2010年02月19日

2009主務ブログ最終回

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 早いもので、このブログを書き始めてからほぼ一年が過ぎました。今回で最終回です。一年間ご愛読下さった方も、そうでない方もいらっしゃるとは思いますが、一年間ありがとうございました。時に厳しく、時にやさしい、数多くのコメントをいただきました。本当にありがとうございました。
 さて、なぜ、このタイミングで最終回なのかといいますと、先日2月14日にファイターズファミリー壮行会と2009年度の納会を行い、我々4年生は正式に引退となったからです。
 立命戦後にも書かせていただきましたが、この一年間本当に多くの方に支えていただきました。皆様本当にありがとうございました。特に、私事はなりますが、両親には感謝しなければなりません。最後の年には、自分たちの生活を切り詰めて、私を一人暮らしさせてくれたり、下級生のころは帰りが遅くなるにもかかわらず、寝ずに待っていてくれたり、何よりも関西学院という学校に通わせてくれたりと、本当に4年間(本当は22年間なのですが、)世話になりっぱなしでした。ホンマありがとう。
 また、この4年間で多くのことを学びました。それは勝つことの喜びであったり、負けることの悔しさであったり、「本気」とはどういうことなのかということであったりと、ここには書ききれないぐらい多くのことを学びました。この経験を先の人生で活かして行きたいと思っています。
 さらに、かけがえのない仲間を得ました。4年間、一緒に戦い続けた仲間です。一緒に戦ってくれたことに心から感謝しています。また、後輩も本当によくがんばってくれました。彼らなしでは、我々は11月23日に試合すらできていませんでした。
 最後になりましたが、後輩たちが2010年も日本一を目指して必死に頑張りますので、皆様におかれましては、変わらぬご支援・ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。 一年間本当にお世話になりました。これをもちまして、私の最後の挨拶とさせていただきます。

2009主務 三井良太

2010年01月24日

2009シーズン総括

 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。ご無沙汰しております。前・主務の三井です。
 1月9日の第55回えびすボウルを持ちまして、2009年度の全スケジュールが終了いたしました。そこで、2009年度の総括を書きたいと思います。
 2009年のFIGHTERSは、2008年11月30日にスタートを切りました。この日、立命に完敗してシーズンを終えた事を受けて、徹底的に立命を意識して一年間取り組むために、2009シーズンのスタートに当たって、「一人ひとりが立命に勝って日本一」を目標に掲げました。そして、目標を達成するためには、これまでの「当たり前」にとらわれず、泥臭く挑戦し続けることが必要だと感じ、“Stay Hungry, Stay Foolish”をスローガンに定めました。
 シーズンの途中に関西大学に破れましたが、一年間立命を意識して取り組もうとしたことが間違っていたとは思いません。もし、そうしていなければ、2009年11月23日に立命に勝つことはできなかったと思います。
 立命に勝利した一方で、しかし、私はFIGHTERSというチームを何度も負けさせてしまいました。その度にミーティングを開き、諸先輩方やコーチに様々なお話を伺い、そして自分を、チームを変えようとしてきましたが、結局変えることはできませんでした。その結果、シーズン途中での自力優勝の消滅という事態を招きました。自分の力の至らなさを実感したシーズンでした。
 立命に勝利してからのしばらくはその嬉しさの方が勝っていましたが、甲子園ボウル、ライスボウルの大舞台で関西大学が戦う姿を見て、自分たちがそこに立ちたかったと言う後悔の念と、そこに自分たちが立っていないことに対する切なさを禁じえませんでした。そして、今では優勝できなかったことに対する後悔だけが残っています。
 私たちは多くのものを後輩たちに残すことはできませんでした。しかし、後輩たちは2009年最後の立命戦を通じて、“本気とはどういうことか”を学んでくれたのではないかと思います。後輩たちには私たちの様な想いをすることがないように、この学年を、私を反面教師として、頑張ってもらいたいと思います。
 また、応援してくださっている皆様におかれましては、2010FIGHTERS(かわいい後輩たち)により一層のご声援とご支援、ご鞭撻の程をよろしくお願いいたします。
 末筆となりますが、2009FIGHTERSを支えてくださいました多くの皆様に心より感謝を申し上げ、2009年の総括と変えさせていただきます。ありがとうございました。

2009年11月24日

兵どもが夢の跡

 このブログを書いている現在、11月24日AM1:50です。まだ夢を見ているような気分です。昨日はサイドラインに立っていて、心の底から面白くてたまりませんでした。この時間が永遠に続けばいいのにとすら思いました。
 昨日の試合をもちまして我々4年生は引退し、4年間のFIGHTERSの現役としての生活に終止符を打ちました。立命前にも書きましたが、思い返せば、本当に楽しいことなど一切なかったのではないか、と思うほど、辛かったことや悩んだことばかりを思い出します。しかし、昨日は本当に楽しかった。“本当の面白い”とはこのことを言うのだと感じました。1年間、いや、4年間この日のためだけにやってきたのだと言い切れます。
 本当に辛かった4年間をこのような形で締めくくれたのは、一重に多くの人の支えがあったからということは疑う余地がありません。
 我々のような至らない4年生を一人前の人間にしようと、厳しい叱責や励ましの言葉を与えてくださった鳥内監督をはじめとするスタッフの方々、休日返上でグラウンドに足を運んでくださったサンデーコーチの方々、常に温かい声援を送ってくださった後援会の方々、時に厳しく、時に優しく接してくださった諸先輩方、学院の職員の方々など書き出せばきりがないほど多くの人たちに支えられてここまで来ることができました。この場をお借りして、御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 また、事実上は消化試合だったにも関わらず、会場に足を運んでくださった多くの皆様にも感謝して止みません。立命のスタンドよりはるかに多くの人で埋められた関学スタンドの声援が、我々を後押ししてくれたのは言うまでもありません。本当にありがとうございました。
 2009FIGHTERSはこれで幕を閉じますが、来年、再来年、さらに次の年とFIGHTERSは続いていきます。可愛い後輩たちに変わらぬご声援とご支援を送ってくださいますようよろしくお願い申し上げます。

2009年11月22日

“想い”

 早いもので、昨年立命に完敗してからもう1年が経とうとしています。あの日から1年間、色々な事がありました。思い返すと楽しいことは殆どなかった様に思います。決して楽な道のりではありませんでした。コーチやOBの方に「お前らは本気で勝ちたいと思っていない」「思い出づくりなら辞めてくれ」と言われたこともありました。しかし、私たちは本気で勝ちたいと思ってないわけでも、思い出が作りたかったわけでもありません。
 どんなことを言われようとも、どんな辛いことがあろうとも、1年前のあの日から、決して変わらない想いがあります。“立命に勝ちたい”。その一心でこの一年間走り続けてきました。コーチたちや歴代の偉大な先輩方から見れば中途半端な取り組みだったかもしれません。しかし、我々なりに悩み、全力で取り組んできました。それだけは間違いありません。
 その全てが明日、いよいよ試されます。この1年間心待ちにした日がいよいよ明日に迫っています。勝っても負けても明日で終わり。4年生にしてみれば、明日が4年間の集大成です。この1年間、さらにFIGHTERSでの4年間の想いを全てぶつけて、応援に来てくださった皆様や後輩、そして私たち自身の心に深く刻まれる、熱い試合をし、立命に勝ちます。「優勝は関西大学、しかし、2009年のベストバウトは最終節の関学vs立命だった。」と思える試合をする決意です。
 明日は2009FIGHTERSと2009PANTHERSの意地と意地の張り合いです。賭けるものは今までのように“優勝”ではありません。プライドです。FIGHTERSならこの戦いに負けるわけにはいけません。何が何でも勝ちます。
 それでは皆様、明日長居スタジアムで会えることを楽しみにしております。

2009年11月09日

伝統の理由

 人生最後の京大戦を終えました。いろいろありましたが、何とか最終節に立命に挑戦する資格を得ることができました。
 2006年36-10、2007年45-7、2008年43-0。私が入学してこれまでの秋の関京戦の結果です。そして今年、28-27。結果的に我々の学年は京大の本当の強さを初めて体験しました。
 京大戦に臨むにあたって、誰一人として舐めたような気持ちはありませんでした。楽に勝てるとも思っていませんでした。「京大は強い」と言って、練習を積んできました。しかし、京大の強さ・執念は我々の準備を超えていました。昨日の試合後、私は「これが本当の京大か…」と思いました。だからあのような試合になってしまったのだと感じています。
 今までの関京戦の歴史の中で、圧倒的に劣性に立たされている側が奇跡的な逆転勝利を収めることが多くあったと聞いています。一般論的には、今年はこれまでの戦績を見ると京大の圧倒的不利だったといえるでしょう。これまでの戦績、実力、その他諸々は一切関係なく、その試合に全てを賭けてぶつかり合い、どちらが勝つかわからない試合になる。それが関京戦であり、伝統の理由であり、関学が京大前になると、「京大は」「京大は」という理由であるのだと、身を持って感じました。
 そのような事前の劣勢をはねのける試合ができるのは何も京大だけではありません。次は我々が事前の劣勢をはねのけ、立命に挑戦する番です。
 このままいけば、2009年最後の2週間、最後の試合となります。その後は他力本願、運任せです。我々4年生はこの2週間に全てを賭けます。そしてその最後の試合を最高の試合にする決意です。

2009年11月06日

人生最後の関京戦

 人生最後の京都大学戦まで、残すところ1日となりました。
 世間やメディア的には、全勝対決というわけでも、どちらかが全勝というわけでもなく、それほど興味をそそる対戦ではないというのが本当のところでしょう。それを証拠に、合同記者発表も今年は行われていません。
 しかし、我々にとってそんなことは全く関係ありません。世間がどう言おうが、メディアがどう報道しようが、我々にとっては伝統の関京戦であり、お互いの全てを賭した戦いに他なりません。HPのトップにも書かれていますが、関京戦は(もちろん、京大戦以外もそうなのですが)「絶対に負けられない戦い」なのです。
 京大サイドにとっても同じことだと思います。特に、京大からすると関学に勝つことで自分たちのアイデンティティーを示すとともに、入替戦を回避できる可能性が高まるのだから、尚更でしょう。京大がこの試合に尋常ではない想い入れを持っていることは想像に難くありません。
 今年の京大は2004年と同じ境遇に立たされています。そして、2004年のFIGHTERSはその京大に完敗しています。2004年のFIGHTERSは戦力だけでみると、決して京大に敗れるようなチームではなかったと思います。京大とはそういうチームなのです。
 今年も京大は恐ろしく強いでしょう。生半可な覚悟では、京大の選手と相対した瞬間に、恐れ慄くこと間違いありません。
 我々はその京大に堂々と挑戦し、超越しなくてはなりません。どれほどの迫力で向かってくるかわかりません。しかし、その迫力に呑まれることなく、堂々と立ち向かい、勝つ他道はありません。
 残された時間で最大の準備をして、京大と真っ向から勝負する覚悟を持って試合に臨みたいと思います。

2009年11月02日

4年生シリーズ

 夜はすっかり寒くなり、冬が近づいてきたことを感じさせる今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか?こんにちは、主務の三井です。
 さて、今回は神戸大学戦でのとあるシリーズについて書きたいと思います。神大戦と言うと、もう一週間前の話になってしまいますが…。
 王子スタジアムまで足をお運びくださった方やGAORAの生中継をご覧になった方はご存じのことと思いますが、試合終了の少し前にディフェンスの4年生が全員グラウンドに入りました。勿論、BIG PLAYに対して喜びを隠しきれなくてグラウンドになだれ込んだのでも、神大の選手と乱闘になったわけでもありません。DEF.のPLAYERとして全員がグラウンドに立ちました。この中には、普段はDEF.では試合に出ることはないJV DEF.のメンバーも含まれていました。通称“4年生シリーズ”。
 例年はDEF.の全ポジションに4年生のメンバーが入って行われるのが4年生シリーズですが、そもそも我々の学年のDEF.の4年生は11人に満たないので下級生も交えての4年生シリーズとなりました。
 DEF.だけとはいえ、同級生全員がフィールドで活躍する姿は感慨深いものがあります。また、一年生の時のように4年生シリーズでBIG PLAYが生まれたわけではありませんが、タッチダウンされずにきちんと止めてきてくれたことを同級生としては大変うれしく感じました。
 それと同時に、このような粋な計らいをしてくださったコーチたち、DEF.が4年生シリーズを実施できるだけの点数を取ってくれたOFF.に感謝したいと思います。
 次節は京大戦。今のお互いの戦績は関係ありません。お互いの意地とプライドを賭けた戦いになります。京大戦まで残すところ後一週間。気持ちを高めて、えげつなくいい練習をして京大戦を迎えたいと思います。

2009年10月15日

“the pride of 2009 FIGHTERS”

 こんにちは、主務の三井です。関西大学戦以降ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。あのような試合の後ほど書くべきかとも思いましたが、いろいろと諸事情があり、書きませんでした。
 そして、去る10月12日の月曜日、大阪は京セラドームにて、関西アメリカンフットボールリーグの歴史が動く出来事が起こりました。皆様、既にご存知のことと思いますが、あの立命館大学が関西大学に敗れました。
 立命館が勝てば我々の自力優勝の可能性が復活するという試合でした。勿論、ほとんどの4年生が観戦に京セラドームを訪れていました。そして、我々のほぼ全ての者は自分たちの自力優勝の可能性が復活することを信じていました。
 しかし、いざ蓋を開けてみると、関西大学が29年ぶりにリーグ戦で立命館大学に勝利するという結果が待っていました。私の記憶では、立命館が関西学院以外にリーグ戦で敗れるというのは2000年以来、実に9年ぶりの出来事です。
 この立命館の敗戦で、我々がリーグで優勝できる確率は非常に少なくなったというのが世間の見解でしょう。そして、それは紛れもない事実だと感じます。しかし、可能性は“0”ではありません。それに、仮にその可能性が“0”だとしても、我々4年生は最後の瞬間まで、全力で闘い抜きます。
 これは4年生のわがままかもしれません。しかし、この状況で諦めず全力で戦い抜くことで、チームに何か残せるものがあると信じています。勿論、その為だけにやるのではありませんが。
 皆様にも、最後の瞬間まで可能性を諦めずに2009年のFIGHTERSにお付き合いいただき、変わらぬ熱い声援を送って頂ければ幸いです。

2009年09月25日

前半戦・天王山

 残暑も去り、肌寒ささえ感じる季節になりました。私のような人間にとっては快適な季節になりました。こんにちは。主務の三井です。
 ブログの更新も三節目にもなると、最早試合前の日課となった感があります。試合前の更新を楽しみにしてくださっている方がいれば幸いです。
 さて、明日は関大戦です。今年の関大は秋の戦績を見ても分かる通り、相当な実力を有しています。関大のお家芸ともいえるKICKINGを筆頭に、OFF.もDEF.も例年以上に戦力の充実を見せています。我々にとって、この試合は前半戦の天王山となることは言うまでもありません。
 私は、このような早い段階で、関大のようなDiv.1の上位校と試合ができることはとてもプラスになると考えています。というのも、現段階での我々の実力でDiv.1の上位校相手にどのレベルで戦う事が出来るのかを計る事が出来るからです。リーグ戦を二試合終えて我々が自信をつけ始めた部分、改善しなければならない部分は様々ですが、自信をつけた部分に関しては、関西大学に通用すれば更なる自信につながるでしょうし、反省点については、本当に改善することができているのかが如実にあらわになるでしょう。また、春に11-10と接戦をした相手に圧勝することができたなら、自分たちの成長を確信することができます。
 とはいうものの、先述のとおり関大はとても強い相手です。秋のこれまでの二戦では経験したことがないような(春のような)厳しい試合になるでしょう。圧倒するどころか、敗れる可能性も大いにあります。
 実力的な不安はもちろんありますが、その他の不安要素も存在しています。2009年で11時から試合をするのは初めてです。普段、練習が午後なだけに、きちんと体が動くのかどうかという不安があります。また、食事の時間帯という不安もあります。
 それらの不安に対して、我々スタッフは出来る限りの準備をしてきました。例えば、11時からの練習を組んだり、11時から体を動かせるリズムで生活するよう選手たちに呼びかけたりしてきました。選手たちも11時から動ける準備をしています。食事に関してもトレーナー陣が対策をたてています。
 関大は我々に全てをぶつける覚悟で向かってくると思います。その覚悟にひるむことなく、それを上回る覚悟で関大に挑戦したいと思います。明日、この二週間にOFF.、DEF.、KICKING、STAFFそれぞれで準備した全てを出し切りたいと思います。
 では、明日王子でともに空の翼を関大より先に歌いましょう。失礼します。

2009年09月17日

自信と過信

 昨日の試合は、応援団総部(指導部、吹奏楽部、チアリーダー部)が来ていなかったので、普段より静かなスタンドになるかと思っていましたが、皆様の熱い応援のおかげで、応援団総部がいるときと遜色ないものだったように感じます。改めてファイターズの応援に来て下さる方々の想いを感じました。ほんとうにありがとうございました。
 しかし、そのような熱い応援をいただいたにも関わらず、集中力を欠いた試合をしてしまいました。試合前日のブログに「2週間の取り組みが試される」と書きましたが、我々の前の2週間の取り組みが甘かったということです。
 一重に取り組みが甘いと言っても様々です。今回特に甘さが目立ったのは、“メンタル的な準備”という点だったように感じます。わかりやすく言うと、「心のどこかで、自分たちを過信していた」ということです。ほぼすべての部員が、もっと点を取って勝つことを予想していたことと思います。しかし、それはあくまでも予想であり、慢心であり、確たる自信では無かったように思います。
 本来、試合前日の夜もしくは当日の会場入りぐらいまでは、不安で不安で仕方がないという精神状態が続くものです。それは必ずしも勝敗に関する不安とは限りません。勝てるという自信はあっても自分が目指しているプレーができるかどうかという不安かもしれません。しかし、あることに対して不安を抱えて、その不安と真摯に向き合った者のみが、試合開始までには吹っ切れて、「あれだけのことをやってきたのだから、後はやるだけ」という良い精神状態に辿り着き、“自信”を得ることができるのだと思います。この2週間、我々の中の多くの者にはこの不安がなかったように感じます。それは試合前の準備のバタつきにも表れていました。これは完全に私の取り組みのせいです。
 次なる相手は関西大学です。2009年秋の前半戦の天王山です。もし、この2週間で同様の取り組みをしたとすると、間違いなく我々は敗北します。私は、もちろん私以外の部員全員も、負ける気はさらさらありません。この2週間、最高の取り組みをし、関西大学戦に向け完璧な準備をしたいと思います。

2009年09月12日

2節目

 約2週間ぶりの更新です。こんにちは。主務の三井です。早いもので、初戦からもう2週間が経ちました。皆様の中には長いと感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、当事者である私からすると、二週間というのはとても短く感じます。秋の試合前は何節目になろうと、緊張しないことなどありません。そして、今も緊張しています。
 前回のブログに書きましたが、試合においては今、現在の自分のベストを出すことが至上命題となります。したがって、日々の練習・生活において、試合でベストを出すために準備するという事が至上命題となります。
 しかし、我々はまだまだ未熟です。そのため日々成長し続けるというのもまた、至上命題と言えます。我々はこの“短い”二週間で自分の実力を高めることと、試合で自分のベストを出すための準備を平行して行わなければなりません。しかし、秋のシーズンの試合と試合の間の2週間は2009年のFIGHTERSにとって初体験でした。その2週間をどう過ごせば実力を高めつつ、完璧な準備ができるのか、手探りで進んできました。昨年のデータは残っていますが、昨年と同様ではいけないと感じ、昨年のデータはほぼ参考にせず、スケジュールを組みました。
 明日は、我々がそう考え取り組んできたこの2週間の取り組みが試されます。相手がどうのこうのではなく、我々が準備してきたもの、この2週間で上達したものを全てぶつけ、我々のフットボールをするまでです。その結果でこそ、この2週間の取り組みの是非、現状の実力を計る事が出来ると思います。
 ハッキリ言って、どれほど成長できたかはわかりませんが、明日、スタジアムで1節目よりは成長したFIGHTERSをお見せしたいと思っております。
 明日もスタンドより熱い声援を送っていただけると幸いです。

2009年09月02日

開幕戦を終えて

 皆様こんにちは。主務の三井です。昨日、ご多忙中にもかかわらず、王子スタジアムに足をお運びいただいた方々、また、心の中で応援してくださった方々、誠にありがとうございました。お陰様で、点差的には快勝して、2009年の幕を開けることができました。
 さて、上記の通り一応無事に初戦を終えることができました。ホッとしていている、というのが正直なところです。
 しかしながら課題は山積みです。ご存知の通り、後半はオフェンスでは1タッチダウンしか取れていませんし、ポイントアフタータッチダウンのキックは2回も不成功になりました。レシーバーも競り合いに勝てていません。ディフェンスも4th downのギャンブルを2回とも通されています。
 試合前日のハドルで小野コーチが「我々は確実に実力をつけている。しかし、今はまだ到達すべきところに対して50%の実力でしかない。」とお話ししてくださいました。試合を通じて、確かに、その通りであると感じました。
 この小野コーチのお話には続きがあります。「残りの50%はこれからのシーズンを通して成長して行けばいい。大切なのは今の実力の全てを試合で出し切ることだ。」と。これができなければ、試合を通じての成長も、良い反省も出せません。本当の自分の実力を実感できないのだから当たり前でしょう。はたして、どれほどの部員が今の自分の100%を出し切れたでしょうか?出し切れた者もいれば、そうでなかった者もいるように思います。そして、出し切れなかった者の多くは控えの選手であるように感じました。
 結局、今の自分の実力を出し切れるか出し切れないかは試合前の準備にかかっています。試合を想定して準備したものは実力を出せるし、そうでない者は出せない。簡単な原理です。
 このことは個人の責任による部分もありますが、上級生や学生スタッフの責任による部分もあると思います。というのも、練習の雰囲気を試合と同等のものにしなければ、完璧に試合を想定した準備をする事は不可能だからです。
 もちろん、周りの雰囲気に流されず、個人個人でその雰囲気を作り出す必要もあります。周りの雰囲気が試合じゃないから、試合をイメージできないというのはただの甘えです。しかし、同時に全体の雰囲気を試合に近づけるのは上級生と学生スタッフの義務でもあります。要は、この両方が必要だという事です。
 次節の相手は同志社です。この2週間、全員がさらに成長し、その成長した実力を全て発揮できるように準備します。そして次節こそ、内容的にも圧倒します。
 皆様とスタジアムで会えることを楽しみにしております。では、この辺で失礼いたします。

2009年08月29日

“The night before opening game of 2009”

 皆様、ご無沙汰しております。主務の三井です。
 さて、今回は2009年の開幕を明日に控えて(といっても、リーグ自体は本日開幕しているのですが…)感じることを書きたいと思います。
 正直、かなり緊張しています。今までの全ての取り組みが試されようとしています。その取り組みが正しかったのかどうか。夏を通して作ってきたチームがどこまで成長できたのか。その全てが明日からのリーグ戦で試されます。楽に勝てる試合などありません。どこの大学も必死に勝ちに来るのですから当然のことですし、もとより覚悟の上です。しかし、それでもやはり負ければ終わりという状況、しかも初戦となると、緊張しない方が不思議だと思いますし、めちゃくちゃ緊張しています。
 しかし、緊張すると同時に明日が待ち遠しいとも思います。最後のリーグ戦が開幕するという事に高まりを感じます。自分たちの成長を実感できる機会がすぐそこまで迫っているのです。
 まぁ、私がどのように感じていようと、明日は訪れ2009年のリーグ戦は開幕します。しかし試合開始までにはまだ時間があります。本日の終りのハドルで小野コーチがお話ししてくださったように、この時間を活かして近大戦に向けて最後の一歩の準備を詰めて、明日の開幕を迎えたいと思います。
 明日、王子スタジアムで、この春「どうした、関学」と言われたチームとは別のチームをお見せできると思います。そして、我々は明日から11月23日さらに1月3日まで全力で駆け抜けます。この秋には良い意味で「(こんなに強くなって)どうした、関学」と言わせて見せます。皆様にもぜひ、スタジアムに足を運んで頂き、一緒に闘いたいと感じております。応援よろしくお願いいたします。

2009年08月18日

一次合宿総括

 皆様、こんにちは。主務の三井です。3日前の15日に一次合宿が終了しました。そして本日から二次合宿を開始します。そんなこんなで、今回は一次合宿の総括を書きたいと思います。
 今年の合宿は初日に監督から「お前ら、何しに来てんねん」と喝を入れられるという情けないスタートを切りました。「わざわざ普段と違う環境に身を置き、フットボールだけに集中できる環境下にあるにもかかわらず、それに集中できていない。無駄な話をしている時間なんかないはずや。」ということです。
 こんな事は言われなくとも分かっている事でなければいけませんでした。仮に下級生がわかっていなくても、4年生が「何しに来てんねん」と言えなければいけませんでした。今年の合宿のスタートはこのように最低なものでした。
 今年の合宿を通じて、多くのコーチ・OBの方々から「4年生が変わりきれていない。誰が4年生かわからない」と言われました。その言葉を真摯に受け止め、我々は成長しようと試みました。変わり方が分からず悩んだ者、変われるかどうか不安で涙した者、変われていると思っていたがコーチに否定され涙した者、自分を責めて悩んだ者、皆様々な悩みや不安を抱え成長しようともがきました。
 その成果もあり、合宿を通じて、ようやく“FIGHTERSの4年生”に近づく者も出てきました。この部分は素直にうれしく感じます。私自身、この合宿を通じて成長できたと感じられることもありましたし、チームに必要なファクターを発見する事もできました。
 しかしまだまだ十分ではありません。部員全員がスキル、メンタル共にまだまだ成長する事が求められます。実際、合宿最終日の合宿最後の練習終了後にさえも、とあるコーチに「早く本気になれ」と言われました。4年生の中にも「マジか?」と言いたくなるような行動をした者もいました。成長はしたものの、我々はチームとしても個人としてもまだまだなのです。その事を胸に刻み取り組まなければなりません。もちろん、グラウンド内外で、です。
 合宿に点数を付けるとするならば、私は50点ぐらいではないかと感じます。決して合格点とはいえません。しかし合宿が失敗だったとは思いません。あとは上ヶ原でやるだけです。
 神田コーチが最終日の終わりのハドルでおっしゃっていたように、上ヶ原のグラウンドや学生会館の会議室ででも、我々は常に「何しに来てんねん」と言う問いを自分自身に投げかけ続けなければなりません。さらに日常生活においても「何のためにやってんねん」と自分に問い続けなければなりません。そうすることで、合宿と同様の雰囲気でフットボールと向き合うことが出来ます。また、そうすることで、立命に勝てるチームへと成長できます。
 開幕まで後13日。全力でやりきります。開幕を楽しみにしていてください。

2009年08月08日

リスタート

 約2週間の試験期間を経て、8月1日より全体練習を再開致しました。
 春の出来はご承知の通り、最悪なものでした。専門誌には「どうした、関学?」とまで書かれました。“一人一人が立命に勝って日本一”と言う目標を達成するために、我々はこの夏で進化しなければなりません。
 そこで、主将の新谷が上ヶ原通信にも書きましたが、夏のテーマなるものを定めました。
 そのテーマとは“こだわりを持つ”です。この夏で一人ひとりが急激な成長を遂げることが求められます。それと同時に、この夏を通して、“自信”を持つことも必要です。
 何か一つ「これだけはやり切る、上達する」という“こだわり”を持つことで、成長できる。また、“こだわり”をもって、夏をやり切ることで、「自分はできるんだ」という“自信”を得られると考えました。
 また、4年生は7月31日にお互いが“こだわる”ことを発表しあい、お互いの覚悟を確認し合いました。
 そうして、8月1日より練習を再開しました。確かに、春よりは声も出ていて雰囲気も良くなっています。しかし、まだまだです。幹部が、4年生一人ひとりが、もっと自分自身をストイックな状況に追い込み、お互いに要求しあわなければなりません。もっとです。
 しかし、何も悪いことばかりではありません。3年生、2年生の中にメンタル的に成長している者がいるのは頼もしく思います。
 情けない四回生を蹴り上げてくれています。何も、蹴り上げられている状況が嬉しいのではなく、そういうことをできる存在が下の学年に出てきていることをうれしく、また、頼もしく感じます。
 彼らの“勝ちたい”という想いをひしひしと感じます。こんな後輩達の想いを無駄にしてはいけないと感じますし、当たり前ですが、彼らの想い以上の物を4年生は示さなければいけません。
 あと2日で合宿が始まります。チームを一つにまとめる最大のチャンスです。必ず、全員がこのチームで勝ちたいと思える最高のチームを作りあげて見せます。

2009年07月13日

お久しぶりです

 皆様、ご無沙汰しております。主務の三井です。7月4日にNEW ERA BOWL 2009が終了し、本年の春シーズンが終了いたしました。
 春の最終戦となった、NEW ERA BOWLでは、本場アメリカの選手とともに練習、試合を行う事ができ、参加した選手にとってはいい経験となった事と思います。私見ではありますが、特に今年はBLUE、WHITE双方ともにレベルの高い選手たちが来日してくれていたように思いました。
 また、普段と異なる方法・異なるメンバーでチーム運営をするという立場を経験して、私自身、成長できたように感じます。この経験を、夏に活かしたいと思います。
 さて、話は少し遡りますが、先月19日の関関戦の事について書きたいと思います。関関戦の結果についてはご存じのとおり、11−10というギリギリの、ほぼ負けに近いスコアで辛くも勝利することができました。実に、2試合ぶりの勝利でした。正直な気持ちを申しますと、ホっとしました。そう感じるのは、体育会を挙げての関関戦という行事で、FIGHTERSが敗れるわけにはいかないという想いで臨んでいたからだと思います。また、当日多くの方が応援に駆けつけてくれたことも“負けるわけにはいかない”という想いに拍車をかけていました。
 展開的には、明治大学戦の時とよく似ていました。先制され、オフェンスがなかなか得点を取る事が出来ず、ディフェンスはひたすら耐える厳しい展開。その中で、最後のドライブは褒められてもいい内容だったように思います。この試合のラストドライブはこの春でベストのドライブだったように感じました。
 端的に言うと、全員がホンマに本気になったドライブだったように思います。今まで、全員本気でやっていたはずです。しかし、結果的にそれは本気でやっているつもりだっただけなのです。あのラストドライブで多くの者が本当の本気というものを感じたと思います。本当に本気というのはいいかえると、心の底から楽しんでいるということだと思います。ラストドライブ中に面白くないと感じた者はいなかったはずです。
 最近はあまり聞きませんが、少し前まで監督がよく「何がホンマにおもろいねん」というような問いをされていました。結局、この問いの解は「ホンマに本気でやること」なのではないでしょうか?私は今までは「勝つこと」だと感じていましたがそうではなく、「ホンマに本気でやる事」だと感じました。
 本気で何かに取り組んでいる時は、勝敗など関係なくただその瞬間が面白いのです。もちろん、それで勝利できればそれに越したことはありませんが。
 この“ホンマの本気”で夏の練習に取り組めば、立命に勝つことも、日本一になる事も不可能ではないと感じています。この夏のFIGHTERSの成長にご期待下さい。

2009年06月09日

感謝

 皆様、ご無沙汰しております。主務の三井です。
 ここ二戦、情けない試合をしてしまい申し訳ございません。明治との定期戦に至っては19年ぶりの黒星です。情けない限りです。
 さて、先日、とある小児歯科医の方から「ブログがいつも同じ視点で書かれている」との指摘を頂きました。そこで、今回は私が主務というチーム内の立場からこのチームを取り巻く環境に目を向けてみて感じたことを書かせていただきます。
 我々が置かれている環境は立命館大学と比べると、残念ながら、決して優っているとは言えません。しかし、関学より良い環境で活動している学校はそれほど多くありません。立命館など、ごく少数の学校と比べた時のみ、我々の環境は劣っていると感じるだけで、実際はかなり良い環境で活動させていただいております。
 また、関学の中の他の体育会や公認団体と比べても、フットボール部は比較的良い環境で活動させていただいております。
 この環境は、我々が自らの力のみで作り上げたものではありません。多くのOBの方々や学校関係者の方々の理解とお力添えがあって、初めてこの環境がつくられ、維持できるのです。もちろん、我々のクラブも長年に渡って様々なアプローチをしてきました。しかし、周囲の協力なくして今の環境は成立しません。この環境があるのは当たり前ではないのです。
 主務になり、OBの方や他部の主務と話す機会が増え、以上の事をより実感するようになりました。私はこの環境を作ってくださっている方々に“感謝”しなければならないと、改めて実感しております。
 我々は想像以上に多くの方々に支えられて、活動しているのだという事を知りました。両親もそうです。我々のチームは何も「社長の息子」の集まりではありません。両親が少なからず無理をして私たちが活動するための費用を捻出してくれています。
 この場をお借りして、我々を支えて下さっている全ての方に感謝の意を表させていただきたいと思います。ほんとうにありがとうございます。
 このような方々の想いに応えるためにも、我々は強く、立派に成長して見せます。

2009年05月15日

“The Guy Who's Willing to Die Who's Gonna Win that Inch.”

 ご無沙汰しております。主務の三井です。しばらく、更新ができておらず、申し訳ございません。
 まずは、先日の日本大学戦の反省から。結果は皆様ご承知のとおり、14-9で四年ぶりに我々が勝利しました。しかし、日本体育大学戦から三週間で全員が変わり、成長できたかと言うと疑問が残ります。というよりも、ほとんど変化がなかったと言っても過言ではないでしょう。前回も「取り組みが甘い」と書いたにも関わらず、今回同様の事を書く事になり、自分自身を情けなく思います。
 取り組みの甘さはメンタル的な物ですが、日本大学戦ではスキル的な未熟さも露呈しました。それはKG・OLvs日大・DL、KG・DLvs日大・OLの勝負を見ていただければ一目瞭然です。ただ、単純に“負けている”のです。練習不足です。確かに練習量は増えました。特にOLはかなり増えました。しかし、結局強いチームのライン相手には通用しませんでした。もっともっと練習して強くならなければなりません。

 話は変わりますが、日本大学戦の少し前に‘Any Given Sunday’というアメフトを題材にした映画を見ました。その中で、ヘッドコーチが試合を目前に控えた選手達に“One-half a step too late or too early, you don’t quite make it. One-half second too slow, too fast you don’t quite catch it. The inches we need are everywhere around us.… We fight for that inch…because we know when we add up all those inches, that's gonna make the fucking difference between winning and losing.”と言っていました。まさにこの通りです。我々の周りには至る所に、大切な一歩・一瞬があります。そして、その一歩・一瞬を積み重ねることでしか日本一になる方法はありません。すべての勝負の帰結はその一歩・一瞬の積み重ねの帰結でしかありません。つまり、我々は一歩・一瞬をいかに積み重ねるかの勝負の真っ只中にいます。
 また、“In any fight …it's the guy who's willing to die who's gonna win that inch.”とも言っていました。“どんな戦いでも、喜んで死ねる男がその一歩を勝ち取れる”というのです。FIGHTERSにも“死中活あり”という文章が伝わっています。端的に言うと、「死ぬぐらいの気持ちで臨むことが、勝利を勝ち取るための近道である。」ということを説いた文章です。つまり、勝利するために、たった一歩を勝ち取るために必要なのは“全てを賭す覚悟”であると言う事です。たった一歩、たった一瞬。ただそれだけのために、自分の全てを賭けるのです。それほどの覚悟なくして、日本一を語ることなどできません。立命と我々の差は途方もなく広がっています。まさに“決死”で臨むほかありません。我々、皆が、“the guy who’s willing to die”になるしかありません。決死の覚悟で臨まなければならない勝負は、上記のように、日常の至るところ、至る瞬間全てに存在しています。そのすべてに、常に“決死の覚悟”で臨むのです。楽なことではないでしょう。しかし、我々は今までその覚悟から逃げてきました。我ながら、情けない話です。応援してくださっている皆様には、大変申し訳ないことをしてきました。
 さらに、このヘッドコーチはもう一つ大切なことを我々に教えてくれています。“You gotta look at the guy next to you. Look into his eyes. …You're gonna see a guy who'll go that inch with you. You’re gonna see a guy who will sacrifice himself for this team because he know, when it comes down to it, you’re gonna do the same for him. That's the team, gentlemen.”と。仲間を信頼しているからこそ、自らを犠牲にできる。この関係こそが真のチームです。
たった一つのボールを1yds前に進めるために、ボールキャリアー以外の10人は自分の身を投げ打って、相手をブロックする。ボールキャリアーですら、自分以外の部員の想いを背負って、1ydsでも前にボールを進めると言う意味では、自らを犠牲にしていると言えるでしょう。フィールド上の11人だけではありません。フィールド外でもたった一試合のたった一つのプレーにおいて、たった1ydsボールを前に進めるためにその身を犠牲(犠牲と言う言い方が必ずしも正しいとは限りませんが…)にしています。また、そうする必要があります。つまり、これが“チームのために喜んで死ぬ”と言うことです。お互いを信頼していなければ、“チームのために喜んで死ぬ”ことはできないと言うことです。チーム全員が“喜んで死ね”なければ、チームが大切な1 inchを勝ち取ることはできません。すなわち、お互いに信頼していなければ、チームが勝つことはありません。
 そして、このコーチの言葉は“無駄に生きるな、熱く死ね”と結ばれています。今まで、だらだらと書いてきましたが、正直なところこの一言にすべてが集約されていると感じます。
 次なる相手は宿敵・京大です。まさに気持ち・覚悟の強いほうが勝つ闘いになるでしょう。5月16日に我々の覚悟を全てぶつけます。

2009年04月25日

初戦を終えて

 いよいよ、試合のシーズンが始まりました。主務として迎える初の試合で、かなりあたふたした三井です。
 まずは先日の試合の総評から、書きたいと思います。一言で言うなら、“最悪”でした。確かに、オフェンスは点を取り、デフェンスは得点を許していません。キックに関しても、リターンタッチダウンを奪いました。しかし、OLはパスプロでミスを犯したり、WRは確実に捕球できるボールを落としたり、ディフェンスはいいタックルができていなかったり、きちんと責任を遂行できていなかったり、キックではパントをブロックされたりと、悲惨な状況でした。
 最も酷かったのはサイドラインでしょう。サイドラインにいる選手たちは試合の当時者ではなく、ただの傍観者になっていました。我々は頻繁に「全員で勝つ」ということを口にします。これは、“一人ひとりが自分の役割を理解し、それを全うした上で勝つ”ということです。日本一になるために、一人ひとりに役割が与えられています。勿論、試合に出ない者にも、です。全員がその役割を果たさなければ、日本一になることなどできません。
 また、私自身も多くのミスを犯しました。私の犯したミスのせいで、リズムが悪くなったのもまた事実です。
 では、なぜこのような悲惨な状況になってしまったのか?答えは簡単です。昨年の11月23日以来の我々の取り組みが甘かったからです。特に、私のミスは取り組みに甘さがなければ、確実に防げたミスでした。
 試合の前から、このままではダメだと思っていても行動しなかった者も、そもそもダメとすら思っていなかった者もいたと思います。ただ、本気で変えようと思って行動したものは一人もいなかったように思います。あるいは、本気で変えようと思って行動したつもりの者はいるかもしれません。しかし、このような結果が出たという事は、結局みんな、やっていなかったということに他なりません。
 我々の取り組みは甘かった。監督にはずっと言われていました。しかし、我々はこのことと向き合っていませんでした。この事実を真摯に受け止めなければなりません。
 日本大学戦まであと2週間。今までの、甘い取り組みを変えなければ、日大とは勝負にならないでしょう。2週間後は日体大戦の時のような情けない試合はしません。私自身が変わります。必ず変えて見せます。

2009年04月11日

“厳しさ”

 桜の花と新入生達にキャンパスが彩られ、活気があふれる時期になりました。三年前を懐かしく感じます。こんにちは、主務の三井です。
 さて、今回は、前回お話ししていた通り、“厳しさ”の本質について書きたいと思います。
 “厳しい”。デジタル大辞泉によると、「1.厳格で少しのゆるみも許さないさま。厳重である。2.いいかげんな対処が許されないさま。困難が多くて、大変なさま。3.自然現象などの程度が著しいさま。4.物事の状態が緊張・緊迫しているさま。…」となっています。厳しいと一言で言っても、これほどの意味を含んでいるのです。では、日本一を目指す取り組みの上で、“厳しく取り組む”とはどういうことなのでしょうか?
 私は、上記の1.と2.の“厳しい”が当てはまると思います。練習中に少しのゆるみも許してはいけないし、いいかげんな練習やいいかげんな仕事も許してはいけません。要は、妥協なく取り組むということだと思います。
 妥協なく取り組むという事が“厳しい”ということだとしても、厳しくするということと、しんどくするということとは全くの別物であると思います。厳しくした結果、しんどいという事はあるかもしれません(というか、ほぼ間違いなくしんどいのですが)。しかし、練習や行動の本質をとらえて、その本質を妥協なく追求し続けるということが真の厳しさのであると思います。ただただしんどいことをするというのは訳が違います。
 また、“厳しい”とは二元的な意味をはらんだ言葉です。自らに課す厳しさと、周りに対して要求する厳しさです。この両方を部員全員が持ち合わせなければなりません。ストレングスコーチの油谷さんが「自分が決めたことをやり通すのが一番厳しい」とミーティングの際話してくれましたが、確かに自分が決めたことを完璧にやり通すことは、自分に対して相当厳しくないとできないことです。しかし、自分に対して一切の妥協なくやり切れる人間なんて、滅多にいるものではありません。自分ではやっているつもりでも、周りから見ればもっと厳しく取り組めるということは多々あります。だからこそ、他人に対しても厳しくならなければならないのです。自分に厳しくなりきれていないものを、戒めていかなくてはならない。そうすることで、お互いが自らに対して厳しくなっていけると考えます。
 とは言うものの、絶対に勘違いしてはならないのは、自分に対して厳しくしようともせずに、他人に対してのみ厳しくするのでは全く意味がないということです。まずは、自分に対して厳しくすることが始まりです。自分が妥協なく取り組もうとすることです。その上で他人に対しても厳しくすることで、その人の言葉に重みが出てくるのです。
 この4月に大村さんが新たにコーチに就任しました。大村さんのお陰で、確実に環境は“厳しい”ものに変化しました。しかし、コーチの力を借りての変化だけでは日本一には届きません。我々、部員一人一人が変わらなければなりません。
 初戦まで後一週間強。昨年立命に負けてから今までの自分達の取り組み、大村さんが来てくださってからの成長した部分、まだまだ足りない部分など様々なものが顕著に出ると思います。次回はそのもろもろについて書きたいと思います。
 では、今回はこの辺りで失礼致します。