2024年01月29日

FIGHTERSとは

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 いつも主務ブログを見てくださっている皆様、お久しぶりです。甲子園ボウルが終わって、昨日のファイターズファミリー壮行会で正式に部を引退しました。これが2023年度最後の主務ブログとなります。これまではFIGHTERSの内部のことや試合のことを記していたので、全てが終わった今、何を書くかを悩んでいましたが、最後は私自身のことについて触れながら書きたいと思います。
 このFIGHTERSでの4年間がこのようなものになるとは大学入学当初は思いもしませんでした。中学・高校と日本一になれず、兄の背中を追って自分も試合で活躍してやるという気持ちを持って入ったFIGHTERS。1年目は新型コロナウイルスの影響で活動が制限され、2年時にようやく全体練習が出来るようになると度重なる怪我で選手を辞めてスタッフになり、4年では主務としてブログを書いているのです。人生は上手いこといかないなぁと思います。
 実は私は2年生の春に怪我で選手が出来ないとなった時、大村監督に退部の決意を話しました。「選手が出来なくなり、このチームにいても勝利に貢献出来ない。このチームにいる価値がない。」このように言いました。今思えば、自分自身に嫌気がさしてフットボールのことを考えたくなかったのだと。しかし、監督は「それは逃げているだけではないか」という言葉を何度も自分に問いかけ続けていただいて、「選手が出来ないなら辞める」という考えから「選手以外にもこのチームで勝利に貢献できる方法はないか」いう考えるようになり、トレーナーに転向しました。今思うとあの時そのまま退部を決めていたら自分は何も成長出来ていなかったと思います。
 スタッフになって初めて、ここまで多くの人がFIGHTERSを支援してくださっているんだと感じることができました。どのようにチームが成り立っているのか、全体像が目に見えて理解でき、心から学生スタッフがいなければ普通に活動することすら出来ないとも思いました。スタッフとしてチームに関わったことで選手の時ではできない経験をいくつもさせていただきました。FIGHTERSのこれまでの功績の裏にはいつの時代にも良い学生スタッフがいたのだと思います(決して私のことではありません笑)。
 スタッフは試合の中で直接勝利に関わることが出来ない。だからこそどうすれば勝利に貢献できるのかということを常に考えていたことで、思考力が上がったのではないかと思います。終わってみればスタッフをとして活動できて良かったと感じます。何度もなぜ自分がフィールドに立ってプレイ出来ないのかと、試合後1人で泣いていたこともありました。実際にフットボールをしていない自分の言葉になんの説得力があるのだと悩んだこともありました。しかし、これらの辛い経験は何一つ無駄な経験ではなかったと自信を持って言えます。
 辛い経験をしたのは私だけではありません。例を挙げると、WR宇佐美、三上、南出、DL今村は怪我で秋の試合を出場出来ませんでした。しかし、彼らは自分のやるべきことを明確にして勝利に貢献していました。また、怪我でなくても試合に出ることが出来ていないメンバー、試合に出ているメンバーも様々な悩みがあったと思います。
 この一年間、4年生は何が正解かは分からないことに対して様々なことを考え行動し、正解を探すということを続けました。また、FIGHTERSは勝利至上主義ではありません。「人として成長」がこのチームの目的です。人間力の向上というのは頭で考えることは出来ても簡単に身にすることは出来ません。ここでも沢山悩み自分なりの正解を手探りで求めていました。私達の学年は個性が強く決して良い人間の集まりではありませんでした。私も含めちゃらんぽらんな人が多い学年でした。そんな私達も学年を追うごとに「FIGHTERSとは」ということを深く考え、様々な経験が出来たことで、入学時よりも何倍も人として成長出来たのではないかと思います。人生で一度しかない大学生活をFIGHTERSで過ごすことが出来て良かったと心から思います。
 この経験を生かすも殺すも自分自身に懸かっていると思います。私にはブログで書いたら笑われるような目標があります。しかし、その目標を達成するためにはFightersでの経験は必要です。次なる目標に向けて日々精進したいと思います。
 最後に、かけがえのない4年間を過ごすことが出来た裏には様々な方々の支えがありました。特に私は多くの人に支えてもらえたからこそ最後まで走り抜けることが出来ました。また、このブログを読んでくださった方、コメントやいいねを下さった方本当に感謝しております。最初は自分の書いている文章をどれだけの方が読んでくれるか不安でしたが多くの人に読んでいただけて幸せでした。FIGHTERSの4年間と同じでこれからの人生は全てが上手くいくわけではないと思いますが、そんな時こそなにくそ根性で頑張っていきたいと思います。
 2024年度Fightersは既に始動しています。後輩たちも全身全霊をかけて目標・目的をr達成しようと日々生活しています。来年度も変わらぬ温かいご声援の程よろしくお願いいたします。

2023年度主務 鈴木 健生

2023年12月23日

感謝

 12月17日、甲子園ボウルを61対21で勝利して、2023年度FIGHTERSは幕を閉じました。昨年度の甲子園ボウルが終了してから約1年間怒涛のように時間は流れていき、もうFIGHTERSとして現役生活を過ごすこともないのかと思うと少し寂しさを感じてきているこの頃です。
 前振りはこの程度にして、2023年度FIGHTERSがここまで歩みを進めて、史上初の甲子園ボウル6連覇を成し遂げることが出来たのは、FIGHTERSを応援して下さった全ての方々のおかげです。今年1年間Varsity戦、JV戦関係なくスタンドは常にお客様で一杯でした。また、動画サイトでも多くの方々が視聴して下さいました。ここまで多くのお客様に試合を観ていただけるとは正直想像しておりませんでした。また、個人的に印象に残っているのは、先日の優勝記念パレードで平日の昼間にも関わらず多くの方々が私達の優勝を共に喜びたいという気持ちで上ヶ原キャンパスに足を運んでいただいたことです。ここまで愛されているチームに所属できたことを誇りに感じております。
 今回のブログは少し短めですが、皆様への感謝のメッセージとして受け取っていただければ幸いです。2023年度FIGHTERSの応援本当にありがとうございました。
 シーズンの振り返りは少し時間をかけて後日改めて書きたいと思っております。

2023年12月16日

ラストチャンス

 先日の九州大学との全日本大学選手権準決勝は、遠征した福岡でも沢山の観客の方に応援していただきました。また、ネット放送でも応援してくださった全ての皆様に感謝しております。ありがとうございました。
 九州大学戦の翌日、私は甲子園ボウルの会場下見で甲子園球場にいました。2023年度のチームが始まった際にはこの舞台まで来られるかどうか不安でした。しかし、様々なことがありましたが何とか今年もこの舞台へ帰ってくることが出来たと思うと感慨深い気持ちでした。しかし、甲子園ボウルに出場することがゴールではなく、甲子園ボウルで関東代表を「Dominate」して日本一になることが私達のゴールです。
 私はこのブログで「自分たちのやりたい試合は出来なかった」と書くことが多くありました。その背景には次こそは圧倒した試合をする、そのような意味も込めてブログに書いていました。しかし、次の試合で勝っても負けても2023年シーズンは終わります。最後の試合で負けるのは嫌だ。また、ただ勝つだけでは嬉しくない。これが私の正直な気持ちです。意地でも相手を圧倒しで勝利する。そうしなければおそらく勝ったとしても後悔をするだろうと思います。
 11月26日、フットボールの神様はなぜ私達に幸運を分けてくれたのか、それは甲子園ボウルの舞台で「Dominate」を達成するためのラストチャンスを与えてくれたのだと私は考えています。このラストチャンスを良いものにするも悪いものにするも全ては自分たち次第です。そして、これを良いものとするために約2週間取り組んできました。しかし、まだまだ完璧と言える状態ではありません。試合まで刻一刻と時間が迫る中、部員1人1人が勝つために何をすれば良いかを考え行動しています。
 今年最後、最高の舞台で私達の勇姿を見ていただけるよう試合開始のホイッスルが鳴るまで考え尽くします。そして、試合終了のホイッスルが鳴るまで死力を尽くして戦います。
 フィールドに来られる方、ネットやテレビでご観戦になる方々、全ての方々の応援が私達の力になります。今年度最後の試合、沢山のご声援をお待ちしております。

2023年12月01日

敗戦を糧に

 関西大学との試合が終わって整列したとき、大勢の観客の皆さんで埋め尽くされたスタンドを見て、ここまで多くの方々が我々の勝利を願って応援に来てくださっているのだと思うと、この舞台で勝利するために本当に全てを懸けることが出来ていたのか、という思いで自分自身が情けない気持ちで一杯でした。相手校の勝利者インタビューを聞いていることがこんなに悔しいものだということを思い知らされました。
 関西大学に敗北して3校同率優勝という形で長かったリーグ戦は幕を閉じ、皆さまもご存じのことかと思いますが、海アが当たりくじを引いて全日本大学選手権に進むこととなりました。
 スタンドでは歓喜の声が上がる中で、私は抽選で次に進めたとしてもどのような気持ちで取り組めば良いのか、正直分からなかったです。負けてしまった私達が本当に次に進んで良いのか、など様々な気持ちが頭を駆け巡っていました。
 しかし、与えられたチャンスに対して中途半端な気持ちで挑むことは許されません。私たちは甲子園ボウルで相手を圧倒して関西代表が関学になって間違いなかったと認めてもらうしかありません。
 今回の敗戦で部員全員が自分たちは弱いことを自覚出来ました。私自身も関西大学に負けた要因というものがいくつも頭に思い浮かびました。しかし、今は後悔をしている時間はありません。反省をして次戦の九州大学を圧倒するために全てを尽くすしかありません。
 今までの取り組みでは勝てないことは全員が分かっています。敗戦直後の悔しさや苦しみを忘れることなく糧にしてここからの行動を変えるしかありません。本当に幸運にも今年のチームでそれに向き合う時間ができました。今一度今年のスローガンである「Dominate」を全員で達成する取り組みを行っていきます。

2023年11月25日

Dominate

 11月11日、立命館大学戦に31対10という結果で勝利を収めました。遅くなってしまいましたが応援してくださった全ての皆様にこの場を借りて感謝を伝えさせていただきます。応援ありがとうございました。
 時間を少し遡り立命館大学戦を控えた2週間。この2週間は私が21年間生きてきた中で間違いなく一番辛い思いをしていました。何をしていても、寝る前まですら立命館に負けたらどうしようという気持ちが常に自分の頭の中には巡っていました。どれだけ自分が気持ちを出して必死にやったとしてもこれで本当に勝てるのか、相手はこれ以上の取り組みをしているのではないかと常に敗北と負けたことでこれまでの自分達の取り組みが全て否定されるということの不安との戦いでした。入場する直前まで私の心の中にはまだ不安がありました。しかし、入場して「Fight on, Kwansei」を歌うと、自然とその不安は取り除かれました。「後はやるだけ。自分の出来る全てを尽くすそれしかない。また、ここにいる全ての部員が死力を尽くしてやってくれる。」そう思うことが出来ました。そして、勝利を手にすることが出来た時は本当に嬉しかったです。
 立命館大学戦が終了してからの約2週間はあっという間に過ぎていきました。毎日全ての部員が何をすれば相手を圧倒出来るのかということを考えて行動に移してきました。私自身も関西大学との試合を最高のものにするために、練習中はもちろん、練習外でも試合で起こりうる想定外の出来事を全て想定内にして、サイドラインからチームの雰囲気をコントロールするために試合のシミュレーションを行ってきました。
 決戦のキックオフまで刻一刻と時間は迫っています。4年生にとってリーグ戦は最後です。今年1年間、「Dominate」を掲げて活動をしていきました。4年生はこの1年間を通して様々なことを考え、このスローガンを達成するために試行錯誤を重ねもがいてきました。4年生1人1人の想いや生き様が試合に出ているメンバーもそうでないメンバーも明日の試合の随所で湧き出てくると思います。この1年間の集大成を是非皆さまにスタジアムで直接見ていただきたいです。そして、まだ今年度達成することの出来ていない私達自身も納得できる「Dominate」した試合をしてみせます。万博記念競技場のメインスタンドから熱い熱いご声援をよろしくお願いいたします。

2023年11月09日

「絶対に勝つ」という執念

 10月29日の立命館大学vs関西大学の一戦、私はライブ配信で見ていました。昨年は関西大学が勝ったこのカードですが、今年は立命館大学が試合内容として圧倒しており、点差以上に強いチームに仕上がっていました。こんな強いチーム相手に、2週間後エンジ色の集団を目の前にして、自分たちのやってきたことに本当に確信を持って勝負に挑むことができるのか。そんな不安を払拭する為にそこから練習を続けていました。
 試合において何が勝敗を分けるのか、私は気持ちの差がやはり大きく勝敗を左右するのではないかと思います。オフェンスであればどれだけ完璧なアサイメントでもこなしているだけでは勝てないと思います。OLは意地でも笛が鳴るまで足を掻き続けてブロックする、WRは厳しい位置にボールが来たとしてもジャンプをして突っ込んで取りにいく。ディフェンスも同じで、ただタックルするというのではなく意地でも相手を倒すハードタックルをするという気持ちを持ってプレーする、必死にパシュートして何としても追いかける。一人ひとりの「絶対に勝つ」という執念が大一番では絶対に必要です。
 どれだけ気持ちが大事と言え、プレーの質が低ければ結局の所勝てないと言う人もいると思います。しかし、気持ちの乗っていないプレーを何百回練習しても試合で通用するプレーにはなりません。緻密な戦略を理解した上で、気持ちの入ったプレーをすることで相手との勝負になると思います。
 松浦静山の言葉で「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。負ける時は必ず負けに繋がる要因があります。この要因は試合の時に突然姿を現すものではありません。練習の中から様々な場面で負ける要素が転がっています。それらの要素を一つ一つ潰していくしかありません。
 私たちに与えられた時間は残り少ないです。この時間をどのように使うのか、いつも通りに過ごしても躍起になって行動しても過ぎる時間は同じです。今この時の行動からもう一歩深く考えて行動することでチームとして少しでも良い方向に向いていくはずです。
 負けて学べることは確かにあります。しかし勝ってこそ学ぶべきことが多くあると思います。勝って次に進む為に、やるべき事は各々違えど全身全霊で残りの期間を過ごしていきます。どれだけ練習しても不安が完全に取り除かれることはありません。しかし、やれることは全て行って決戦の舞台へと臨みます。
 最後になりましたが、第5節まで沢山の応援をありがとうございました。OB/OG、保護者、ファン、全ての方々の応援があったからこそ、私たちはここまで取り組んでくることができました。次節は今年一番の山場です。これまでにない程の方々に来ていただき、スタンドが青色で染まっていることを願っています。
 「11.11」第6節・立命館大学戦、ご声援の程よろしくお願いいたします。

2023年10月27日

細部へのこだわり

 秋のリーグ戦が開始して約2ヶ月が経ち、2023年度のチームで戦うことができるリーグ戦も残り3試合となりました。ここまで満足する勝利が出来ず、このままではライバルたちに敗北を喫するのではないかという不安を日々感じ、何か1つでも変えなければいけないと焦りながら過ごしております。
 私は日頃から練習開始前にサイドラインを綺麗にしようと選手に言っています。言い始めた当初は言われるまでサイドラインは汚いままでした。しかし、次第に幹部以外の4年生も声掛けをするようになり、一人一人がサイドラインを綺麗に保つように意識していけるようになりました。何故、私がサイドラインを綺麗に保つことを意識しているかというと、フィールドで起きている問題を解決する為には普段から細部にまで気を使える意識を持つことが必要だと感じているからです。
 高校時代、顧問の先生にサイドラインは必ず綺麗にすること、防具は綺麗に並べて置くことを口酸っぱく言われていました。これは単に見栄えを良くする為だけに言われていた訳ではありません。サイドラインを綺麗にするということはゴミが落ちていないか、道具が散乱していないかなど、細かいことに対して目を向けることを怠らないようにするためでした。サイドラインの事すら意識して見る事が出来ない選手がフィールド内で起きている小さな変化に気づくことが出来る訳がない。至極、当然な事です。
 「神は細部に宿る」
 これは建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。細部へのこだわりが作品の本質を決めるという意味があります。これはフットボールにおいても言えると思います。「Dominate」をする為にはフットボール自体だけでなくそれに付随する全てのことにこだわりを持たなければいけません。
 近畿大学戦から2週間、部員1人1人が毎日こだわりを持って行動をしてきました。そのこだわり自体は影響の小さなものかもしれませんが、小さなことが大きく物事を変えると信じています。私たちのこだわりが京都大学戦で観客の皆様に伝わった時には、私たちの求める勝利が手に入るのではないかと考えています。
 明日の京都大学との試合は伝統の一戦と言われています。そして、今シーズン京都大学は開幕4連勝してきています。私たちの想像を超えるほど波に乗ってくるでしょう。その中で私たちは、選手、スタッフ関係なく試合の始まる笛が鳴るまで相手を「Dominate」するために出来る最善の行動を取って試合に望みます。
 京都大学戦はこれまでの試合とは違い、何か起きる試合だと私は考えています。しかし、イレギュラーなことが起きたからといって取り乱すのではなく、平常心を保って試合を作っていきます。ご声援の程よろしくお願いいたします。

2023年10月13日

覚悟

 2023年度シーズンが始まるにあたって私たち4年生は同期の前で決意表明をしました。これは今シーズンを通して自分がチームの中でどのような存在になるかを自分自身で覚悟を決めて4年生同士の前で約束をするというものです。私自身も自分自身の決意表明をし、同期45名の決意表明を聞いて、全員が秋のリーグ最終戦までこの決意表明で言ったことを行動することが出来れば、とても良いチームになり、最終的に結果として「Dominate」が達成出来るのだろうと感じていました。
 しかし現実はそう上手くいっていません。先日の神戸大学戦でも「Dominate」を体現するような試合は出来ませんでした。ゴール前、3rd Downを取りきれないオフェンス、タックルミスをするディフェンス、そして多くの反則もありました。私たちのやりたいフットボールはこのようなものではありません。
 4年生はそれを分かっているはずだと思います。しかし改善するために必要な行動を起こしていない現状があります。4年生がミスをして出来ていないことを同期同士で厳しく求め合えず、馴れ合いのチームのまま進んでいった先には、日本一はおろかリーグ戦敗退という未来しか待っていないでしょう。
 シーズン中盤に入っているこのタイミングこそ私たち4年生が変わることが出来るラストチャンスだと私は考えています。今シーズンに入る前に4年生が決めた覚悟をもう一度思い出し、それを実行できなければ何も残すことなくFIGHTERSを引退することになります。4年生は何のためにFIGHTERSに入部して何を成し遂げたいのかということを再度考え直さなければいけないと思います。4年生一人一人がもう一度覚悟を決め直して取り組んでいきます。そして一戦必勝で勝利を掴んでいきます。

2023年09月28日

「雰囲気」

 長い戦いになると思っていたリーグ戦が早くも2戦を終えました。開幕の龍谷大学戦では点差こそつけて勝利したものの、各々には反省が残りました。その反省を潰して挑もうとしていた第2節の甲南大学戦は、私達の思い描いていた展開とは大きく異なるものでした。オフェンス、ディフェンス共に細かいミスや反則が続き、「Dominate」とは程遠いものとなってしまいました。
 私は試合が終わってからなぜこのような結果になったのかを考えていました。行き着いた一つの答えが練習での「雰囲気」が良くなかったということです。初戦から第2節までの2週間は、快勝できたから次も大丈夫だろうという気の緩みが練習でもそれ以外の場所でも表れてしまっていました。
 チームの雰囲気作りは重要です。どの試合でもその時の雰囲気で良い試合が出来るかどうかということが感じ取れます。そしてそれは試合の時だけ作ろうとしても出来るものではありません。日々の練習の中でどれだけ細かい所までこだわっているのか、が試合での雰囲気につながってきます。
 そして個人的にこだわるだけでも作れません。フィールドに出ているメンバーが最高のプレーをするために、部員それぞれが仲間に対しても厳しく求め続けていくことが重要です。それは練習の場だけではなく、トレーニング、日常生活など全ての事柄において言えることであり、フットボールに関わること全てに仲間が圧巻の取り組みをしているかを見ていく必要があります。その日々の取り組みが結果として、試合でチームに良い雰囲気、空気感を与えます。
 私は他者に求めることをやめた時にチームとしての成長は止まると思います。今、チームには「自分だけが出来ていれば良い」という空気が少なからずあります。このような空気を変えるのは4年生の役割です。「Dominate」が今年のスローガンであり、4年生としてこのスローガンのもとにチームを進めていくと決めました。それを決めた4年生が変わることが出来なければ「Dominate」は実現できないばかりか、敗北を喫することになります。私達は負けるかもしれないということをもっと理解しなければいけません。そして4年生から1年生までの全員でチームであり、その一人ひとりの行動が勝敗を左右します。学年は関係ありません。下級生のミスが原因で負けたとしてもそこで4年生は引退です。すなわち4年生の責任であるということを分かった上で行動していかなければいけません。
 この点において私達はまだまだ未熟であり、日本一のチームとは言えないです。第3節の試合まで時間はありませんが、何とか4年生が変わっていくことで、良い雰囲気を作って試合に臨めるように準備していきたいと思います。
 先日から大学も秋学期がスタートしました。夏季休暇中と違って学校生活と部活動を並行して行っていくことになります。フットボールだけに全てを費やすことが出来なくとも試合は2週間に1回必ずあります。今置かれている状況に言い訳せずに毎日を過ごしていきます。
 次節・神戸大学戦は最初の山場です。是非ご来場いただき、私たちの奮闘を見ていただければと思います。応援宜しくお願い致します。

2023年08月29日

本気

 4年振りに東鉢伏高原での8泊9日の合宿を終えて2週間程度が立ちました。合宿では24時間フットボールのことだけを考える生活を送りました。多くの部員にとっては初めての東鉢伏での合宿で、わからないことが多かったと思いますが、全員で合宿を行っていく中で後半からはチームとして同じ方向を向いて団結していったのではないかと思います。上ケ原に帰ってきてからは続く猛暑や多発する雷でイレギュラーなことが多いですが、日々活動することが出来ています。
 とはいえ、チームとしてはまだまだ未熟であります。シーズンを目前に控えていますが、私自身にも、チームにも多くの課題が残っているのが現状です。そんな中で今回お話したい内容は、私自身の課題でもある「本気」ということについてです。
 合宿を終えてから「本気」とは何かということが常に頭の中にあります。私を含めほとんどの部員はFIGHTERSで日本一になるために入部したと思います。また、今年度は「Dominate」というスローガンを掲げている中で、細部にまで気持ちを入れて取り組んでいかなければいけません。
 しかし、現在のチームでは「本気」の部員が少ないのではないかと思います。フィールド内外問わず、この程度やっておけば良いだろう、これくらいは見逃して良いのでは?など妥協している場面がまだまだ見受けられます。このような妥協がある限りは「Dominate」を体現するどころか日本一になることも出来ません。私自身も妥協している場面がありました。そして、妥協しているということは口では本気でやっていると言っても本気ではないのだと気づかされました。本気だからこそ目の前の起きている事象でおかしいことがあれば口に出す、負ける要素があればそれを潰すために行動するということが本気でやっていることだと思います。
 自分だけが本気でやることはそう難しくはないと思います。しかし、周りにも本気を伝播させるには「嫌われる覚悟」というのを持たなければいけません。私はこの部分が全くといっていいほど足りていませんでした。これを今言って何か思われたら嫌だ等、くだらないことばかり考えていました。
 私以外にもこのようなことを思っている人は少なくないと思います。私たちが掲げている目標は馴れ合いのチームでは達成することは出来ません。一人ひとりが自分に厳しく、そして、他者にも厳しく求めることが出来るようにならなければいけません。しかし、ただ厳しくするだけでは賛同してついて来てくれる人はいません。毎年、シーズン終盤になるにつれて周りに厳しく求め合う環境が出来るのですが、シーズン序盤から厳しく求め合う環境を作り上げることが「Dominate」するために必要であると思います。
 特にスタッフは直接勝敗に関わることが出来ません。だからこそ誰よりもこだわりを持って行動しなければいけないのだと思います。あるOBの方からこのような話を伺いました。「現役時代に優しくしていたスタッフは負けた時に選手から文句を言われる。現役時代に嫌われてでも選手に厳しくしていたスタッフは引退してから感謝される。」この話を聞いた時に、選手に対してただ厳しくするだけではなく、自分自身が勝ちたいからこそ直接勝敗に関係する選手に対して厳しく接することがスタッフに出来る最大の貢献なんだと感じました。
 選手だけでなくスタッフも含めて全員で戦わなければシーズンを勝ち抜くことはできません。私たちは勝つために出来ることを全て行っているわけではありません。しかし、中途半端な取り組みをして勝てるほど勝負は甘くありません。毎日を全力で考えて行動しなければ瞬く間にシーズンは終わっていきます。私たち4年生にとっては一戦でも負ければ引退です。どのようなシーズンにするかは私たち4年生の取り組みにかかっています。
 今年度まだ相手を「Dominate」している試合は一つもありません。秋シーズンでは誰が見ても関学が強くて勝ったと言われるようなシーズンにするために、更に強い気持ちで取り組んでいきます。
 いよいよ今週末からリーグ戦がスタートします。私たちが日本一という目標を達成する上で、スタジアムでの圧倒的な声援は何よりも強力な後押しになります。是非ご来場いただいて熱い応援のほどよろしくお願いいたします。

2023年08月05日

再スタート

 はじめに、前回の更新からかなりの時間が経ってしまったこと、誠に申し訳ありません。
 5月28日は関西大学に敗北したと同時に私達のチームとしての弱さが露呈した日でした。1月から幹部を筆頭にチームビルディングや勝つために行っていたことが「敗北」という結果によって全て崩れたと私は思いました。この試合を経て、4年生は勝つためにはどうするべきなのか、日本一になるためになど、様々な議題を学年ミーティングで話し合ってきました。また、関大戦以降の試合のために日々の練習の中で何かを変えようとしながら「Dominate」を達成するために取り組んできました。しかし、残りの試合も私達の満足のいく試合を行うことは一試合も出来ませんでした。
 やり切れない思いの中、春シーズンを終えました。私自身、何かを変えなくてはいけないと思いながらも変えなければいけないことが分からないという期間を過ごしていました。これは私達が今までのミーティングなどで全てにおいて抽象的にしか物事を考えていなかったからでした。
 このような中でコーチの方から助言をいただき、全ての事柄について深堀をしていくというミーティングを行うようになっていきました。今まではあまり時間をかけず済ませていた内容についても、何が悪かったのか、その悪かった原因は何なのか、その原因は何なのかという何度も深堀をすることを心掛けて、一つひとつの問題に取り組むようになりました。どれだけ時間を費やしても時間が足りないと感じたことは初めてでした。また、フィールドレベルにおいての問題を話し合うだけでなく、FIGHTERSの一員としてどうあるべきか、私達を支えてくれている方々はどれだけいるのか等、FIGHTERSの核となる部分についての話し合いも行ってきました。
 このようにミーティングやトレーニングなどをしていると7月のオフシーズンはすぐに過ぎていきました。そして7月30日から全体練習が開始され、チームが再始動しました。4年生の意識が少しでも変わったのかフィールド内での行動や声掛けの質が少しずつ向上しているように感じています。しかしまだまだ「Dominate」出来るほどの取り組みではありません。
 これから先、4年生が中心となって行うのは当然ですが、どれだけ下級生を巻き込めるかということが重要になってくると思います。私達4年生だけでは勝つことは出来ません。4年生がやるのは当たり前です。しかし、下級生にも4年生と同じくらいの熱量で取り組んでもらわなければ勝つことは出来ないと思います。これから先、私達4年生が下級生にどれだけ熱量や想いを練習や日常生活を通じて伝えることが出来るのかが重要になってきます。
 私達はただ勝利することを目的として活動していません。今年度の「Dominate」というスローガンは試合に勝利するというだけでなく、全てにおいてFIGHTERSには勝てないとライバルたちに思わせるようなシーズンを過ごすという意味を込めています。春シーズンにこのスローガンを達成することが出来なかった私たちが、残りの4か月弱スローガンを体現し続けなければいけません。とても難しいことだとは思いますが、私達4年生が筆頭となって必死に取り組んでいきます。

2023年05月24日

勝つためには

 FIGHTERSではオフシーズンのトレーニングは学生トレーナーが主体となって行います。監督・コーチ陣の要望を聞いた上でストレングスコーチの油谷トレーナー、濱田トレーナーとミーティングを行い、トレーニングメニューを決めて実施します。今年度は他大学を圧倒する身体を作るということがトレーニング期間のテーマでした。基準でいうと各パートにおいてXリーグでプレイしている社会人選手の平均ほどの体格にするということを目標に置きました。また、オフシーズンは他パートの選手と関わることが出来ます。普段は同じパートの選手と関わることがほとんどですが、トレーニングを行う際はパートの垣根を越えて声を掛け合います。そうしてチームの結束力を固めてきました。
 今年度のオフシーズンの締めくくりは千刈合宿でした。新型コロナウイルスの制限がなくなり約3年振りの開催となりました。YouTubeで視聴していただいた方もいらっしゃると思いますが、関西学院が保有する千刈キャンプ場でトレーニング合宿を行いました。3年という期間が空いたことで千刈合宿を初めて開催した時以来の4学年全員が千刈合宿を知らない状態で迎えることとなりました。千刈合宿は心身共に限界に挑戦出来る環境に身を置くことで、部員1人1人が「殻を破る」ことを目的としています。今回の合宿でも普段とは全く違う姿の部員も数多くいました。私達にとっては初めての千刈合宿ではありましたが、1つの基準を作れたのではないかと思います。来年度以降は今年度よりも高い基準で合宿を行ってくれると思います。
 千刈合宿が終了したことで長いようで短いトレーニング期間が終わり、4月から春シーズンが開幕しました。これまで日本大学戦、エレコム神戸戦、中央大学戦と3試合を終えましたが、私たちの考えている最高の勝利というのはまだありません。それどころか、エレコム神戸に対しては敗戦を喫しております。
 今年度は試合内容で圧倒するということを掲げています。一人ひとりが勝つために何をしなければいけないかということ考え続けなければいけません。しかし、現在のチームはそのような思いを持って一日に出来る最大限の努力をしている者があまりにも少ないと感じます。5連覇をしているという中で本来チームを引っ張るべき存在である4年生の中にもどこかで「今年も勝てるのではないか」という気持ちを持っていると者がいるはずです。それが練習での雰囲気に繋がっていると思います。
 楽しくフットボールをやるということももしかしたら大事かもしれません。ですが、私達の目指している目標はそのような気持ちだけでは達成することが出来ません。日々、様々なことに悩み苦しみながら考え動き続けるしかありません。そうしなければ、4年生は11月の終わりに「引退」を突き付けられると思います。どれだけ練習をしたら日本一になれるという指標はありません。先が見えないことに対して努力出来る人はあまりいません。来年以降も続く下級生たちはなおさらモチベーションを保ちにくいと思います。そこで私達4年生が様々なことに対して全力で取り組むことが出来るかということがチームの未来を左右すると思います。
 春シーズンも中盤に差し掛かってきて部員1人1人が今の自分に足りないものを自覚してきていると思います。それらを克服できた時に私達のやりたいフットボールが行えると思います。
 次戦は関西大学戦です。私達4年生は無観客試合や歓声不可の試合を経験していた為、多くのファンの皆様が現地に来ていただき、声を上げて応援をしてくださることで本当にたくさんの元気を頂いております。ありがとうございます。関西大学戦は春のビッグゲームです。より多くのファンの皆様にフィールドにお越しいただいてFIGHTERSが勝つ姿を見ていただきたいと思っております。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

2023年04月15日

2023主務ブログスタート

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 はじめまして。2023年度の主務を務めさせていただく 鈴木 健生(すずき たけお)と申します。1年間、主務ブログを通じて皆様にファイターズについて少しでも知っていただけるようにより多くの更新をしていくよう努めていきますのでよろしくお願いいたします。
 はじめに簡単に私の略歴を紹介させていただきます。

2014年 啓明学院中学校に入学 
    タッチフットボール部に入部。3年時には主将を務める。
2017年 啓明学院高等学校に入学
    アメリカンフットボール部に入部。3年時には主将を務める。
    また、パシフィックリムボウル、兵庫県選抜で副将を務める。
2020年 関西学院大学総合政策学部に入学
    2年生の春まではOLとしてプレーし、2年生の夏からトレーナーとして活動。

 そして、本年度、主務を務めさせていただきます。
 本年度も「日本一」を目標として1年間活動してまいります。この目標を達成することは容易ではありません。しかし、主将・海ア、副将・浅浦、衣笠、前島を筆頭にファイターズに所属する全部員が日本一という高い目標に対して愚直に取り組んで必ず甲子園の舞台で勝利して今シーズンを終えたいと思います。
 また、目標を達成するための取り組みの中で1人の人間として成長していきます。私達は勝利至上主義の集団ではありません。たとえ日本一になったとしても人として成長していなければその日本一には価値はないと思っています。日常生活からファイターズの部員として日本一を目指すにふさわしい振る舞いをして、他の学生の模範となり皆さまから応援してもらえるように努めて参ります。
 私達4年生は入学時からコロナ禍で様々な制限があり、過去3年間思うように活動することが出来ませんでした。本年度から様々なことがコロナ禍以前の形に戻り始めています。しかし私達はコロナ禍以前のことは全く知りません。4年生として活動を始めた時にこれはピンチだと思っていました。なぜならコロナ禍以前のことを知らないのに以前の形に戻せるのか不安だったからです。ですが考え方を変えると良い意味で過去に縛られずに物事を行えるということです。自由な発想でファイターズをより高い基準のチームにしていきたいと思います。
 最後になりましたが、私達が活動できるのはご支援ご声援をいただける皆さまのおかげです。応援していただける皆さまが「ファイターズを応援して良かった」と思っていただけるよう精進して参ります。
 本年度もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。