2014年09月19日

スローガンはチームの体を表す

 リーグ第2節、近畿大学戦にもたくさんの方々に応援へ来ていただいたことを心から感謝しております。今回の試合は前節の同志社大学戦で出た課題を完全に克服、とまではいきませんが、2週間で取り組んできたことの結果がオフェンスは目標としていた6タッチダウン、ディフェンスはシャットダウンという形で少し現れてきたとは思います。ただ、オフェンスはファーストチームとセカンドチームの差があり、前半・後半で3TDずつ、という目標はメンバーが代わった後半は達成できず、ディフェンスも要所で相手オフェンスにドライブを続けられる場面がありました。今日のこの試合がリーグ後半にぶつかる関西大学や立命館大学であったら本当に勝てていたのか?更には我々がライスボウルで跳ね返され続けているオービックシーガルズに果たして今日の内容で通用するのか?と言うことを常に念頭に置きながら、次節の神戸大学戦へ最大の準備を行っていきたいと思います。

 さて、今回は私が大学のアメリカンフットボール部に入部してから今年まで経験してきた4つの"FIGHTERS"とその年のスローガンについて思い返してみたいと思います。
 私の1年目、すなわち2011年度の松岡正樹主将の代のスローガンは「ALL GRIT」でした。このスローガンには、このままの意味の「全ては気持ち」と言う意味に加えて、「GRIT」のアルファベットの1文字1文字にも「Gutsy」(根気強く、ガッツ溢れる)、「Revenge」(過去3年分のリベンジ)、「Intensity」(自分にも仲間にも厳しく、激しいプレーで)、「Trust」(仲間を信じる)という意味が込められていました。2年目の2012年度梶原誠人主将の代は「Blaze」(感情の爆発)、3年目の昨年、池永健人主将の代は「ALL for ONE」(全員が日本一の為に)(全ては日本一の為に)(全員一丸となって)でした。
 各シーズンを終えて感じるのは、その年のチームは必ずスローガン通りのチームカラーであったということです。
 例えば2011年度の松岡主将の代は、それまでの3年間立命館大学や関西大学に阻まれ、甲子園ボウルから遠ざかっていた危機的な状況の中で、「全ては気持ち」と言うスローガンを打ち出したのだと思います。立命戦でのWR和田俊亮さんの片手キャッチという超人技やDB香山裕俊さんの相手エースQBへのハードタックルはもちろん、松岡さんがライスボウルで見せたロングゲイン等、スローガン通りの気持ちの大切さと言うのを教えて下さった代でした。
 2012年度の梶原主将の代は、とにかく気持ちの強い方や1フットボールプレイヤーとしてレベルの高い方が多くいた代でした。主将の梶原さんや副将のTE金本啓志さん、LB川端拓郎さん、主務の鈴木裕章さんが常に練習で激しく気持ちをぶつけ合っていて、それ以外の4年生の方々も普段の練習から感情を爆発させている方が多かったと思います。
 昨年度の池永主将の代は、副将でディフェンスのエースであったLB池田雄紀さんが直前の練習での怪我で甲子園ボウルに出場できなくなってしまい、チームの全員が雄紀さんを東京ドームでプレーさせようと必死で一丸となり、甲子園ボウルで日本大学を打ち破りました。1プレー目で池永さんが見せたQBサックは「ALL for ONE」を体現したプレーであったと思います。
 少なくとも私が見てきた過去3年、それぞれの年の4年生はスローガン通りの学年となってチームを引っ張ってこられました。
 我々もおそらくシーズンの終盤が近づくにつれて、スローガンである「Challenge」が実行できているか、試される場面が回ってくると思います。来るその日のその場面の為にも日々の練習でもっと恐れずに「Challenge」する姿勢を4年生が見せていきたいと思います。

◆お知らせ◆
 この秋より新商品としてユニフォーム型Tシャツ(#28鷺野モデル.#11斎藤モデル)が販売開始されております。皆様も是非このTシャツをご購入して頂き、スタンドをKGブルーで染めてください!!
 また、次節の神戸大学戦がある9月28日(日)は、ちょうど関西学院の創立125周年記念日の日になります。記念すべき125周年記念日を、関西学院発祥の地である原田の森(現・王子公園)で勝利と言う形で飾りたいと思います。是非とも周りの方々をお誘い合わせのうえご来場いただき、関西学院ファミリーの皆様で校歌「空の翼」を高らかに歌いましょう!
 なお、次節の神戸大学戦の試合はサンテレビにて当日(9月28日)の19:00〜20:55に録画中継をしていただける予定となっております。こちらも併せて宜しくお願い致します。

【Next Game】
9月28日(日) vs神戸大学RAVENS
@王子スタジアム 11:20KICKOFF

2014年09月07日

断固たる決意

 リーグ開幕戦、雨の中にも関わらず試合会場へ足を運んでくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。試合は鳥内監督が言っている通り、4年生のミスで流れを悪くしたり危うい状況を作ってしまったりする結果となってしまいました。プレイヤーはもちろんスタッフ含めた部員全員がこの試合で出た課題を克服すべく、取り組んでいるところです。
 さて、その開幕戦から販売しております2014イヤーブック。もうご覧いただけましたでしょうか。
 その中の「社会で輝く青き星」で紹介されていた、ちょうど20年前の主将で現在はチームのメディカルスタッフをしていただいている青山直樹先生の特集記事に、私は先生からの強烈なメッセージを感じました。
 それは「今しか叶えることが出来ない目標が確かであり、果たしてその目標を達成する為に、チームは、そして個人は、断固たる決意を持って日々の生活を送ることができているのか」ということです。読んでいて衝撃を受けたのは、青山先生が医学部を目指すにあたって一度クラブを離れたことがあるということです。それほどその瞬間は青山先生の中で自分が医師になりお兄さんを救うという事に対して断固たる決意を持っていたのだと思います。その決意こそが結果的には再度クラブに戻られたものの、卒業後に勉強を再開され、そして目標とされていた医師という役職に就かれ、現在も社会で輝かれているのだと思います。
 もちろん青山先生はFIGHTERSにおいても、下級生時の「何が何でもスターターを取ってやる」という決意、そして復帰後の「何が何でも自分がチームを勝たせる」という決意、この2つの決意を持って取り組んだからこそ、一時期クラブを離れたにもかかわらず、当時の部員から支持を受けて主将を務められたのだと想像します。
 今の自分達はどうであるか。まだまだ全員が「アメリカンフットボールで社会人を倒して日本一になる」という目標に対しての断固たる決意を持つことができていないのが現実です。青山先生がおっしゃっている通り、目標を「社会人を倒しての日本一」掲げている以上は、負ければ一生後悔することになるのだと思います。自分達が立てた目標に対して断固たる決意を持って行動を起こして行くことが出来るように今を生きます。

◆お知らせ◆
 現在、試合会場で関西学生アメリカンフットボール連盟よりFor the Future Football Tシャツ(1枚 1500円)が販売されております。このTシャツの売上は未来のアメリカンフットボールプレイヤーやアメリカンフットボールの普及の為に使っていく、というプロジェクトとなっております。是非ご購入ください(
ちなみに今年のTシャツは私がデザインさせていただきました)。

【Next Game】
9月15日(月) vs近畿大学DEVILS
@王子スタジアム 17:00KICKOFF

2014年08月21日

「勝って泣けばええねん」

 「負けて泣くって事はまだまだやり残しがあったっていう証拠や。そんなんおもんない。勝って泣けばええねん。」
 監督が夏合宿最後のハドルでおっしゃった言葉です。今回の夏合宿は我々が「勝って泣く」為に相応しい夏合宿であったのか、少し振り返ってみたいと思います。
 今回の夏合宿は初日から台風とちょうどバッティングしてしまい、出発時間が7時間もズレるアクシデントに見舞われるという前途多難な幕開けでした。初日は合宿所に到着したのが19:00頃であったので練習は行わず、翌日の早朝練習からのスタートとなりました。
 夏合宿初日の練習は一言で言えば「普通」の練習を行ってしまいました。この「普通」と言う言葉はよく大村コーチが使われます。本気で日本一になりたいなら「普通」の取り組みを行っていては絶対になれない。自分で考えて考えて、その考えた自分の計画を行動に移さなければなりません。わざわざ上ヶ原を離れて行った夏合宿であるはずなのに、スタートダッシュをきることも出来ずに文字通り「普通」の練習を行ってしまいました。
 この原因は確実に4年生にあったと感じます。「Challenge」というスローガンを掲げているチームの最上級生が全く Challenge している姿を見せられていないからです。これでは下級生も含めてチーム全体が「普通」の練習を行ってしまいます。
 その夜から4年生はもちろん、下級生含めて様々なチームメイトと話を行っていきました。4年生とはどうすればこの夏合宿を「社会人を倒しての真の日本一」になる為の礎と出来るか、下級生とはこの夏合宿での課題や挑戦することについて話し込みました。この時の私は今までに感じたことのない焦りを感じていました。夏合宿前に行われたパート会や今までの先輩方との話の中で、「チームが変わったと感じるのは夏合宿だった」ということを皆さんが一様に話されていたのを伺っていたからでした。当たり前ではありますが「普通」の練習をただただ9日間行ったところで、「普通」のチームとしてまた上ヶ原に戻ってしまうのではないか、と感じていました。
 今まで以上に多くの部員と話し込んでいく事によって、個人的にはグラウンドで様々な事を分かった上で練習を運営することが出来たとは感じています。それでもまだ私も含めて「普通」でした。ですが、日を追う毎に徐々に「パートやユニットを自分が引っ張る」という気持ちがより強く現れてきた4年生が増えだしてきたようにも感じました。
 ある日の夜の学年ミーティングで主将の鷺野が「明日の練習では本当に1つ、これだけは自分がその日の練習でこだわり続けるということや、やり抜くという事を決めて練習に降りよう。」と言いました。全員が各々のパート、ユニット、または個人単位と話し合い、それぞれの「こだわり」を明確にして、その1日は決めたこだわり1つだけでもいいからやり抜こう、と。「こだわり」を決めた次の日の練習では4年生がまだ強烈とまではいかないものの、徐々に行動に表わし始めました。
 あっという間に最終日の練習が終わり、終わりのハドルが始まりました。本当に個人的には「8泊9日もしたか?」と思うほどに瞬く間に終わってしまいました。冒頭の監督の言葉は、やり残しがあるのが一番悔しいことであるし格好の悪いことである、ということだと個人的には考えています。監督の話を聞きながら私自身は「夏合宿では自分は負けて泣いてしまっている」と感じていました。まだまだやり残しの多い夏合宿となってしまいました。
 しかし、まだ幸運にも初戦までは1週間以上の時間があります。初戦の同志社大学戦では、この夏の我々が行ってきた取り組みが結果として出ます。夏合宿では「負けて泣く」という状態に近いものになってしまったかもしれませんが、「勝って泣く」ことができるように上ヶ原に帰ってからの練習に全力で取り組んでいきたいと考えています。

2014年07月26日

「自分が日本一に導く」という意思

 またもや更新遅くなってしまって申し訳ございません。
 大学は現在定期試験期間中で、春季シーズンを終えたチームは本分の学業に集中して取り組んでいるところです。
 ここで振り返るのも既に遅いのですが、関西大学、そしてパナソニックとの試合について少しだけ触れます。
 関大戦は得点こそ上回る結果になりましたが、内容は「勝った」と言い切れるものではありませんでした。関大は我々よりも大きな選手が多く、スピードも我々より早く感じました。秋に我々がリーグ戦を戦い抜く上で、彼らが大きな壁となることを改めて実感させられました。
 パナソニック戦はスコア通りの完敗でした。シーズンが始まってから社会人に勝つことを意識して取り組んできましたが、社会人の能力の高さと自分達の取り組みの甘さを痛感させられる内容となりました。要所でミスを犯してしまうオフェンス、最後まで粘りきれないディフェンス、全てはチーム全体の、特に4年生の甘さを露呈した情けない試合でした。
 今年の目標に定めた「社会人王者を打ち破って真の日本一になる」ために、この夏シーズンをどう過ごすのかが鍵となるのは間違いありません。4年生一人一人が自分の出来ることを必死に仲間と共に考え、その上で自分に出来ていない部分を冷静に見つめ直し、自分がチームを日本一に導く上での役割を考えて考えて考え抜き、その考え抜いた役割をこの夏シーズンの練習内で全うする事で、4年生だけでなくチーム全体が変わるのだと思います。
 今、我々4年生に足りないものは「自分がこのチームを引っ張っていく」という気持ちや「自分がこのチームを変えてやる」「自分がこのチームを日本一に導く」というような固い意思だと思います。これからは各パートやユニットが自分達が秋に勝ち抜いていく為のこだわり(誰もが意識出来るような強烈なこだわり)を持って練習に取り組み、それらを4年生が徹底し、徹底させることにより更なるチーム力の向上に繋げて行きたいと思います。

2014年05月22日

完敗からのスタート

 こんにちは。更新がご無沙汰になってしまい申し訳ありません。
 まずは前回のブログにコメントや多くの「いいね!」を押してくださった方々、また、ご覧になっていただいた全ての方々に感謝致します。今後も宜しくお願い致します。
 ファイターズは4試合を終えました。結果だけを見れば4勝0敗となっていますが、内容は散々なものでした。
 初戦の慶應義塾大学との試合、コイントスが行われ関西学院大学のキックオフから始まりました。2014FIGHTERSの重要な1stプレー。結果は慶應のリターナーの選手に100yds近くを走りきられてタッチダウンをあっさり奪われてしまいました。文字通り「完敗」のプレーからのスタートでした。
 2戦目は多くの主力選手が大学世界選手権に出場して不在である日本大学相手に、17-14というギリギリのところでの勝利でした。主力不在の日大に対して、オフェンスはキーとなるポイントを詰めきれず、ディフェンスは3rdダウンで勝負出来ずにダラダラとフレッシュ更新を許してしまう、といった内容でした。甲子園ボウルに進めば対戦することになるであろう相手ですが、力不足を痛感するばかりでした。
 3つ目の龍谷大学戦は30-0というスコアだったものの、不要な反則や消極的なプレーが目立ち、多くの課題を残す試合となってしまいました。
 4戦目の明治大学との定期戦も、オフェンスがゴール前で得点を奪えず、ディフェンスも3rdダウンでタックルを決められずに試合が終了してしまいました。
 これまでの試合がもし秋季リーグ戦の試合ならばどうなっていたのか。我々の毎日の練習や取り組みは周りのライバルチームたちの取り組みに勝っているのだろうか。今一度全部員が見つめなおさなければなりません。
 残す2試合はこれまで以上に秋を想像しやすい相手です。秋季リーグ終盤で必ず戦わなければならないアスリート集団の関西大学。我々が3年間届かなかった社会人チームのトップクラスに常に存在し続けるパナソニック。今まで以上にサイズも大きく、スピードも格上の選手が集まるチームに対してどう立ち向かっていくのか。今まで通りの内容では勝てないのは明白です。今まで以上に考えて取り組んでいかなければなりません。そして試合本番ではサイドラインを含めてチーム全員が一丸となって挑戦していきたいと思います。
 最後になりましたが、これまでの4試合には多くの方々に試合会場にお越しいただきましたことに感謝致します。春の残りの2試合もより一層のご声援を宜しくお願い致します。

◆Next Game
関西学生大会(第37回総合関関戦前哨戦)
vs関西大学KAISERS
5月25日(日)17:00KICKOFF
@エキスポフラッシュフィールド

2014年04月17日

一人一人のChallenge

 前回の初投稿に多くの「いいね!」やコメントありがとうございます。今後もご意見、ご感想をお待ちしておりますのでよろしくお願い致します。
 今回は今年のスローガンである「Challenge」についてお話をさせていただこうと思います。
 この「Challenge」と言う言葉をスローガンに掲げたのは、文字通りFIGHTERSに所属する一人一人が今年1年Challengeし続ける事を意味します。我々の悲願である「社会人を倒しての真の日本一」になる為には少なくとも過去3年間の先輩方の取り組みを越えなければなりません。その為には我々一人一人が"普通"ではダメなのです。毎日行う練習の一つ一つのメニュー、更に言えばその中での一つのヒット、一つのブロック、一つのタックル、一つのキャッチ、一歩、一球、に関して一人一人が過去の自分を超えなければなりませんし、その行動や動きに関して、周りが貪欲に要求を行わなければなりません。その目標を達成する為の個人の行動にこそChallengeが必要なのです。
 現在のチームは失敗を恐れる傾向があります。それは失敗をすれば後から行う反省ミーティングで叱られてしまうからなのか、それとも単純に何も考えずに練習を行っているのか。何れにせよ今のチームに必要なのはこのChallengeの精神だと感じています。何も考えずに行う無謀な行動による失敗は目標に対して遠回りなのかもしれませんし、無駄が多いと思います。しかし、何か意図や考えがあっての挑戦による失敗は目標に近づく為の失敗になると思います。一人一人が「昨日は出来なかった○○○を今日は必ず出来るようになってやる。」という気持ちや、「今日はせめて○○○だけでも出来るようになってやる。」と言う気持ちを持ってグラウンドに集まり、一人一人がChallengeしながら真の日本一に向けて取り組んで行ければ、必ず成し遂げる事が出来ると思います。
 まずは慶應義塾大学を相手に我々2014年度FIGHTERSの3ヶ月間をぶつけたいと思います。

〜追伸〜
 今年も4月より新学期がスタートし、多くのフレッシュマンが私達と共に日本一を目指すべく入部をしてくれました。今年のフレッシュマンも様々な能力や個性を持った選手がたくさんいて非常に楽しみです。

◆Next Game
KGボウル vs慶應義塾大学UNICORNS
4月19日(土)14:00KICKOFF
王子スタジアム(阪急王子公園駅下車徒歩1分)

2014年03月18日

2014主務ブログスタート

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 はじめまして。2014年度の主務を務めさせていただきます飯田勇貴と申します。
 今年もこの主務ブログを通じて、FIGHTERSの近況を素直に私らしく伝えていけたらと思います。至らぬ部分も多々あるとは思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。皆様のコメント等も寄せていただけると励みになりますので、あわせてよろしくお願い致します。

第1回目の今回は、私の簡単な略歴を紹介させて頂きます。

1999年(小学校2年生)
 大阪市立波除小学校のクラブチームである「波除モンキーズ」でアメリカンフットボール(タッチフットボール)に出会い、競技を始める。当時はOL/DLとしてプレイしていました。
 現在も波除モンキーズでコーチを務めてらっしゃる高谷コーチに関西学院大学のビデオ等を見せていただき、この頃より関西学院大学FIGHTERSに憧れ、父と母に連れられて何度も試合を見に行くようになりました。これが私のFIGHTERSとの出会いでした。
 以来、小学校・中学校を通じてアメリカンフットボールを続けてまいりました。

2008年
 関西学院高等部に進学、念願のアメリカンフットボール部に入部。DLとしてプレイしておりました。
 高校3年生時にクリスマスボウルに出場できたのですが、早稲田大学高等学院に敗北しました。

2011年
 関西学院大学経済学部に進学。引き続きアメリカンフットボール部に入部。1,2年生時はDL,LB,RBとしてプレイしておりましたが、3年春よりマネージャーに転向。

 私は小学校2年の頃よりアメリカンフットボールを始めて、今年で15年目となりました。現在はポジションは違えどFIGHTERSとして「真の日本一」を目指しています。
 今年は主務として、日本一のチームを作るべく、主将の鷺野、副将の小野、松島ら4年生とともに取り組んでまいります。
 今年度も皆様の暖かいご声援を宜しくお願い致します。

関西学院大学体育会アメリカンフットボール部
主務 飯田 勇貴

2014年02月15日

ファイターズの基礎

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 お久しぶりです、元主務の多田です。最後の更新、遅くなってしまい申し訳ございません。
 先日、高中礼拝堂にて行われました第39回ファイターズファミリー壮行会、宝塚ホテルでの甲子園ボウル優勝祝賀会を持ちまして、正式に部を引退することになりました。
 高校から始めたアメリカンフットボール部での活動が終わったと改めて実感するとともに、心の中にぽっかり穴が開いたような寂しい気持ちです。現役を引退したからかもしれませんが、ふとした時に思い出すことは、いつも4年生の時の日々が思い返されます。あの時やっててよかったなと思うことも、あの時なぜあんな事を言ってしまったのだろう、なんで謝らなかったんやろう、と後悔することも多々あります。こういったことが、社会人になっても現役を見た時に思い返され、「もっといろいろできたなぁ」と思うことがたくさんあるのだろうと思ったりします。結果もありますが、その過程でどれだけのことができるかが大切だと思いますので、ファイターズには、これからも変わらず突き詰めて欲しいと思っています。

 さて、今回のブログではファイターズで学んできたことを自分なりに整理して書こうと思います。

 このチームが「組織力・チーム力」また「リーダーシップ」という言葉を大切にしていることは、監督・コーチ陣がよく普段から口にされているので、学生たちはよく知っていると思います。今年のスローガンである「ALL for ONE」も「全員がひとつになって、日本一になる」という思いから決めたスローガンです。この1年は、この言葉をよく口にし、耳にし、都度いろいろなことを指摘されていたことを思い出します。初めは前で発言することすら自信がなく、反省もいろいろ出し合ったのですが、シーズンが深まるにつれて、皆自分の思いを持って自主的に行動できる人間が増えていきます。自分ができていたかどうかはわかりませんが、少なくとも部員を見ていて「自責」を理解し、顔つき、行動が変わっていくことは、主務をしていた中での「喜び」でありました。チーム作りをする上でよく「ベクトル」の話が挙げられますが、この部員達の変化によって、池永を中心にチームが一つの方向に向かい自分たちの持っている力を発揮しやすい精神状態に近づいていきました。スローガン(勝ち方、方向性)を部員が理解、共有し、それを学年関係なく取り組むことができたことは、「学生日本一、三連覇」の原動力としては大きかったと思います。
 先日、ある本を読みました。時間ができたので何気なく買った本なのですが、ファイターズのことが書かれてあるのかと思ったほど、強い組織、優れたリーダーシップについて記されていました。それもそのはず、経営者としての基本である「リーダーシップ論」を世に広めた方の著書でした。スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」という本です。あとから知ったのですが、かなり有名な方の本なので内容は割愛させてもらいますが、その中に気になる言葉がありました。「自分で考え、行動する本当の”大人”になる」と、「仲間と手を取り合い大きな成果を出す」。ファイターズで言うところの「一人前の人間になる」と「社会人チームを倒して日本一になる」という共同体(チーム)での目的が明確であるということです。この上で、日々の習慣としていくつか挙げられているのですが、まさしく4年生になって学んだことでした。
 言葉自体は短いですが、これを自身が理解した上で行動することは至難です。頭で理解したまま終わる人や、明確な目標を持たずにがむしゃらにやって遠回りする人、理屈は嫌いと言って理解を拒絶する人、いろんな人がいると思いますが、これを実際にすることは本当に勇気が要り、なかなか一人では行動に移すことができません。だからこそ、このチームにいる間に是非とも仲間を頼ってでもいいから自分自身を変えるためにがむしゃらになって欲しいんです。私もよく幹部、4年生を中心に怒られました。本当に情けない気持ちだったし、いっそのこと逃げたいと思うことの方が多かったですが、その思いすらも同期の仲間は理解し、手を差し伸べてくれました。この関係性に気づけてから、些細なことではぶれない気持ちができました。
 それほどこの言葉には重みがあり、我々ファイターズを支えた言葉でもあります。2・3月ファイターズではミーティング合宿を行いますが、そこでは学年を織り交ぜて話し合いをします。この時期にファイターズという組織の考え方を学びます。自分がどうしていくべきなのか不安な人も多い時期ですが、その中で考え方を学ぶことでフットボールをする上での基礎を作ることができます。部員の中には、ミーティングばかりでつまらない、早くフットボールがしたいという者もいますが、ファイターズの基礎・ファンダメンタルが定まっていない人間は、実際試合に出場しているのも少ないはずです。逆にこの考え方は、役割やポジション関係なく学び、実践することができます。この考え方を早くから学び実践する人が増えれば、磐石な体制を築くことができるはずです。これは、スタッフ・選手関係ありません。出番がない人にも試合中、仕事の役割が与えられていることと同様、全てはチームのためなのです。チームへの行動、言動がチームを弱くすることも強くすることもできます。
 引退して改めて言うのも変かも知れませんが、シーズンを通して私達に、この考え方を具体的に噛み砕き我々を導いて下さった監督・コーチ陣には頭があがりません。本当に感謝しています。
 最後の最後まで同期、部員に頼りっぱなしの主務でしたが、このチームでやってきた経験はかけがえのない財産です。社会人になっても何か壁にぶつかったり、迷い、悩んだ時にファイターズでの教訓を糧に粘り強く戦って行きたいです。卒業生にとって、ファイターズは学生時代の大半をつぎ込んだかけがえのないチームであり、なにものにも代えがたい経験と最高の仲間を作ることが出来た場所です。

 拙い文章で読みにくいブログでしたが、最後の最後までお付き合いいただきありがとうございました。このブログに取り組ませていただいてたくさんのことを学びました。引き続きFIGHTERSへのご支援ご声援よろしくお願いいたします。

多田 健一郎

2014年01月06日

引退

 更新が遅くなりましたが、2014年1月3日、オービックシーガルズに敗れて引退しました。3度目の正直と意気込み、それに対しての準備をし、チームとしても成長して望みましたが、社会人の壁は高く、またもや敗れました。もう我々4年生はあのオービックに対戦するチャンスはありません。本当に悔しいです。後輩には、こんな形になって申し訳ないですが、来年、ライスボウルで闘志を燃やして社会人の前に立っていることを願います。そして、必ず勝利を収めてほしい。長くて平坦な道のりをFIGHTERSは選ばない。自ら茨の道を突き進む勇気を持ってこれからもFIGHTERSらしく、戦っていって欲しいです。
 昨年は試合が終わった後、「虚無感」と「恐怖」が襲ってきたのですが、今年は「虚無感」と「感謝」の気持ちでした。心の底からいろんな人に感謝したいという気持ちが自然と出てきました。大学4年間フットボール漬けの毎日でしたが、これ以上ないと思うほど充実した環境が整っていました。監督・コーチ陣の指導を始め、切磋琢磨できる仲間に恵まれ、体育会の熱い仲間からの支えもあり、ここまで続けて来られました。そして試合では本当に多くの方々から声援をいただきました。言葉で言い表せないほど、感謝しています。自分の中でもまだ、整理ができていない部分が多いので、また追って最後の更新をしたいと思います。
 最後となりましたが、2013年度FIGHTERSを応援して下さり、本当にありがとうございました。この一年間で培ってきたものを糧にして、4年生は新しいフィールドで、3年生以下は新しいチームで邁進できるよう頑張りますので、今後共変わらぬご声援よろしくお願いします。

2013年12月30日

「ALL for ONE」

 いよいよ目指してきたライスボウルまで4日と迫った。対戦相手は3年連続オービックシーガルズ。リベンジマッチである。
 2013年1月3日、オービックシーガルズに残り10秒で逆転をされ、敗北。そこから2013年度FIGHTERSはスタートした。シーズン当初は、底知れぬ「不安」と「焦り」、「怒り」、「迷い」が錯綜していた。前年度からの戦力ダウンに加え、チームをどうすればいいのか、今何をすべきなのか、迷いながらのスタートであった。試行錯誤が続く中で幹部が決定し、少しづつチームが動き出した。池永を先頭に4年生として自覚を持って行動する者も出てきた。しかし、自分たちを突き動かすものが足りていなかった。「悔しさ」は嫌というほど知っていて、必死なのに、何故かうまくいかない。結局のところ、自分達がどうやっていくのか、どうすれば勝てるチームを作れるのかが不透明だった。
 そんな中、スローガン「ALL for ONE」が決まった。いろいろな候補が出た中でこの言葉になったのは、自分たちの「弱さ」を自覚した上で、全員が一つになって「日本一」になろうと決めた言葉だ。我々が困難にぶつかった時、チームが割れそうになった時、助けになったのは、いつもこの言葉だった。そして、失敗をしながらも成長し、それを糧としてやってきた。春シーズン、夏合宿を経て、徐々にチームが1つになっていくのを感じ、その結果、まだ完全とは言えないが、リーグ優勝、そして甲子園ボウル優勝という形に表れたのだと思う。
 そして我々は今年も挑む。我々の目標である「日本一」を何度も退け、王座に君臨し続けるオービックシーガルズに。我々は今こそ更なる高みを目指して1つになる必要がある。先輩たちを引退させたあの「悔しさ」を思い出し、何のために今まで苦労をしてきたのかを自身、部員に再度問いかけたい。全てはオービックシーガルズを倒すため。何が何でも勝つために全員でやってきたはずだ。もっと出来るはず、もっとストイックに自分たちを追い込み、求め合い、想定して、高みに追いやることができるはずだ。それでこそ成長し、社会人との差を埋める原動力となる。
 私のようなプレーをしない人間がこういった事を言っても現実味がないかも知れないが、具体的な相手が明確であり、ライバルとして追い求めた相手と当たるからこそ、そこで更に成長することが出来る。チームとして戦う以上、スタッフも戦う意思をもって、最高の環境作りをこれでもかというほどこだわってやり抜きたい。全ての準備をキックオフ直前までやり切り、全ての役割を試合終了までやり切ることが、我々4年生の使命だと思う。

 本当に今まで多くの方々に支えられてここまで来ました。未熟な我々にご指導ご支援をいただいているOB/OGの方々、様々な形でサポートしていただいている学院関係者の方々、そしてどんな天気にも関わらず駆けつけてくださり圧倒的な声援を送ってくださるファンの皆様に、本当に感謝しています。
 我々の本当の戦いはここからです。ライスボウルでの3時間、厳しい戦いになりますが、最後の1分1秒までお付き合い下さい。その気持ちに応えられるよう、必ずや「日本一」を達成します。
 それでは、1月3日 東京ドームでお会いしましょう。
 よいお年をお迎えください。