ご無沙汰しております。主務の三井です。しばらく、更新ができておらず、申し訳ございません。
まずは、先日の日本大学戦の反省から。結果は皆様ご承知のとおり、14-9で四年ぶりに我々が勝利しました。しかし、日本体育大学戦から三週間で全員が変わり、成長できたかと言うと疑問が残ります。というよりも、ほとんど変化がなかったと言っても過言ではないでしょう。前回も「取り組みが甘い」と書いたにも関わらず、今回同様の事を書く事になり、自分自身を情けなく思います。
取り組みの甘さはメンタル的な物ですが、日本大学戦ではスキル的な未熟さも露呈しました。それはKG・OLvs日大・DL、KG・DLvs日大・OLの勝負を見ていただければ一目瞭然です。ただ、単純に“負けている”のです。練習不足です。確かに練習量は増えました。特にOLはかなり増えました。しかし、結局強いチームのライン相手には通用しませんでした。もっともっと練習して強くならなければなりません。
話は変わりますが、日本大学戦の少し前に‘Any Given Sunday’というアメフトを題材にした映画を見ました。その中で、ヘッドコーチが試合を目前に控えた選手達に“One-half a step too late or too early, you don’t quite make it. One-half second too slow, too fast you don’t quite catch it. The inches we need are everywhere around us.… We fight for that inch…because we know when we add up all those inches, that's gonna make the fucking difference between winning and losing.”と言っていました。まさにこの通りです。我々の周りには至る所に、大切な一歩・一瞬があります。そして、その一歩・一瞬を積み重ねることでしか日本一になる方法はありません。すべての勝負の帰結はその一歩・一瞬の積み重ねの帰結でしかありません。つまり、我々は一歩・一瞬をいかに積み重ねるかの勝負の真っ只中にいます。
また、“In any fight …it's the guy who's willing to die who's gonna win that inch.”とも言っていました。“どんな戦いでも、喜んで死ねる男がその一歩を勝ち取れる”というのです。FIGHTERSにも“死中活あり”という文章が伝わっています。端的に言うと、「死ぬぐらいの気持ちで臨むことが、勝利を勝ち取るための近道である。」ということを説いた文章です。つまり、勝利するために、たった一歩を勝ち取るために必要なのは“全てを賭す覚悟”であると言う事です。たった一歩、たった一瞬。ただそれだけのために、自分の全てを賭けるのです。それほどの覚悟なくして、日本一を語ることなどできません。立命と我々の差は途方もなく広がっています。まさに“決死”で臨むほかありません。我々、皆が、“the guy who’s willing to die”になるしかありません。決死の覚悟で臨まなければならない勝負は、上記のように、日常の至るところ、至る瞬間全てに存在しています。そのすべてに、常に“決死の覚悟”で臨むのです。楽なことではないでしょう。しかし、我々は今までその覚悟から逃げてきました。我ながら、情けない話です。応援してくださっている皆様には、大変申し訳ないことをしてきました。
さらに、このヘッドコーチはもう一つ大切なことを我々に教えてくれています。“You gotta look at the guy next to you. Look into his eyes. …You're gonna see a guy who'll go that inch with you. You’re gonna see a guy who will sacrifice himself for this team because he know, when it comes down to it, you’re gonna do the same for him. That's the team, gentlemen.”と。仲間を信頼しているからこそ、自らを犠牲にできる。この関係こそが真のチームです。
たった一つのボールを1yds前に進めるために、ボールキャリアー以外の10人は自分の身を投げ打って、相手をブロックする。ボールキャリアーですら、自分以外の部員の想いを背負って、1ydsでも前にボールを進めると言う意味では、自らを犠牲にしていると言えるでしょう。フィールド上の11人だけではありません。フィールド外でもたった一試合のたった一つのプレーにおいて、たった1ydsボールを前に進めるためにその身を犠牲(犠牲と言う言い方が必ずしも正しいとは限りませんが…)にしています。また、そうする必要があります。つまり、これが“チームのために喜んで死ぬ”と言うことです。お互いを信頼していなければ、“チームのために喜んで死ぬ”ことはできないと言うことです。チーム全員が“喜んで死ね”なければ、チームが大切な1 inchを勝ち取ることはできません。すなわち、お互いに信頼していなければ、チームが勝つことはありません。
そして、このコーチの言葉は“無駄に生きるな、熱く死ね”と結ばれています。今まで、だらだらと書いてきましたが、正直なところこの一言にすべてが集約されていると感じます。
次なる相手は宿敵・京大です。まさに気持ち・覚悟の強いほうが勝つ闘いになるでしょう。5月16日に我々の覚悟を全てぶつけます。