2015年11月24日

敗北

 立命館大学とのリーグ優勝をかけた試合は27−30という結果で敗北し、今年度のファイターズは関西学生リーグ2位という結果に終わりました。試合終了後にスタンドを見上げてみると、本当に多くの方に応援して頂き、支えられていたということを感じました。スタンドに来て応援してくださった皆様、テレビの前で応援してくださった皆様には本当に感謝しております。
 正直なところまだ気持ちの整理が出来ておりませんが、私たちは2週間後の12月6日に富士通スタジアム川崎で行われるTOKYO BOWLへ出場します。チームが掲げていた目標とは異なりますが、それでも最後に私たちは勝利して終わります。この2週間、目の前の相手に勝つために全力で取り組みたいと思います。

2015年11月21日

腹を括って

 立命館大学戦が目前に迫ってきました。関西学生リーグ最終戦を全勝同士で戦います。これまでの6試合の内容から、立命館大学が強敵であることは周知の事実であり、厳しい戦いになることは明らかです。今までの人生の中で、これほどまでに「負け」を意識したことはありません。この試合に勝つか負けるか。それによってこの先続けられるかどうかが決まります。「この試合に負ければ引退」ということはリーグ戦全てにおいて変わらないのですが、最終戦では特別に意識してしまいます。
 この2週間、私たちは立命館大学に勝つために練習をしてきました。どのレベルまで成長できれば勝てるのかは誰にもわかりません。死に物狂いで練習しても勝てるかどうかわからない相手に挑むこの状況は、今までのどの試合よりも「負け」を意識させられます。思い起こせば、私が関西学院高等部の3年生の秋、関西決勝で大阪産業大学附属高校に負けて引退しました。その次の日、私は学校に行くのがとてつもなく嫌でした。私たちなりに必死にやってきたことが通用せず、後悔や脱力感で何もやる気が起きなかったことを憶えています。負けた翌日はこんな気持ちになるのかと、何か自分の中にあった大きなものがどこかへいってしまったような気持ちでした。
 今私たちが抱えているどうしようもない不安は、拭いきれないものであると思います。その不安はなぜ生まれるのか。それはどこかでやり残したことがあるからかもしれません。あの時こうしていればよかった、ここはもっと詰め切ることが出来た、なぜこうしなかったのか、考えれば考えるほど出てきます。不安を打ち消すことは出来ません。なぜなら、その不安はこれまでの行動の結果だからです。だからこそ、それと正面から向き合い、そのうえで「腹を括って」試合に臨むのです。
 関西学生リーグ最終戦、チーム全員一丸となって臨みます。

2015年11月03日

学生スポーツの意義とは

 学生スポーツの意義とはなんだろうか。中学部からフットボールに関わってきて、学生スポーツの意義について考えることが多くありました。学生の本分は勉強です。それは日本国内、ひいては世界中の常識であると思います。学校とは学ぶことを目的とした場所であり、そこでスポーツに力を注ぐということはどのような意味があるのでしょうか。私は人間性という部分においてその意義があると思います。
 世間一般において、最近は体育会へ向けられる視線が厳しくなっています。体育会として活動する上で、「競技的成長」と「人間的成長」の二つの成長が目的として挙げられます。当たり前の話ですが、どちらか一方だけの成長を目指す団体は体育会として活動する価値はありません。競技を通じて得られる「人間的成長」が体育会で活動する意義であり、ただ強いだけでは意味を成しません。
 「一人前の人間になる」ということを目的として私たちは活動しています。いつも鳥内監督がおっしゃっているその目的は、口で言う分には簡単なことに感じるかもしれません。しかし、実践することは本当に難しいことだと思います。グラウンドで死力を尽くして練習していても、日頃の行いが悪ければその程度の人間だという事になります。もちろん私たちは日ごろの行いを良くするだけが目的ではありません。ただ単に、モラルを徹底するだけの部ではありません。日頃の行いを徹底するのはなぜか。それは私たちが学生スポーツをしているからです。私たちには他大学や社会人チームのような実力はありません。だからこそ、常日頃の行動から高いレベルを徹底することが、勝つために必要となるのだと思います。
 昨日の覇業交歓で、私たちアメリカンフットボール部は池内杯を受賞させていただきました。受賞する部を決めるにあたって、その年度(昨年の覇業交歓から今年の10月まで)の戦績・部のまとまり・部員の態度などを総合して決定されるそうです。この選考にあたっても戦績以外の項目が重要視されています。私たちが体育会として活動する上で、その根底となる行動規範がなければただの烏合の衆であり、私たちが目指すべきなのはそのような集団ではありません。「どんな人間になるのか」、そのための行動を積み重ねることが私たちの力となるのだと思います。
 関西大学戦、続く立命館大学戦と関西学生リーグの大一番です。ご声援のほどよろしくお願いいたします。

2015年10月16日

突き詰める

 ブログの更新が少し空いてしまいました。申し訳ございません。早いもので第4節が終了し、リーグ戦の折り返しを過ぎました。神戸大学戦までの練習では、監督・コーチから厳しいお言葉をいただいていましたが、結果としては、前節の試合より成長できたものであったと思います。ディフェンスは完封という目標を達成できませんでしたが、オフェンスは目標であった7TDを獲ることができました。もちろん今のままでは終盤のビッグゲームで勝利できる状況ではありませんが、何とか前に進めることはできていると感じています。
 「グラウンドにおるだけで上手くなった気でおる」。試合一週間前の練習で監督から指摘されました。私たちは全体練習の前の早い時間から自主練習として練習を行っていますが、その自主練習の中に目的意識が見えなかったのでしょう。練習後のハドルでいつも話していることも、言っている本人が実行できていなければただ口うるさく偉そうに話しているだけになってしまう。反省は反省として、表れている課題を潰していくにはどうしなければならないのか。それを本当に出来ているのか。そしてそれが出来ているのかどうかをチェックして修正していくのはリーダーの役目ですが、リーダーたる4年生の中にできていない者がいる。4年生は全員がリーダーです。今のままでは、「ただの口うるさい上級生」であるということを気づかされました。
 これまでの先輩方の主務ブログを読んでいると、同じような状況になっている時の記事がありました。多くの代が同じような問題に突き当たり、その解決にただならぬ苦労をしたのだと思います。先日の試合後にコーチからも指摘を受け、今の練習が本当に勝てる雰囲気なのかということを考えています。「ただ厳しい言葉をかけている練習は、それだけでは決して良い練習にならない。なぜ失敗をしたか。そこを突き詰めて考え、その過程が間違っているなら厳しく指摘し修正する。その積み重ねが、勝つための練習になる。」とコーチからも助言をいただきました。恐らく今はただ「厳しい雰囲気を作っている」だけのものになってしまっているのではないかと思います。厳しい雰囲気の中で練習することは確かに必要ですが、そのせいで思い切ったプレーができていない、ミスを恐れて安全な方法に逃げる、そのような練習では、この先勝ち続けていけるチームにはなっていけません。今日の1回の練習は何のための練習なのか。そこを突き詰めて日々の練習を目標に繋げる練習にしていきたいと思います。
 次節、近畿大学戦はエキスポフラッシュフィールドで16:20開始となっております。これまでと環境が異なった試合となりますが、やることに変わりはありません。全力で勝利に向かいます。

2015年09月24日

一分一秒を全力で

 リーグ戦第2節の京都大学戦は何とか勝利することができました。伝統の関京戦が王子スタジアムで開催されるという、例年にはない状況。結果は勝利することができましたが、内容はとても勝ったと言えるものではありませんでした。ドライブを許し、ロングパスを何度も通されるディフェンス。反則を繰り返すオフェンス。最後の整列中に「これで勝ったんか」という声を真正面から受けました。部員の多くもこの声を覚えていました。私自身も部員の皆もこの試合でやりきったという思いはなかった。しかしこの言葉によってやりきれなかった悔しさがより浮き彫りになりました。ですが、勝つことができたことによって、私たちはこれからも目標に向かって進むことが出来ます。そして今回の試合を糧にできるかどうかは、すべてこれからの取り組みにかかっています。
 今週から秋学期の授業が始まりました。夏休み期間中は部員全員が同じようなスケジュールで動いていましたが、授業が始まると部員それぞれが異なったスケジュールで動くようになります。授業に出席するために、これまでは十分にとれていたミーティングと筋力トレーニングの時間が少なくなってしまいます。先日の練習後にも鳥内監督が「時間の使い方を考えなあかん」とおっしゃっていました。グラウンドにいるとき、授業外でのフリーのとき、どのように時間を配分して費やしていくのか。与えられている全ての時間を、今年の目標を達成するための時間にすることが必要ということだと思います。社会人に勝つために、今の自分には何が足りていないのか。パートには?チームには?一人一人が勝つために一分一秒を全力でかけられるように行動していきたいと思います。

2015年09月10日

特別な相手

 桃山学院大学との初戦を50-0で勝利し、第2節での京都大学戦に臨みます。私は京都大学との対戦は第5節でしか経験していません。京大戦をこれほど怖いと感じたのは初めてです。
 京都大学との試合は伝統の「関京戦」という特別な位置付けにあります。これまでの何十回という対戦の中でその度に歴史に残る戦いをしてきました。それは第2節であろうと第5節であろうと変わらないはずです。京都大学がこの一戦に懸ける気持ちは最終戦にかけるものと同じ。死にもの狂いで、本気で私たちを倒しにきます。他のすべてを投げ出してでも私たちに勝つ、倒しに来るのが京都大学です。
 第1節の試合終了後、監督は試合を振り返ってこのようにおっしゃいました。
 「今回の試合は、これから対決する相手に良いビデオを贈る結果になってしまった。層が薄い。まだまだあかん。」
 私たちの課題は明確に現れている。多くの課題が残っているこの状況で京都大学との試合を迎えることに大きな不安を感じています。ただでさえ強い気持ちを込めてくる相手に、多くの課題を残す状況で、例年より短い準備期間で臨まなければならないのです。
 しかしこの状況の中で、現在の練習の中には「危機感」が足りていません。心のどこかで「勝てるだろう」という慢心があるのではないか。2004年の敗北を最後に、それ以降は京都大学相手に負けていないこともそうなっている一つの要因かもしれません。そのような慢心は油断を生み、思わぬ結果を招きます。昨年までの結果は今年には何も関係ありません。昨年の結果は昨年のチームが得たもので、私たち今年のチームが勝手に強くなることはありません。
 京都大学との試合まであと3日。全身全霊をかけ本気で私たちを倒しに来る京都大学を相手に、私たちは今の全力で戦うしかありません。そのための準備期間は限られています。1分1秒を勝つために繋げていきます。

2015年08月25日

自分次第

 先週に夏合宿を終えて、そして今週末には早くもリーグ初戦を迎えます。
 8月1日から始まった上ケ原の練習では、昨年よりも気温等の値が下がる時間が遅く、17時にようやく練習が開始できるという状況が続いていました。17時までの時間についても日陰でしか練習できず、十分に練習できない日がほとんどという状況です。それに加え、7日と8日の練習が雷により中止となってしまい、本来オフであった9日の午前中に急遽練習を行いました。
 そんなバタバタもありましたが、今年も例年同様に8月10日から18日の8泊9日の日程で夏合宿が行われました。期間中は天候に恵まれ、昨年と比べると日差しが強く気温が高かったですが、それでも上ケ原と比べると格段に練習に適した環境でした。
 テスト期間終盤から合宿までの期間で4年生は毎日ミーティングをし、各々の夏合宿での目標とこだわりを話し合い、「チームをどうするのか」「学年をどうするのか」「自分がどうなるのか」ということについて考えました。夏合宿はチームが変わる最後のチャンスだと毎年言われますが、今年もまさにその通りであったと思います。社会人を倒して日本一という目標を掲げたこのチームが、普通の取り組みをしていてはその目標を達成することは到底出来ません。今までの「普通」の取り組みからチームが「変わる」最後のチャンスがこの夏合宿であると認識し、4年生は各々の目標を決めました。
 この夏合宿を過ごす中で、合宿中の全体ミーティングで大村コーチがおっしゃった「全ては自分次第」という言葉が特に印象に残っています。チームを変えることもパートを変えることも自分自身を変えることも、突き詰めて考えるとこの言葉に集約されるのではないかと思うのです。チーム、パート、自分をどうしたいのか。その思いを行動に移せるかどうかは結局のところ「自分次第」です。この合宿という全てをフットボールにかけられる環境は、誰しもがその思いを表現しやすい環境ですが、その環境を利用して自分を変えられるかは結局のところ「自分次第」であると思います。
 合宿を終えてチームは少しは変わったと思います。現在は初戦に向けた練習を開始しており、30日から始まるリーグ戦を一戦一戦勝ち抜き、目標である「社会人を倒して日本一」を達成するために常に社会人を意識して日々取り組んで参ります。

2015年08月10日

夏のシーズンイン

 定期試験期間が終了し、8月1日から夏の練習がスタートしました。今年度から就職活動が8月1日解禁となり、例年と比べて遅い時期からの開始となりました。夏の本格的な練習開始、そして夏合宿を前にしたこの時期に4年生がなかなか全員が揃わないという状況です。4年生の不在がチームにどう影響を与えるのかという不安や、この状況でチームが一つにまとまることができるのかという不安がありました。
 そうこうしているうちに、1日から7回の練習が終わり、本日より東鉢伏高原・かねいちやにて合宿に入ります。チームが一つのところに寝泊まりしてフットボールに集中できる最高の環境です。そしてチームが一丸となるために、4年生にとっては変わることのできる最後のチャンスの場となります。8泊9日、全身全霊をかけて臨みます。

2015年07月28日

あっという間の春シーズン

 皆様、ご無沙汰しております。春シーズンが終わり、ようやく第2回目、というより実質1回目ですが、主務ブログを書かせていただきます。お待たせて申し訳ございません。
 個人的な感想なのですが、4月18日の慶応義塾大学戦から始まった春シーズンは、これまでの4年間の中で最も早く過ぎ去っていきました。先輩から「4年は時間が過ぎるのが早い」とよく言われていたのですが、まさにその通りでした。
 あっという間のこの春シーズンを過ごす中で、チームとして、一部員としての様々な問題と、それに対する正解のない自問自答がありました。部員それぞれが多くの失敗を経験してきたと思います。また、日々の練習の中で選手、スタッフ関わらず様々な失敗を積み重ねました。個人的なもの、チーム全体に関わるもの、他から見て分かるとても初歩的なもの、失敗をした本人でしか気付けないもの、内容は様々です。その失敗をどれだけ改善できるか。それが春シーズンを通して得られるものであると思います。
 私自身も失敗が多く情けなくなってしまいます。「なぜこの時こんなことをしてしまったのだろう」「なぜこうしなかったのだろう」「なぜもっと考えて行動しなかったのだろう」ということが頭の中で次々と思い浮かび、後悔が絶えません。失敗をしたその場その場でとても情けない思いをしましたし、仲間から厳しいことを言われたこともありました。
 しかし、後悔しているだけではだめです。失敗を受け止め、どう活かしていくのか。これが重要だと思います。失敗を仲間と共有し、絶対に同じことが起きないようにするようにしなければいけません。失敗は自分の行動で取り返さなければマイナスのままチームに悪影響を与えてしまいます。
 と、偉そうに言っていますが、私を含め私たちは目標に向けて行動していくしかありません。テスト期間が明けると、本格的な練習が始まっていきます。春の失敗を受け止め、精査し、改善して、目標に近づくために、この夏本気で取り組んでいきたいと思います。

2015年04月17日

2015年度主務ブログスタート

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 はじめまして。2015年度主務を務めさせていただきます西村拓弥と申します。
 まず初めに、2015年度主務ブログの始動が遅くなってしまったことをお詫び申しあげます。今年度もこのブログを通じて部の近況を伝えていけたらと思います。これまでの先輩方の文章からすれば稚拙なものになってしまうかもしれません。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。コメント等も寄せていただけると励みになりますので、あわせてよろしくお願い致します。

第1回目の今回は私の簡単な略歴を紹介させて頂きます。

2006年
 関西学院中学部に入学。タッチフットボール部に入部し、3年間RBとして活動。

2009年
 関西学院高等部に進学。1年間RBとしてプレイし、2年の始まりの時期にMGRへと転向。3年時には主務を務める。

2012年
 関西学院大学商学部に進学し、アメリカンフットボール部に入部。1年時よりMGRとして活動。2・3年時にはリクルートとスポッターシステムを担当。2015年度主務に就任。

 1月3日のライスボウルが終了してから早3か月。3月21日のプリンストン大学戦もあり、慌ただしく新チームはスタートしました。
 プリンストン大学戦では、普段の試合ではできないような貴重な経験が多くありました。始動して間もなかった私たちは至らない部分が多く、関係者の皆様や2014年度4年生の先輩たちには感謝しきれないほど助けていただきました。まだまだ至らない私たちですが、この試合を通じて現状を再認識できたことは今後の成長に繋がると思います。
 今年度、私たちFIGHTERSは、主将橋本と副将木下、作道、田中雄を中心として「社会人を倒して日本一」という目標に向かって全力で取り組んで参ります。その取り組みをこのブログを通じて少しでもお伝えできればと思います。
 今週の土曜日18日には、真の2015年度チームの初戦となる慶應義塾大学戦が行われます。目の前の勝負1つ1つにこだわっていきます。
 今年度も皆様の暖かいご声援を宜しくお願い致します。

関西学院大学体育会アメリカンフットボール部
2015年度主務 西村 拓弥