん私以外の部員全員も、負ける気はさらさらありません。この2週間、最高の取り組みをし、関西大学戦に向け完璧な準備をしたいと思います。

2009年09月12日

2節目

 約2週間ぶりの更新です。こんにちは。主務の三井です。早いもので、初戦からもう2週間が経ちました。皆様の中には長いと感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、当事者である私からすると、二週間というのはとても短く感じます。秋の試合前は何節目になろうと、緊張しないことなどありません。そして、今も緊張しています。
 前回のブログに書きましたが、試合においては今、現在の自分のベストを出すことが至上命題となります。したがって、日々の練習・生活において、試合でベストを出すために準備するという事が至上命題となります。
 しかし、我々はまだまだ未熟です。そのため日々成長し続けるというのもまた、至上命題と言えます。我々はこの“短い”二週間で自分の実力を高めることと、試合で自分のベストを出すための準備を平行して行わなければなりません。しかし、秋のシーズンの試合と試合の間の2週間は2009年のFIGHTERSにとって初体験でした。その2週間をどう過ごせば実力を高めつつ、完璧な準備ができるのか、手探りで進んできました。昨年のデータは残っていますが、昨年と同様ではいけないと感じ、昨年のデータはほぼ参考にせず、スケジュールを組みました。
 明日は、我々がそう考え取り組んできたこの2週間の取り組みが試されます。相手がどうのこうのではなく、我々が準備してきたもの、この2週間で上達したものを全てぶつけ、我々のフットボールをするまでです。その結果でこそ、この2週間の取り組みの是非、現状の実力を計る事が出来ると思います。
 ハッキリ言って、どれほど成長できたかはわかりませんが、明日、スタジアムで1節目よりは成長したFIGHTERSをお見せしたいと思っております。
 明日もスタンドより熱い声援を送っていただけると幸いです。

2009年09月02日

開幕戦を終えて

 皆様こんにちは。主務の三井です。昨日、ご多忙中にもかかわらず、王子スタジアムに足をお運びいただいた方々、また、心の中で応援してくださった方々、誠にありがとうございました。お陰様で、点差的には快勝して、2009年の幕を開けることができました。
 さて、上記の通り一応無事に初戦を終えることができました。ホッとしていている、というのが正直なところです。
 しかしながら課題は山積みです。ご存知の通り、後半はオフェンスでは1タッチダウンしか取れていませんし、ポイントアフタータッチダウンのキックは2回も不成功になりました。レシーバーも競り合いに勝てていません。ディフェンスも4th downのギャンブルを2回とも通されています。
 試合前日のハドルで小野コーチが「我々は確実に実力をつけている。しかし、今はまだ到達すべきところに対して50%の実力でしかない。」とお話ししてくださいました。試合を通じて、確かに、その通りであると感じました。
 この小野コーチのお話には続きがあります。「残りの50%はこれからのシーズンを通して成長して行けばいい。大切なのは今の実力の全てを試合で出し切ることだ。」と。これができなければ、試合を通じての成長も、良い反省も出せません。本当の自分の実力を実感できないのだから当たり前でしょう。はたして、どれほどの部員が今の自分の100%を出し切れたでしょうか?出し切れた者もいれば、そうでなかった者もいるように思います。そして、出し切れなかった者の多くは控えの選手であるように感じました。
 結局、今の自分の実力を出し切れるか出し切れないかは試合前の準備にかかっています。試合を想定して準備したものは実力を出せるし、そうでない者は出せない。簡単な原理です。
 このことは個人の責任による部分もありますが、上級生や学生スタッフの責任による部分もあると思います。というのも、練習の雰囲気を試合と同等のものにしなければ、完璧に試合を想定した準備をする事は不可能だからです。
 もちろん、周りの雰囲気に流されず、個人個人でその雰囲気を作り出す必要もあります。周りの雰囲気が試合じゃないから、試合をイメージできないというのはただの甘えです。しかし、同時に全体の雰囲気を試合に近づけるのは上級生と学生スタッフの義務でもあります。要は、この両方が必要だという事です。
 次節の相手は同志社です。この2週間、全員がさらに成長し、その成長した実力を全て発揮できるように準備します。そして次節こそ、内容的にも圧倒します。
 皆様とスタジアムで会えることを楽しみにしております。では、この辺で失礼いたします。

2009年08月29日

“The night before opening game of 2009”

 皆様、ご無沙汰しております。主務の三井です。
 さて、今回は2009年の開幕を明日に控えて(といっても、リーグ自体は本日開幕しているのですが…)感じることを書きたいと思います。
 正直、かなり緊張しています。今までの全ての取り組みが試されようとしています。その取り組みが正しかったのかどうか。夏を通して作ってきたチームがどこまで成長できたのか。その全てが明日からのリーグ戦で試されます。楽に勝てる試合などありません。どこの大学も必死に勝ちに来るのですから当然のことですし、もとより覚悟の上です。しかし、それでもやはり負ければ終わりという状況、しかも初戦となると、緊張しない方が不思議だと思いますし、めちゃくちゃ緊張しています。
 しかし、緊張すると同時に明日が待ち遠しいとも思います。最後のリーグ戦が開幕するという事に高まりを感じます。自分たちの成長を実感できる機会がすぐそこまで迫っているのです。
 まぁ、私がどのように感じていようと、明日は訪れ2009年のリーグ戦は開幕します。しかし試合開始までにはまだ時間があります。本日の終りのハドルで小野コーチがお話ししてくださったように、この時間を活かして近大戦に向けて最後の一歩の準備を詰めて、明日の開幕を迎えたいと思います。
 明日、王子スタジアムで、この春「どうした、関学」と言われたチームとは別のチームをお見せできると思います。そして、我々は明日から11月23日さらに1月3日まで全力で駆け抜けます。この秋には良い意味で「(こんなに強くなって)どうした、関学」と言わせて見せます。皆様にもぜひ、スタジアムに足を運んで頂き、一緒に闘いたいと感じております。応援よろしくお願いいたします。