2016年03月27日

負けの要因

 3月20日に春季全体二次合宿を終えました。今回の合宿からはトレーニングだけでなく、フットボールに向き合う時間を増やし、1日1日強く、そして上手くなる為に過ごすことができる毎日でした。1月から取り組んできた、グラウンドで自分の感情をぶつけ合うこと、自分を表現することは、少しずつ成果として見えるようになってきました。
 しかし一方で、浮き彫りになったのは1つ1つの「雑さ」でした。Hit、Tackle、Catch全てをどのレベルで誰を相手に想定してやるのか。それを認識しながら練習している人間がまだまだ少ない。周りで見ている人間が、「そのミスでチームが負ける」という怖さを伝えなくてはならない。私はホルダーとして、キッカーと共にその自分のミスひとつで、チームを負けさせてしまう、という恐怖と闘い続けてきました。どの試合よりも、毎日の練習の方が怖い。そんな練習をしないと、今のままでは、いざ大一番でビビってしまって自分のパフォーマンスを十分に発揮できない選手が多いのではないかと感じています。
 先月行われたファイターズファミリー壮行会で、中学部顧問の西村径展先生がスピーチの中で次のようにおっしゃっていました。
 「勝つ要因は相手にあり、負けの要因は自らにある」
 私たちはよく「勝つ確率を1%でも上げるために」と言っていますが、これまでのシーズンで私たちが勝ってきた理由は相手がミスをしてくれていた結果であり、反対に昨年は自分たちがミスを犯した結果、立命館大学に敗れました。つまり言葉を裏返せば、「負ける要素」を1つずつ確実につぶしていく必要があるということです。下手くそだからこそ必死で練習をして、お互いに高い基準を求め続ける。初戦まで残り23日。目の前の1つ1つを全力で挑み続けます。

2016年02月29日

“Toughness” 

 こんにちは。2回目の更新です。
 第1回目の投稿の後、様々な方から「読んだよ!」とお声をかけていただき、FIGHTERSを応援してくださっている方の多さを実感しました。これからも頑張って更新させていただきます。
 さて、2月の15日から21日まで春季一次全体合宿を行いました。この一次合宿は私にとって今年で3回目ですが、あらゆる合宿の中でも最も過酷で地獄に近い記憶があります。その映像の一部を昨年テレビで取り上げられたこともあってご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、山奥にこもってその土地をフル活用するトレーニングをこれまで経験してきました。今回は種々の事情で学校で行われたこの合宿、今までと同じ合宿をしないために、私たちはチームとして2つのコンセプトを掲げました。
 “心身ともにToughに”
 “己を表現する”
 秋シーズンになれば耳にしてきた「俺らは立命や社会人に1対1やったら負けている。だから精密さで勝負しよう」というこの言葉。1playの理解を極限まで突き詰めて精度で勝負するというのは、FIGHTERSが王者であり続けてきた大きな要因ではあると思う。しかし、それがどこかフィジカルから目を背け、戦術で勝負しようという「逃げ」になっていたのではないか。1対1で勝負できないと、精度にも限界がある。そういう意味を込めてタフになるという目標を立てました。
 “己を表現する”というのは、自分の「勝ちたい!」という想いを表現しようということです。FIGHTERSでは「一喜一憂するな」とよく言われます。勝って初めて喜べばいい、と。しかしそれがどこか「自分の気持ちを出すのは悪いこと」と勘違いし、その結果、昨年のチームは1人1人が自分の本音を隠して縮こまってしまいたように思います。練習中からの本気の勝負や喧嘩、やられたらやり返すという「おもろいFootball」をもう一度取り戻そうという意図で立てました。
 合宿を終えての感想は「これで良かったんかな」というものでした。確かに体は大きくなり、例年の合宿より全員が前向きにトレーニングに向き合い、自分の殻を破って出てきた選手もいました。ただ、これで彼らに近づけたのか。きっと立命も同じようなトレーニングをやっているはず。どこで差をつけに行くのか。自分たちのコンセプトはどれくらい達成できたのか。合宿を終えたときにチームの何人がそう感じることができたのか、とても不安になりました。この合宿をスタートにして、次のステップに進むために、良いチームから勝てるチームへと変化が問われている時期です。根性や気持ちを出して頑張るのは当たり前。「勝つために」何をするのか。AgilityやHitの1つから何にこだわって立命や社会人と差をつけるのか。春の初戦まであと1ヶ月半。皆様に新しい2016年のFightersをお見せできるように、春学期の授業が始まるまでのこの期間が勝負だと思って過ごしていきます。
 チームが進んでいけば新たな不安が生まれ、それに向き合えばまた新たな悩みの種が出てきます。きっと1月3日まで不安や悩みが尽きないことはないと思います。それをチームの成長のチャンスととらえてどれだけ前向きに挑めるのか。タフな男になります。

2016年02月15日

2016主務ブログスタート

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 はじめまして。2016年度FIGHTERSの主務を務めさせていただきます、石井 宏典(いしい こうすけ)と申します。1年間「チームの今」を皆様に伝えていきたいと思います。ここ数年、このブログの更新数が減ってきているので、今年度はしっかりと伝えていきたいと考えております。至らぬ部分が多くございますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

 はじめに、私の簡単な略歴を紹介させていただきます。

2007年 啓明学院中学入学
 タッチフットボール部でQBとして春シーズンに関西優勝を経験

2010年 啓明学院高等学校に進学
 アメリカンフットボール部にQB/H(ホルダー)として所属
 高校3年時に関西大会で、42ydのサヨナラFGを経験

2013年 関西学院大学総合政策学部に進学
 神戸三田キャンパスから通うこともあり、H(ホルダー)としてチームに貢献することを決意
 幸いにも1年時の関西大学戦より昨シーズンまでほぼ全ての試合に出場

 そして今年度、主務に就任しました。
 創部以来初の選手兼主務でありますが、チーム状況や自分たちが勝つためにもう一度「主務」という存在の意義を4年生で話し合った末の決断です。歴代の主務はマネージャー(MGR)から選出されていた為、私と同じく立候補していたMGRの小桜にとっては本当に究極の選択であったと思いますが、彼は「チームの勝利」のために様々な恐怖と闘う覚悟を決め、プライドを捨て、私に託してくれました。
 私は彼をはじめとするこのチームの学生スタッフ全員の想いも背負って、主将・山岸と共に、「人間としてタフな集団」を作っていきたいと考えております。
 まだまだチームも私自身も未熟でございますが、自分自身が「最後の1Playを託される男」をこれからも追求してまいります。そして、昨年の借りを返すべく、1日1日を大切に全力で取り組んでまいります。
 今年度も皆様の暖かいご声援をよろしくお願いいたします。

関西学院大学体育会アメリカンフットボール部
2016年度主務 石井 宏典

2015年12月17日

何を遺すか

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 先日の日本大学との試合、東京ボウルは17対17で引き分けという結果に終わり、2015年度ファイターズは、この試合をもってシーズン終了となりました。
 まずは今年ファイターズをずっと応援してくださった皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。東京ボウルは関東での開催でしたが、「そんなことは関係ない」と言わんばかりに埋まっている満員のスタンドを見て、このチームで4年間やれたことは幸せなことであったと感じました。チームは様々な人の助けがあってこそ成り立つものであると重々分かっているつもりでしたが、改めてそれを思い起こさせるスタンドでした。これまで、様々な方に協力していただいたこと、様々な方にご迷惑をお掛けしたこと、全てが今年のファイターズを形作るものになったと思います。本当にありがとうございました。
 最後は勝って終わりたかった。この一言に尽きます。立命館大学との試合後、日本大学に勝つために過ごすと決めました。勝って終わると決めて2週間を過ごしました。その結果が引き分けでした。この試合が、泣いても笑っても今年度ファイターズ最後の試合。1月3日にライスボウルで負け、「社会人を倒して日本一」を掲げて始まったチームの取り組みの結果が引き分けでした。それだけのことだったと言えば、そうなるのでしょう。ただ、この結果に意味がなかったとは思いません。
 「何を遺すか」。この2週間、4年生に与えられたテーマであったと思います。本来なら引退しているはずのこの2週間で、後輩たちに何を遺せるのか。私たち4年生はリーグ戦準優勝という結果に終わってしまいました。このことをただ単なる結果として終わらせてしまうのか、来年以降の後輩たちに遺すべきものとして活かすのか。私自身、立命館大学戦まで後輩たちに遺せたものは全くありませんでした。全くもってふがいない私に、最後までついてきてくれた後輩たち。本当に迷惑ばかり掛けました。その後輩たちのためにも何かをしなければと決めて2週間を過ごしました。
 まだ何か伝えられていないことがあると思います。グラウンドで表現できる期間は終わってしまいましたが、それ以外で伝えられることがまだたくさんあると思います。現役を引退しても、私たちはファイターズの一員です。立場が変わってもファイターズのために、後輩のために出来ることをしたいと思います。

2015年11月24日

敗北

 立命館大学とのリーグ優勝をかけた試合は27−30という結果で敗北し、今年度のファイターズは関西学生リーグ2位という結果に終わりました。試合終了後にスタンドを見上げてみると、本当に多くの方に応援して頂き、支えられていたということを感じました。スタンドに来て応援してくださった皆様、テレビの前で応援してくださった皆様には本当に感謝しております。
 正直なところまだ気持ちの整理が出来ておりませんが、私たちは2週間後の12月6日に富士通スタジアム川崎で行われるTOKYO BOWLへ出場します。チームが掲げていた目標とは異なりますが、それでも最後に私たちは勝利して終わります。この2週間、目の前の相手に勝つために全力で取り組みたいと思います。

2015年11月21日

腹を括って

 立命館大学戦が目前に迫ってきました。関西学生リーグ最終戦を全勝同士で戦います。これまでの6試合の内容から、立命館大学が強敵であることは周知の事実であり、厳しい戦いになることは明らかです。今までの人生の中で、これほどまでに「負け」を意識したことはありません。この試合に勝つか負けるか。それによってこの先続けられるかどうかが決まります。「この試合に負ければ引退」ということはリーグ戦全てにおいて変わらないのですが、最終戦では特別に意識してしまいます。
 この2週間、私たちは立命館大学に勝つために練習をしてきました。どのレベルまで成長できれば勝てるのかは誰にもわかりません。死に物狂いで練習しても勝てるかどうかわからない相手に挑むこの状況は、今までのどの試合よりも「負け」を意識させられます。思い起こせば、私が関西学院高等部の3年生の秋、関西決勝で大阪産業大学附属高校に負けて引退しました。その次の日、私は学校に行くのがとてつもなく嫌でした。私たちなりに必死にやってきたことが通用せず、後悔や脱力感で何もやる気が起きなかったことを憶えています。負けた翌日はこんな気持ちになるのかと、何か自分の中にあった大きなものがどこかへいってしまったような気持ちでした。
 今私たちが抱えているどうしようもない不安は、拭いきれないものであると思います。その不安はなぜ生まれるのか。それはどこかでやり残したことがあるからかもしれません。あの時こうしていればよかった、ここはもっと詰め切ることが出来た、なぜこうしなかったのか、考えれば考えるほど出てきます。不安を打ち消すことは出来ません。なぜなら、その不安はこれまでの行動の結果だからです。だからこそ、それと正面から向き合い、そのうえで「腹を括って」試合に臨むのです。
 関西学生リーグ最終戦、チーム全員一丸となって臨みます。

2015年11月03日

学生スポーツの意義とは

 学生スポーツの意義とはなんだろうか。中学部からフットボールに関わってきて、学生スポーツの意義について考えることが多くありました。学生の本分は勉強です。それは日本国内、ひいては世界中の常識であると思います。学校とは学ぶことを目的とした場所であり、そこでスポーツに力を注ぐということはどのような意味があるのでしょうか。私は人間性という部分においてその意義があると思います。
 世間一般において、最近は体育会へ向けられる視線が厳しくなっています。体育会として活動する上で、「競技的成長」と「人間的成長」の二つの成長が目的として挙げられます。当たり前の話ですが、どちらか一方だけの成長を目指す団体は体育会として活動する価値はありません。競技を通じて得られる「人間的成長」が体育会で活動する意義であり、ただ強いだけでは意味を成しません。
 「一人前の人間になる」ということを目的として私たちは活動しています。いつも鳥内監督がおっしゃっているその目的は、口で言う分には簡単なことに感じるかもしれません。しかし、実践することは本当に難しいことだと思います。グラウンドで死力を尽くして練習していても、日頃の行いが悪ければその程度の人間だという事になります。もちろん私たちは日ごろの行いを良くするだけが目的ではありません。ただ単に、モラルを徹底するだけの部ではありません。日頃の行いを徹底するのはなぜか。それは私たちが学生スポーツをしているからです。私たちには他大学や社会人チームのような実力はありません。だからこそ、常日頃の行動から高いレベルを徹底することが、勝つために必要となるのだと思います。
 昨日の覇業交歓で、私たちアメリカンフットボール部は池内杯を受賞させていただきました。受賞する部を決めるにあたって、その年度(昨年の覇業交歓から今年の10月まで)の戦績・部のまとまり・部員の態度などを総合して決定されるそうです。この選考にあたっても戦績以外の項目が重要視されています。私たちが体育会として活動する上で、その根底となる行動規範がなければただの烏合の衆であり、私たちが目指すべきなのはそのような集団ではありません。「どんな人間になるのか」、そのための行動を積み重ねることが私たちの力となるのだと思います。
 関西大学戦、続く立命館大学戦と関西学生リーグの大一番です。ご声援のほどよろしくお願いいたします。

2015年10月16日

突き詰める

 ブログの更新が少し空いてしまいました。申し訳ございません。早いもので第4節が終了し、リーグ戦の折り返しを過ぎました。神戸大学戦までの練習では、監督・コーチから厳しいお言葉をいただいていましたが、結果としては、前節の試合より成長できたものであったと思います。ディフェンスは完封という目標を達成できませんでしたが、オフェンスは目標であった7TDを獲ることができました。もちろん今のままでは終盤のビッグゲームで勝利できる状況ではありませんが、何とか前に進めることはできていると感じています。
 「グラウンドにおるだけで上手くなった気でおる」。試合一週間前の練習で監督から指摘されました。私たちは全体練習の前の早い時間から自主練習として練習を行っていますが、その自主練習の中に目的意識が見えなかったのでしょう。練習後のハドルでいつも話していることも、言っている本人が実行できていなければただ口うるさく偉そうに話しているだけになってしまう。反省は反省として、表れている課題を潰していくにはどうしなければならないのか。それを本当に出来ているのか。そしてそれが出来ているのかどうかをチェックして修正していくのはリーダーの役目ですが、リーダーたる4年生の中にできていない者がいる。4年生は全員がリーダーです。今のままでは、「ただの口うるさい上級生」であるということを気づかされました。
 これまでの先輩方の主務ブログを読んでいると、同じような状況になっている時の記事がありました。多くの代が同じような問題に突き当たり、その解決にただならぬ苦労をしたのだと思います。先日の試合後にコーチからも指摘を受け、今の練習が本当に勝てる雰囲気なのかということを考えています。「ただ厳しい言葉をかけている練習は、それだけでは決して良い練習にならない。なぜ失敗をしたか。そこを突き詰めて考え、その過程が間違っているなら厳しく指摘し修正する。その積み重ねが、勝つための練習になる。」とコーチからも助言をいただきました。恐らく今はただ「厳しい雰囲気を作っている」だけのものになってしまっているのではないかと思います。厳しい雰囲気の中で練習することは確かに必要ですが、そのせいで思い切ったプレーができていない、ミスを恐れて安全な方法に逃げる、そのような練習では、この先勝ち続けていけるチームにはなっていけません。今日の1回の練習は何のための練習なのか。そこを突き詰めて日々の練習を目標に繋げる練習にしていきたいと思います。
 次節、近畿大学戦はエキスポフラッシュフィールドで16:20開始となっております。これまでと環境が異なった試合となりますが、やることに変わりはありません。全力で勝利に向かいます。

2015年09月24日

一分一秒を全力で

 リーグ戦第2節の京都大学戦は何とか勝利することができました。伝統の関京戦が王子スタジアムで開催されるという、例年にはない状況。結果は勝利することができましたが、内容はとても勝ったと言えるものではありませんでした。ドライブを許し、ロングパスを何度も通されるディフェンス。反則を繰り返すオフェンス。最後の整列中に「これで勝ったんか」という声を真正面から受けました。部員の多くもこの声を覚えていました。私自身も部員の皆もこの試合でやりきったという思いはなかった。しかしこの言葉によってやりきれなかった悔しさがより浮き彫りになりました。ですが、勝つことができたことによって、私たちはこれからも目標に向かって進むことが出来ます。そして今回の試合を糧にできるかどうかは、すべてこれからの取り組みにかかっています。
 今週から秋学期の授業が始まりました。夏休み期間中は部員全員が同じようなスケジュールで動いていましたが、授業が始まると部員それぞれが異なったスケジュールで動くようになります。授業に出席するために、これまでは十分にとれていたミーティングと筋力トレーニングの時間が少なくなってしまいます。先日の練習後にも鳥内監督が「時間の使い方を考えなあかん」とおっしゃっていました。グラウンドにいるとき、授業外でのフリーのとき、どのように時間を配分して費やしていくのか。与えられている全ての時間を、今年の目標を達成するための時間にすることが必要ということだと思います。社会人に勝つために、今の自分には何が足りていないのか。パートには?チームには?一人一人が勝つために一分一秒を全力でかけられるように行動していきたいと思います。

2015年09月10日

特別な相手

 桃山学院大学との初戦を50-0で勝利し、第2節での京都大学戦に臨みます。私は京都大学との対戦は第5節でしか経験していません。京大戦をこれほど怖いと感じたのは初めてです。
 京都大学との試合は伝統の「関京戦」という特別な位置付けにあります。これまでの何十回という対戦の中でその度に歴史に残る戦いをしてきました。それは第2節であろうと第5節であろうと変わらないはずです。京都大学がこの一戦に懸ける気持ちは最終戦にかけるものと同じ。死にもの狂いで、本気で私たちを倒しにきます。他のすべてを投げ出してでも私たちに勝つ、倒しに来るのが京都大学です。
 第1節の試合終了後、監督は試合を振り返ってこのようにおっしゃいました。
 「今回の試合は、これから対決する相手に良いビデオを贈る結果になってしまった。層が薄い。まだまだあかん。」
 私たちの課題は明確に現れている。多くの課題が残っているこの状況で京都大学との試合を迎えることに大きな不安を感じています。ただでさえ強い気持ちを込めてくる相手に、多くの課題を残す状況で、例年より短い準備期間で臨まなければならないのです。
 しかしこの状況の中で、現在の練習の中には「危機感」が足りていません。心のどこかで「勝てるだろう」という慢心があるのではないか。2004年の敗北を最後に、それ以降は京都大学相手に負けていないこともそうなっている一つの要因かもしれません。そのような慢心は油断を生み、思わぬ結果を招きます。昨年までの結果は今年には何も関係ありません。昨年の結果は昨年のチームが得たもので、私たち今年のチームが勝手に強くなることはありません。
 京都大学との試合まであと3日。全身全霊をかけ本気で私たちを倒しに来る京都大学を相手に、私たちは今の全力で戦うしかありません。そのための準備期間は限られています。1分1秒を勝つために繋げていきます。