2011年02月20日

2010最終回

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 ご無沙汰しております。「元」主務の柚木です。先日行われた「ファイターズファミリー壮行会」を持って正式にFIGHTERSを引退しました。
 更新するのが遅くなってしまい誠に申し訳ございません。1月末頃から書こうとパソコンの前に座り続け、一向に筆ならぬタイプが進まないまま数日間が経過しました。私は今までこのブログの本来の目的である、ホームページを覗いて下さる不特定多数の方(多くはFIGHTERSを応援して下さっている人だと思いますが)に対して、現役の立場からチームの現状報告や抱負等を通じてチームを身近に感じてもらうということに加えて、現役に対してのメッセージであったり、現役を導くためのツールとして使用してきました。最後の試合が終わった今、このブログを書こうとしたときにもう導く立場ではないんやということに気づきました。それからというもの、最終回やけど感謝の気持ちだけ伝えてさらっと終わるのか、最後も思うことを書こうか、書くとしたら何書こうか…etc。色んな葛藤があって今に至ります。いつも私の拙いブログを読んで下さっている皆様、本当に申し訳ございません!
 結局、せっかく一年間書かせてもらったブログですし、最後の最後まで「余計なお世話」をしたいなと思います。
 今思うことというと、やっぱり反省と後悔しか出てきません。ちゃんと振り返れば、自分達の取り組みで良かった点や誇りに思える点もあるのでしょうが、今はまだプラスの方に目を向けることは不可能な精神状態です。
 私が最後に声を大にして言いたいのは、「もう一度FIGHTERSが目指しているものを突き詰めて考えなければならない」ということです。FIGHTERSが70年という長い間、常にフットボール界のトップであり続けた「原動力」は何なのかを現役ももっと目を向けないといけない。FIGHTERSが目指してきて培ってきたものは、頭で理解しているだけでは無意味です。
 一年間を通して、本気のレベルが低い発言、行動、取り組みが多すぎたなと思います。周りの人に嫌われたらどうしよう。反論されたらどうしよう。といった低いレベルから抜け出すことができていない者が年々増えてきているように感じます。
 負けたやつが何を言うねん!と思うかもしれませんが、負けからこそ学ばなければなりません。
 創部70周年を迎え、80年、90年、100年を目指していくわけですが、今変わることができなければ、甲子園に行けないのが普通のことになってしまう可能性があります。
 今FIGHTERSは変化しなければならない時です。2010FIGHTERSを応援し支えて下さった方々、これからも温かく、かつ厳しく見守ってやっていただければと思います。
 本当に一年間ありがとうございました!!!!

2010年12月09日

ありがとうございました

 12月4日をもちまして2010シーズンが終了しました。2004年同様、プレーオフでタイブレイクにもつれ込んでの敗退です。前回のブログで書かせていただいた「新しい歴史」をつくることができずに引退することになりました。
 とはいえ、主務として活動する中で「日本一」の応援や支えがあることを実感することができました。本当にありがとうございました。この主務ブログにもたくさんの温かく厳しいコメントをいただき、私の力になりました。
 4年生は引退となりますが、力を貸してくれた後輩たちに伝えなければならない思いを必ず伝えてから卒業したいと思います。
 正直なところ、今はまだ自分の中で全く整理がついておりません。時間をおいてから、また改めてブログを更新させていただきます。

2010年11月30日

新たなる挑戦

 主将・平澤の試合後のインタビューにもありましたが、神戸ユニバーのメインスタンドが満員になるほど多くの方に応援に来ていただき誠にありがとうございました。これだけ多くの方の支えがあったからこそ、1度負けた我々ですが3年ぶり50回目の関西制覇という結果になったと思います。
 しかし、我々が本当に欲しいものはここからです。もっともっと成長していかなければなりません。私自身の反省としては、今回の試合でサイドラインにいる者もプレーに想いをのせることができたと思いますし、サイドラインと中に入っている11人との一体感もありましたが、一喜一憂してしまった。「チーム全員が目の前の1プレーに想いを込める」ことが私の次回への課題です。
 関西学生リーグは終了しましたが、関学・関大・立命に東海代表の南山大学を加えた4チームが、新しいスタートラインに並びました。これから甲子園ボウルへの切符をかけた戦いが始まります。と同時にここからはFIGHTERSが経験したことのない未知の領域への挑戦でもあります。3校同率優勝でのプレーオフは関西学生リーグ史上2回目のことで、前回の1996年シーズンでは1回戦で立命館に敗れてしまった為、プレーオフのタイトなスケジュールの中で勝ち進み、日本一になった経験はFIGHTERSにはありません。つまり、ここからの戦いはそれだけ熾烈を極める勝負になるということでしょう。「オレ達が新しい歴史を創るんや!」という強い気持ちがなければ絶対に勝ち残ることはできません。
 1回戦の対戦相手は関西大学です。先日の最終節でもわかるとおり、力の差はありません。1週間で(もないですが)、気持ちの面でも戦術の面でも妥協することなく準備した方に勝利の女神が微笑むことでしょう。どちらとももう相手の手の内はある程度わかっています。お互いにとってやりにくい、我慢くらべになることが予想されます。集中が切れてミスをしたチームが不利になることは間違いありません。1週間でできる最高の準備をして12月4日に関西大学戦に臨みたいと思います。
 12月4日は長居陸上競技場のバックスタンドです。ファンの方々はいやな思い出がよみがえるかもしれませんが、我々も10月30日にあのフィールドで味わった、悔やんでも悔やみきれない過去を振りはらうため、死に物狂いで挑みます。応援のほど宜しくお願い申し上げます。

2010年11月17日

「運命」

 第6節同志社大学に勝利しました。関西リーグも最終節を残すのみとなりましたが、次節の相手は間違いなく今季最強です。昨年度学生No.1であり、今シーズンも我々を破った立命館大学に勝利し、関西リーグ8校中で唯一全勝を守り続けている王者・関西大学への「挑戦」です。
 昨年、関大に敗北したことにより、目標としていた最終節の立命戦で勝っても日本一になれないという屈辱のシーズンを送らされたことは、これまで一度も忘れたことはありません。また、私は個人的に関大への想いがあります。それは春の関関戦後に主務ブログに書かせていただきましたが、大雨の中でも本気で応援してくれる応援団、いつも心強い声援を送ってくれているファンの方々など、我々のバックには日本一の支えがあるということを、ある意味では関大が私に教えてくれたのだと解釈しています。
 そのような様々な思い入れのあるチームと最終節で戦うことができるということに、運命的なものを感じずにはおれません。我々にとっては日本一への道を閉ざしていた扉を開くことができるかもしれない一戦であり、かたや関大にとっては全勝優勝を達成して昨年の優勝はフロックではなかったことを証明しようとする一戦です。
 我々は関大より格下です。体力や技術云々よりも、立命を倒すためにチームが1つになることができなかった我々と、立命戦をチーム一丸となって戦い抜き、勝利した関大とは大きな差があると感じています。
 勝てばプレーオフがあるとかは関係ありません。ただ、フットボールの神様がくれたこのチャンスを何としてもものにしたい。何とかチーム一丸となって関大への想いを全てぶつけたいと思います。
 決戦は11月28日(日)です。神戸ユニバー記念競技場でお会いしましょう。

2010年11月05日

今すべきこと

 負けました。完敗です。戦術・技術云々よりも気持ちで負けていました。立命館大学の方が必死に準備してきたことがサイドラインを挟んで伝わってきました。負けてから気づくというのは情けない話ですが、今回の負けで結局「敵は己でしかない」ということを痛感しました。結果は結果として受け止め、前に進んでいくしかありません。
 我々に自力優勝はなくなり、関大と立命の試合の行方もどうすることもできません。今我々がすべきことは一日一日、一瞬一瞬を全力でやりきることだけです。我々が目指してきたもの、スローガンである『PRIDE』とは何なのかを見つめなおして最後の最後まで戦い抜きます。
 台風の予報の中、応援に足を運んで下さった方々、本当にありがとうございました。引き続き応援の程宜しくお願いします。

2010年10月28日

改めて思う"FIGHTERS"

 ようやく舞台は整いました。待ちに待った立命館大学との全勝対決が目前に迫っています。2010FIGHTERS発足から主務として今まで取り組んできて、最強のライバルである立命館と互いに全勝で試合ができることをうれしく思うとともに、シーズンが深まるにつれ改めて見えてきたことを綴ってみたいと思います。
 「伝える」「動かす」ということについて、言葉だけでは何も伝わらないし、誰も動かないということを実感しています。想いを伝えたり、人を動かすためには、言葉の奥にある「取り組み」でしかないことに最近気づくことができました。例えば、一切トレーニングしない人間が「お前ちゃんとトレーニングしろよ」と言っても聞く耳を持つ者はいないように、伝えようとする者がどれだけ本気で伝えたいのかが重要であると思います。先日あるOBの方とお話させてもらいましたが、「ただの言葉は伝わらない。ええかっこせんと、素の自分から出てくる『生きた言葉』しか心には届かない。」とおっしゃっていました。まさにそのとおりだと思います。
 FIGHTERSは歴史あるチーム。関西リーグ145連勝や甲子園ボウル5連覇等、日本のフットボール界で輝かしい戦績を誇ったチームである、というのはFIGHTERS関係者であれば誰でも知っています。私自身、FIGHTERSの歴史の重みを部員に伝えることは主務の役割だと思い、部員に対して色々話してきましたが、それは「生きた言葉」だったのでしょうか。FIGHTERSに入って4年。主務という立場上、先輩からお話を聞く機会が多かったとはいえ、その当時の取り組み・想いは当時チームに在籍していなければ完全に理解することはできません。歴史の重みを伝えようとしている私がFIGHTERSの歴史の深さ、重さを理解しきれていないまましゃべっていたのかもしれず、そのような状態では現役部員に完全には伝わっていないのかもしれません。
 しかし、私は今年何としても勝ちたい。「俺達のPRIDEにかけて絶対勝つんや」と、毎年毎年覚悟を決めて必死に取り組んだ積み重ねこそがFIGHTERSのPRIDEであると思います。私達も過去の先輩達のPRIDE=「FIGHTERSのPRIDE」に誇りを持ちつつ、自分達の勝ちたい思い、「日本一になったる」という思い、自らのPRIDEにかけて取り組んで来ました。
 次節の立命戦ではその取り組みの全てが問われる試合となります。日本のフットボールでもトップレベルのゲームになることは間違いありません。お互いの体力・知力・技術はほとんど差がないでしょう。勝負は昨年の最終節で優勝の可能性がない中でのお互いにとって屈辱の試合以降、どれだけ「PRIDE」を持って取り組んできたのかで決まります。
 今まで私達を支えて下さった方々、本当にありがとうございます。10月30日には「日本一の支え」を裏切らない試合をお見せします。私達の「PRIDE」を見に長居メインスタジアムまで足を運んで頂けたら幸いです。

2010年10月11日

「負けに不思議の負けなし」

 表題は昨日の日曜日の練習の終わりのハドルで監督がおっしゃった言葉です。プロ野球の名将、野村克也氏の言葉として有名ですが、元は江戸時代中期の大名で剣術の達人、松浦静山の言葉です。
 正式には、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。勝つときにはよくわからないが何故か勝ってしまったという場合があるが、負けたときには必ず自身に負けの原因がある、という意味です。
 我々が目指しているのは不思議の勝ちではなく、勝つべくして勝つことです。次節の対戦校である京都大学に対して、勝つべくして勝つとはどういうことなのか、ということを過去の対戦成績も踏まえて私が思うことを書きたいと思います。
 溯ること6年前、2004年はFIGHTERSにとって「えげつない」シーズンでした。2001年にFIGHTERS創部初のライスボウル制覇を成し遂げた後、2002、2003年と立命館大学に敗北、2003年度は京大、関大にも黒星をつけられ関西リーグ4位という結果からスタートしました。リーグ戦の第5節、立命館大学との試合は下馬評を覆して30−28で3年ぶりに勝利。次の6節目で対戦する京大は5節を終えて、関学・立命との対決を残してすでに2勝3敗。おそらく関京戦で京大が勝つと予想した人は1人もいなかったのではないでしょうか。
 ところが、試合が始まると京大のLB近藤選手やRB池上選手の闘志あふれるプレーに対し、反則やファンブルなど自滅を繰り返すFIGHTERS。蓋を開けてみれば13−17で敗北。「負けに不思議の負けなし」。負けた理由がFIGHTERSのどこかにあったのでしょうが、客観的に見てそれは個人の能力ではなく、別のところにあったように思います。
 昨秋の関京戦は皆様の記憶に新しいのではないでしょうか。ラスト10数秒での大大大逆転劇のように評価されることがありますが、あの試合こそまさしく「不思議の勝ち」です。京大のベンチワークの中でラストシリーズのタイムアウトを取るタイミングさえ間違えなければ、京大の大逆転勝利で幕を閉じていたはずです。我々は油断していたつもりはありません。第3節で関西大学に敗北し、「我々は弱い」ということを上級生は認識していました。例年のように『涙の日生』のビデオを見て、京大は「関学だけには絶対に負けへん!」というプライドを持ったチームであると、常に自分たちに言いきかせて練習を積み重ねた結果があの試合です。京大は我々の想像を超えた別のチームになっていました。
 今回取り上げたのは『伝統の関京戦』のほんの一部分です。私自身、その全てを知っているわけではないですが、中学部からFIGHTERSに所属し、関京戦も毎年欠かさず見てきた中で、「気持ちが強い方が勝つ試合」だということの意味は理解しているつもりです。
 我々にとって、今季初となるビックゲームが目の前に迫っています。2敗している京大にとっても、我々にとっても、かかっているものは甲子園ボウルの切符でもなければ、関西1位の座でもありません。お互いの「意地」と「PRIDE」です。関京戦で勝つべくして勝つため、「絶対勝つんや!」という気持ちを研ぎ澄ましていきます。
 皆様には是非我々の「意地」と「PRIDE」をスタジアムで見ていただきたいと思っています。ご声援よろしくお願いいたします。

2010年10月04日

5合目

 私が高等部でフットボールしていた時に、監督の中尾先生はフットボールで日本一を目指す事を登山に例えてお話をされていました。「ライバル校と対戦するのは、高い山に登るようなものだ。その高い山を越えると、より強いライバルが待っている、より高い山に挑戦しなければならい。日本一になるということは日本一高い山を登りきることだ」。また、「山を登っている最中はしんどいし、苦しいが、しんどいときに頑張れば頑張るほど、てっぺんに登りつめたときに最高の景色が見られる」ともおっしゃっていました。今でも心に残っている言葉です。
 登山家が山を登る理由として、「そこに山があるから」という言葉があります。登山のつらさ、しんどさ、苦しさ、そして達成感。全ての意味が込められた言葉なのでしょう。我々が日本一を目指す理由も同じではないでしょうか。「(我々は)FIGHTERSやから」日本一を目指すのです。監督が「FIGHTERSが目指してるのは日本一やねん。日本一になるのが目的やねん。」と、よくおっしゃいますが、入部当初は違和感がありました。その年その年のチームが目標を日本一に設定しているだけで、その結果、周りからFIGHTERSは常に日本一を目指しているチームやと思われるだけで、別に目標が関西一であったとしても、チーム全員がその目標に向かってひとつになって必死に取り組むことができれば、それはそれでいいんじゃないか。学生主体のチームなら、そうあるべきではないのか。と高校3年から大学の1、2年ぐらいまで思っていた時期があります。もちろん日本一になりたいと思っていなかったわけではありません。しかし、学年を重ね、FIGHTERSの歴史を知り、日本一を目指して取り組んでいることにPRIDEを持つようになり、監督の言葉を受け入れられるようになりました。FIGHTERSは未来永劫変わらず「日本一」を目指している。それがFIGHTERSの『PRIDE』です。
 昨年関西大学に敗北した第3節も課題が多く残る試合でしたが甲南大学になんとか勝利し、今チームは日本一の山の5合目に着いたところだと思っています。ご存知の通り、車で来ることができる位置です。しんどいのはこれからです。ここからが勝負です。京都大学、立命館大学、同志社大学、関西大学と続きます。死ぬほどしんどい思いをするかわりに、死ぬほどいい景色を見て、死ぬほどええ男になりたいと思います。
 引き続き応援の程、宜しくお願いします。

2010年09月28日

「もしドラ」

 今さらと思われるかもしれませんが、読みました。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著、ダイヤモンド社)。内容はタイトルの通り、マネジメントつまり企業(組織)の経営を高校の野球部に落とし込んだらどうなるのか、です。面白いです。スポーツに関わる方だけでなく、ビジネスマンにもおすすめの一冊とamazonでも紹介されています。
 FIGHTERSにつながる部分が多々あります。
 初めのほうで「マネージャー」の言葉の意味を調べる場面があるのですが、私が今年のイヤーブックのパート紹介で書いた内容とほぼ同じです。これには本当に驚きました。
 また、「マネージャーの資質」のところで「最近は、愛想良くすること、人を助けること、人づきあいをよくすることがマネージャーの資質として重視されている。そのようなことで十分なはずがない。事実、うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、人づきあいもよくないボスがいる。この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。好かれている者よりも尊敬を集める。一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。このような資質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきあいがよかろうと、またいかに有能であって聡明であろうと危険である。そのようなものは、マネージャーとしても、紳士としても失格である。(※1)」とありますが、これは4年生になったときの面談で監督が常におっしゃっていることです。
 さらに、「(マネージャーにとって)学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。真摯さである。(※2)」というのも監督の「上手い下手関係ないねん。必死のパッチでやれ。本気でやれ。」といった言葉とつながるのではないでしょうか。
 私達FIGHTERSのマネージャーは、「お手伝いさん」ではない、チームをマネジメントすることを目指している、と、常に「PRIDE」を持っているつもりですが、時として自分が本当にチームに貢献できているのか、不安になることがあります。しかし、この本を読んで、FIGHTERSのマネージャーはチームのマネジメントを担っているんだ、と確信を持ちました。監督・コーチやOB/OG、そして選手も高いレベルを要求してくれています。学生スポーツでマネージャーに対してこれだけ高いレベルを求められるチームは他にないのではないでしょうか。
 だからこそ、私達マネージャーがやらなければなりません。ただ単に、仕事ができて、下級生のマネージャーを仕事ができるように育てて、といったことだけでは意味がありません。
 神戸に45-0、近畿に56-3と順調なように見えますが、練習中に出た致命的なミスに対して厳しく問いかけ切れていないのが、試合にも表れています。次節の甲南大学は一気にモメンタムを持っていく勢いがあります。甘さを捨てて臨みたいと思います。

※1)18ページより引用
※2)17ページより引用

2010年09月12日

「秋の香り」

 やかましかったセミの鳴き声も少しおさまり、日中陽射しの当たるところはまだ暑いもののうだるような暑さは一段落、「秋のおとずれ」を感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 FIGHTERSにとって「秋のおとずれ」とは実に熱気のこもった練習の雰囲気を指します。最近ようやく練習の中で、反則でゴマかそうとする選手に対して反則された選手がキレてケンカになる、つまらないミスに対して本気で怒る、といった「秋の香り」が漂ってきました。
 下級生の頃はこの殺気立ったような雰囲気の練習に行くのが憂鬱な場合もあるですが、4年目の今はこのような練習が楽しくて仕方がないのだから恐ろしいものです(笑)。監督が常日頃おっしゃる『おもろい』練習に少しずつ近づいているという実感があります。
 しかし、まだまだ足りません。自分にも周りにももっともっと要求を高くし、かつ「オレがやるんや!」と自分を出していく真に『おもろい』練習ができなければ、春とは全く別のチームとなって立命館大学と互角に渡り合った京都大学の気迫には歯が立たないでしょう。また、次節の近畿大学はWR、DBにベストアスリートをそろえ、関西大学との第1節ではスタッツの上でほとんど差がない強豪です。
 一日も早く理想のチーム状況になるように私自身必死でマネジメントしていきます。次回はマネジメントということについてもう少し深く考えてみたいと思います。今回はこの辺で失礼します。

2010年08月31日

「チーム一丸」とは

 夏合宿が終了しました。今年は個々の地力を上げることに徹底的にこだわりました。例年より練習時間を増やし、合宿恒例の「五番勝負」や打ち上げ的に行っていたダッシュメニューを行わず、ファンダメンタルを集中的に強化しました。結果、個々のスキルは間違いなくレベルアップしましたし、まだまだ強くなっていけるということを実感しました。しかし一方で、人数の多さに甘え、自分の殻をやぶることができなかった者、それ以前に自分の限界に挑戦しようとしていない者もいます。
 当然のことですが、チームが一丸となるには人数が多ければ多いほど困難になります。しかし、人数が多いほど一つになったときにはとてつもない力を発揮します。現時点ではまだまだチームが一つになれていません。けれども、今年度の我々の目標を達成するためにはチーム一丸となる必要があります。FIGHTERSにおいてチームが一つになるということは、下級生が「4年生を勝たせたい」「このメンバーで少しでも長くフットボールしたい」と心の底から思ってもらえるように、4年生が「FIGHTERSの4年生」としての取り組みをすることです。これだけの人数のチームが一つになるにはそれ以外の方法はありません。全ては4年の「PRIDE」にかかっています。
 9月下旬になると授業が始まります。そうすると下級生はフットボールに割ける時間が減ります。練習の回数も減り、比例して「4年生の背中」を見る時間も減ります。つまり、チーム一丸になるための、4年生の「PRIDE」を下級生に伝えきるための『タイムリミット』は授業が始まるまでです。
 猶予はありません。毎日が勝負です。「PRIDE」を持ってやり抜きます。

2010年08月09日

#5を覚えて

 突然ですが平郡雷太さんについて書きます。今の現役は平郡さんのことをほとんど知らない世代になりましたが、私には特別な思い入れがあります。

 2003年8月16日、かんかん照りの熱い日でした。当時私は中学部の3年生、タッチフットボール部に所属していました。夏休みの練習をしていたところ、当時中学部の監督だった古結さん(現・大学の副ディレクター)がチーム全員を集めて「大学生の平郡君が合宿最終日の練習で亡くなった」とおっしゃいました。当時主将だった私は、副将の尾崎、宋、中学部コーチといっしょにお通夜に参列しました。たくさんの大学生が涙を流されていたのが印象的でした。
 当時の私から見た大学FIGHTERSは憧れの存在であり、雲の上のそのまた上の神のような存在でした(私達がそうなれているかは甚だ疑問ですが…)。平郡さんのことももちろん知っていましたが、「2年生やのにライスボウルにスタメンで出て活躍しててすごいなぁ」程度のものでした。平郡さんが亡くなられてから、お通夜と後日の追悼式、そして追悼集「雷の如く」を通じて、平郡さんがどれだけ大きな存在であったのかを知りました。
 「雷の如く」はこれまでに何度も読み返しました。壁にぶつかったときや現実から逃げたくなったときに平郡さんの想いにふれ、自分を奮い立たせてきました。平郡さんの仲間や自分に対し誰よりも厳しく、しかし心の奥底で誰よりも優しくあろうとする姿は、私にとって常に憧れであり、目標でした。
 私は今年初めてイヤーブックの尊敬する人の欄に「平郡さん」と書きました。今まで書かなかった、というか書けなかった理由についこの前気付けました。「平郡さん」の名前を出すことが怖かった、結局自分に自信がなかったのだと思います。今年の4月2日にお祈りをしたときに今書いているこの原稿は実は8割方できていました。しかし、今の私の取り組みで平郡さんのことを書く資格があるのか?と不安になり、アップできませんでした。
 2006年卒の副将LBの井上暁雄さんの卒業文集に「なぜあの人があんなにやりきったのか、やりきれたのか全くわからなかった。ただ、だるい後輩のまま終わった自分が恥ずかしく、申し訳なく思うだけだった。だから私は、テーピングに#5と書いたり、雷と書いたりは一度もしたことがない。したことがないというか出来なかった。」とありますが、たぶんほぼ同じ気持ちだったんだと思います。
 井上さんの文集はさらに続きます。「俺は理解しきれてへんかもしれへん(FIGHTERSを)。でももう、ええかっこせんと弱い所もヘグさんに支えてもらおう!ヘグさん力を貸してください。そう思ったら不思議と気持ちが楽になった。」
 最後の合宿を前に私も同じ気持ちでいます。4年は冬のミーティングやトレーニング、春シーズンを通じて、私も含めて「FIGHTERSの4年」としてまだまだ腹を括れていない。どこかで妥協してしまう弱い自分がいる。けど、最後の合宿で絶対に後悔だけはしたくない。私は今、平郡さんの名前を出すことで弱い自分と決別しようと思っています。それは平郡さんに頼っている弱い心の表れなのかもしれませんが、平郡さんの名前を口にすることが今の私の覚悟です。

「平郡さん。名前も顔も全然知らないと思いますが、平郡さんの『魂』は繋がっています。合宿が『最後で最大のチャンス』だと思っています。絶対にやりきってきます。見守っていて下さい。」

2010年07月30日

スタートライン

 8月1日から夏の練習がスタートします。春シーズンを終えて、秋に向けての練習を開始するこの時期を「折り返し」と表現する場合がありますが、私は今が「スタートライン」であると捉えています。
 春の試合はあくまでもオープン戦。結果以上に、自分(達)の現状の力量を冷静に把握し日本一になるための課題をいかに多く出せるか、が大事なシーズンです。ともすると結果よりも優先するものが出てくる場合もあります。
 しかし、ここからの戦いは勝つことだけが求められます。どんなに良い試合をしようが関係ありません。不細工でも不器用でも泥臭くとも第4クォーター終了時に1点でも相手を上回っていればいいのです。
 これまでと違い本当にシビアな世界での勝負となります。特に秋の試合は気持ちの強さが勝敗を分けます。チーム力や個々の能力、それまでの戦績など圧倒的に差があるのに気持ちの強さでひっくり返した試合を私はこれまでに何度も見てきました。そんなしびれるような試合がもう1ヶ月後に迫っています。怖い気持ちが大半ですが楽しみな気持ちもあります。
 春の結果は一切関係ありません。今はどこの大学もテストだと思いますが、テストが終わると一斉にスタートします。スタートラインの位置も各大学そこまで差はありません。関西大学や京都大学ともそれほどの差はないですし、立命館大学に絶望的な差をつけられているとも思いません。全ては『ここからどれだけ走れるか』にかかっています。
 必要なのは「覚悟」です。モチベーションを高いまま保って日本一の練習をし続けるために、自分にも仲間にも高い要求をしなければなりません。もう一度腹をくくり、8月からなりふり構わず1月3日まで走り続けたいと思います。

2010年07月17日

心・技・体、ともうひとつ

 春シーズンが終わり、勝負が決まる夏の練習が始まる前のテスト期間へ本日より突入しました。特に下級生は勉強を最優先でがんばってほしいのですが、今の時期にテスト勉強で睡眠時間が短くなり、生活リズムが崩れ、時間が空いてトレーニングしても身が入らないということになれば、せっかく春に積み上げたものがゼロに戻ってしまう危険性があります。
 今の時期に最も大切になってくるのは、朝起きてから夜寝るまでの一日の生活をきっちり律することです。昨年12月に体育会リーダーズキャンプに参加させてもらったときに、原田教育研究所の原田隆史先生の講義を伺う機会がありました。原田先生は「スポーツに大切なものに心・技・体ともうひとつ大切なものがある、『生活』や!」とおっしゃっていました。
 8月1日から夏の練習がスタートしますが、日本一になるために今やるべきことをしっかりやらなければ、良いスタートをきれません。そのために自身の『生活』を見つめ直し、高いレベルでマネジメントすることが重要です。
 また、心・技・体・生活が重要なのは今に限ったことではありません。夏の練習が始まればあっというまに秋シーズンに入り、シーズンに入ったら一日一日が一瞬で過ぎ去って行きます。どんどんミーティングやプレー合わせの時間が増え、チームとしてファンダメンタルの練習を行う時間が減っていきます。しかし、シーズン中にチームが成長するかどうかは、いかにファンダメンタルのレベルを上げ続けられるかで決まってくると言えます。日々の生活の中で無駄な時間を過ごさず、練習のビデオを見て自分に何が足りないのか、何を意識して練習するのかを考える、筋力が足りないのならトレーニングをする等、日本一になるために『生活』しなければならない。もちろん毎日何時間もミーティングし、プレーを通す・止めるために何度も合わせをすることは重要ですが、チームの流れに流されているだけではチームの力は上がっていきません。
 「技」あるいは「体」のレベルをあげていくために、『生活』を見つめ直すことが重要で、周りに流されず自分のやるべきことをやりぬくためには「心」の強さが必要です。全ては繋がっていると感じます。

2010年07月15日

恵みの雨

 連日うっとうしい天気が続きますが、皆さまどうお過ごしでしょうか?
先日のNEW ERA BOWLで2010FIGHTERSの春シーズンは終了しました。春の最後はJV戦も含めて4試合連続で大雨の中で試合することとなりましたが、会場に足を運んで下さった方々本当にありがとうございました。
 しかし雨の多いシーズンでした。マネージャーの立場からすると、試合が雨になるととても嫌です。準備は大変になりますし、ビデオも見にくくなる。観戦の数もグッズの売上もどうしても下がってしまいます。
 けれども、チームとしては春に雨の試合を経験できて非常に良かったと感じています。足もとが悪く、ボールコントロールが難しい中で、試合で相手に勝ちきるにはより高いファンダメンタルのレベルが求められます。パスで獲得したのが31ヤードだった関大戦、4ファンブルを喫した明治大戦に表れているように、雨が降っていたからこそ今春ずっとこだわってやってきたファンダメンタルのレベルがまだまだ低いということが認識できたように思います。
 そして前回のブログでも書かせていただいたように、大雨のおかげで実感することができた、支えてくれている人たちへの多大な感謝の思いがあります。
 春シーズンの反省をしっかりと胸に刻み、一年間で最も成長する「勝負の夏」を迎えたいと思います。

2010年06月22日

一番嬉しかったこと

 関大に勝ち、嬉しさと焦りが半分半分です。

 しかし、酷い試合でした。止むことなく降り続ける豪雨の中、オフェンスはミスを連発。ディフェンスも一発でタックルを決められず、関大を1対1で圧倒するために今年の春取り組んできたにもかかわらず、最低の内容でした。
 今回の試合で我々の実力が把握できたと思います。数多くの反省も出ました。この反省を真摯に受け止め、もう一度「ファンダメンタル」と「1対1」にこだわり抜かなくては、タフな関西リーグを勝つべくして勝つことはできません。
 春シーズンは残り少ないですが、まだ明治大学戦とJV戦の大阪学院大学との試合が残っています。絶対に1対1で圧倒する試合にします!

 そのような酷い試合内容ではありましたが、とても嬉しいことがありました。
 試合に来て下さった方はもしかしたら気がついたかもしれませんが、試合終了後のエール交換のときに、敵地にもかかわらず関学の校歌は吹奏楽部が演奏してくれていました。また、チアリーディング部、指導部も大雨の中、最後まで必死に応援してくれました。総合関関戦の日程中で、しかも豪雨ということもあり、彼らも相当大変だったと思います。
 試合の前に応援団と打ち合わせをしているときに、私が「雨降りそうやけど楽器吹いてくれんの?」と確認をとったところ、「楽器で応援する。絶対勝ってほしいから、頑張って応援する!!」と力強く答えてくれました。
 試合4日前に行われた関関戦の団結式にて応援団総部の梅本団長が「今年はアウェーですが、各部のみなさんにさびしい思いはさせない!応援は関大に負けるつもりはない!」と熱く語っていましたが、有言実行とはこのことです。
 我々を応援し、支えてくれている人達の存在の大きさを実感し、絶対に裏切ってはならないと改めて思いました。
 素晴らしい関学の応援団を見て、私は昨年度の立命戦を思い出しました。リーグ最終戦でしたが、関大の1位は確定。甲子園の切符がかかっているわけではない、ただの消化試合であるにもかかわらず、試合最後の最後まで応援し続けてくれた大勢の関学サポーターのことを。
 4年になり、主務になり、先日の関関戦も経験し改めて思います。FIGHTERSを応援・支えてくれている人たちは間違いなく『日本一』であると。

 今シーズンが終わったときに、支えてくれた方々に対して素直な気持ちで心から「ありがとうございました!」と言いたいです。負けてしまうと私の性格上どうしても申し訳ない気持ちが先にきてしまうと思うので、絶対に『日本一』になります。
 まだまだ、道程は遠いですが必ず登りつめます。これからも応援よろしくお願いします!

2010年06月17日

関大戦への思い

 Versityは京都大学に、JVも桃山学院大学に勝ちました。ここまで春の試合を通じて結果だけを見れば順調に見えます。しかし、このチームが日本一への階段をちゃんと登れているのかどうか、不安な気持ちでいっぱいです。もちろん、不安なことは悪いことではないし、4年生であれば当然なのですが、日々不安な気持ちで過ごすのはなかなかしんどいです。

 さて、本題に入りまして、明日は待ちに待った関西大学に借りを返す日です。
 昨年の9月26日以降、関大から受けた屈辱を忘れた日はありません。今年の関大も強いです。エースランニングバックも健在で、立命を圧倒し続けたキッキング、そして、昨年度日本一になったという自信。強豪チームの要素がそろっています。

 しかし、関大が強かろうが弱かろうが、まだ春であるとか、冒頭の不安な思いとか、全て一切関係ありません。
 関学とはもう試合したくない。と思わせられるように、一発一発のブロック・タックルに気持ちを込めて戦います。もちろん、試合に出ているメンバーだけでなく、防具を着ていない選手やスタッフも関大を圧倒するために死力を尽くします。

 明日は雨天の予報ですが、是非会場で応援よろしくお願いします。

2010年05月19日

まずはお詫び申し上げます

 はじめに、この場をお借りしてお詫びをしなければなりません。
 15日の同志社大学戦後の校歌そしてエール交歓がされているにもかかわらず、早々に一礼しハドルを組んでしまいました。応援団総部の皆さま、応援してくださったファンの皆様、同志社大学の皆様、誠に申し訳ございません。
 以後、このようなことが絶対にないように致します。

 さて、話題を変えさせていただきますが、翌16日には立命館大学と関西大学の試合を見てきました。『…強すぎる』の一言に尽きます。
 特に立命館大学は、昨年以上に強力なラインナップと恐ろしいセンスを持ったバックフィールドを兼ね備えており、何よりも脅威なのが選手層の厚さです。後半にメンバーを変えても関西大学を圧倒し続けていました。
 また、マネージャーの立場から言わせていただくと、サイドラインの一体感が違いました。試合会場がエキスポフラッシュフィールドということもあり、立命側と関大側の両方で観戦しましたが、両チームともサイドラインにいるメンバーがそれぞれ自分のやるべきことをやろうとしていました。少なくともそこに「お客さん」的な存在の者はいなかったように思います。

 日本大学にボコボコにされ、同志社大学戦ではスタメンとスタメン以外のメンバーの差が顕著に表れ、サイドラインではボーッと見ているだけの「お客さん」がたくさんいる我々とは「天と地」ほど力の差があるように感じます。
 立命戦まで5ヶ月と少し。毎日立命よりも良い練習をしなければ勝負になりません。

 そのためにも次の京都大学戦はとても重要です。関学と京大のライバル関係は小手先の技術でごまかせるものではありません。過去の対戦も『気持ち』が強い方が勝ってきました。
 今年も春から気持ちで圧倒して勝ちます。1対1の力で圧倒しに行きます。

 皆さま、ぜひ5月30日は是非王子スタジアムにお越し下さい!

2010年04月23日

天国か地獄

 2010FIGHTERSの初戦を終えました。応援に来て下さった方々、ありがとうございました。
 結果は58−0。1st down獲得回数は24−8と3倍。総獲得ヤードは536yds−155ydsと4倍弱。得点でも、記録でも圧勝でした。
 しかし、日体大のオフェンス体型は片手で数えられる程、ディフェンスのサインは2つだけ、この試合に向けての準備をして来なかったのは明らかです。その相手にオフェンス、キッキングでやってはいけないミスをしました。それ以上に、あの展開で盛り上がらないサイドラインを見たときに、今のチームの悲惨な状況に気付きました。必要な声の伝達が全くできていない。それどころか、伝えなければならない声を復唱すらしていない、ただの「観客」がサイドラインに大勢いました。
 もちろんサイドラインの役割とは、ただ声を出していればいいわけではありません。むしろ二次的な要素と言えます。私が目指すサイドラインは『一人一人が勝つために自分の役割を全うする』『フィールドとサイドラインが一体となって相手を圧倒する』ことです。初戦は全くできていませんでした。
 試合終了後のハドルで大村コーチが言われたとおり、今回の試合でレベルアップしていく為の材料はたくさん出たと思います。その反省材料を冷静に分析し、今後の練習に反映していけば、次の日本大学ともいい勝負ができると思います。試合で58点とれたことも、完封したことも素直に喜んでいい。ただ、今回の試合で自分たちの力を『過信』してしまえば、試合に負けるまで気づくことができないだろうと思います。
 ここからが2010FIGHTERSの『ゼロ』からのスタートです。次は5月8日(土)川崎球場に遠征しての日大と試合です。勝って兜の緒を締め、初戦よりも良いチームにしたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。

2010年04月08日

「PRIDE」

 今回は今年度の目標とスローガンについて書きたいと思います。
 今年度の目標は「日本一」です。○○に勝って…、等の言葉は頭につけませんでした。それは、関大や立命などの特定のチームに勝つためにチーム作りをすれば日本一になれるという時代ではなくなったからです。ここ数年は地力で立命が頭一つ抜け出しており、立命に勝つためのチーム作りを行い、誤解を恐れずに言えば最後に足元をすくうかたちで勝利し、甲子園ボウルに出場できた、という見方もできると思います。しかし、昨年我々が敗れた関大は、近年ハード面・ソフト面ともに充実し、日本一になったことで自信も蓄え、まさしくチャンピオンチームです。立命は今年の秋には全てを乗り越え、間違いなく全く別次元のチームとなって我々の前に立ちふさがるでしょう。そして、忘れてはならないのがFIGHTERSに対し決死の覚悟で粉砕しにくる京大です。個人的には関大や立命、また関東や社会人のどのチームよりも恐いチームです。これらのチームすべてに小手先でなく真っ向勝負して勝ちきる地力をつけなければ「日本一」になることは不可能です。そのような思いで目標はシンプルに「日本一」にしました。
 そして、今年度のスローガンは題のとおり「PRIDE」です。FIGHTERSは絶対に負けてはならないという「PRIDE」を持ったチームです。一昨年・昨年と負け続け、もし今年度も負けるようなことがあればFIGHTERSは甲子園を知らないチームになってしまいます。そんなことはFIGHTERSの『PRIDE』にかけて絶っっっ対にあってはならないことです。
 また、ただ勝てばいいだけのチームでもありません。私生活・モラルも含め、ありとあらゆる面で努力し続けることがFIGHTERSの「PRIDE」なのです。我々はチャンピオンを目指すに相応しいチームとして、「社会的な責任」を背負っていることを忘れてはなりません。
 FIGHTERSの「PRIDE」は、過去の偉大な先輩達が必死の思いで積み上げ、今も息づいているものです。しかし、現時点の我々はスキル・モラル・私生活・マネージメント・分析など全ての面で「PRIDE」という言葉を口に出す資格もないレベルです。ならばどうすれば我々が目指す「PRIDE」の名に恥じないチームになることができるのか、私は大きく2つのことをしなければならないと考えます。
 @FIGHTERSの「PRIDE」とはどのようなものかを深く理解する。
 A一人ひとりが自分だけの“PRIDE”を持って取り組む。
 これらは今のチームに決定的に欠けているものです。@に関しては初めは理解しようとしてみるところからでいい。考えることが大事。Aに関して、ここでの“PRIDE”は「こだわり」に置き換えてもらったらわかりやすいと思います。
 まだまだ道は遠いですが、「PRIDE」のスローガンの下、「日本一」を目指して取り組むことに変わりはないですし、覚悟もあります。
 そのためにもまず初戦。最高の準備をして臨みます。皆さま4月17日は是非王子スタジアムに足を運んでください!