2008年01月31日

2007最終回

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 先日1月27日、ファイターズファミリー壮行会(旧合同送別会)と甲子園ボウル優勝祝賀会が行われました。沢山の関係者の方をはじめ、後援会の方、OB会の方、ファンクラブの方がお忙しい中、足を運んで頂き深く感謝申し上げます。
 FIGHTERSに入部して3度ほど、合同送別会に現役として出席し、「いつ、自分が壇上に立つ日が来るのだろう。遠い未来の話しだな」と正直思っておりました。しかし、司会の酒井マネージャーに卒業生が順番に名前を呼ばれていく中、自分の番を待っていた時には、なにやらわからぬ熱いものがこみ上げてきました。それが、時の経つ早さに驚いたためなのか、現役生活を引退する実感からなのか、仲間とやってきた4年間を振り返ってなのか、目の前にいる一番近くで支えてくれた人たちへの感謝なのか、いっぱいありすぎてどれが一番かはわかりません(順番をつける必要も無い事ですけどね)。
 その後、新主将早川君の締めの挨拶で壮行会は終わり、会場を変え、祝勝会の場に2007FIGHTERSとしてあらたに入場しました。お気づきになった方もおられたかと思いますが、ライスボウルの入場曲と同じ曲での入場でした。こういった配慮ができる現役マネージャーに感謝しつつ、会場内を見渡すと、お世話になった顔がずらり(ひどい言い方ですみません)とおられました。挨拶周りをさせて頂いている中で、間違いなく現役部員の誰よりも、祝勝会に来ておられる方々が多いだろうなと少し幸せに感じていました。この1年間、どうやって現役をサポートしていけるかと議論を重ねているOB幹事会に出席させてもらった事もありました。後援会から千羽鶴やライスボウル定期券など気持ちのこもった贈り物を頂いた事もありました。シーズン終盤になると、試合前にいつもみかんを下さる方もおられました。悩みを聞きに、飲みに連れて行って貰った事もありました。支えられている事を一番に感じる立場にいた事はどれだけ幸せなことだったのだろうかと再実感しました。
 ただ、他の4年生には他の4年生の立場があり、そこでしか学べない事やそこでしか実感できなかったことがあると思います。QB三原には三原しか味わえなかった事があり、TR安藤には安藤しか感じられなかった幸せがあります。たくさんの役割があって、ひとつの目標に向かって全員が真剣に責任を全うする。真剣だからこそ面白い。そんな仲間が集まっているチーム。FIGHTERSは自分で言うのもなんですが本当にいいチームだなと今更ながらに思います。
 ですが、「立命に勝って日本一」こう目標を掲げ、ライスボウルで松下電工に敗北した事は主将・岡田の言うように悔いが残ります。学生日本一になれたのだから贅沢な事を言うなとおっしゃられる先輩方もおられるかと思いますが、目標を達成できずに引退する事はやはり悔しいものです。ただ、本当に大切なのは結果よりも中身だと思っています。引退したらなお実感するものです。ぶつかりあった日々、不安を共有しあった時間、その中で築いた人間関係、これがこれからの人生では「京大、立命、日大には勝ったけど、ライスボウルで負けた」という結果よりも重要になると思います(実際就職活動をしていて考える事は、学生日本一になったという「結果」ではなく、学生日本一になった事やライスボウルで負けた事から「学んだ事」ですし)。
 もちろん2008FIGHTERSには「日本一」目指して取り組んでいって欲しいと、そして結果も中身も最高の物を手に入れて欲しいと思っています。特に新4年生には、自分の信じた事をやり通して、悔いの無い1年間になるよう頑張ってもらいたいと思います。
 こういった経験をさせてくれるFIGHTERSに、そしてこのブログに目を通して頂いていた皆様に感謝しつつ、私のブログは最終回という事にさせて頂きます。長い間、ご愛読ありがとうございました。新主務が決まりましたら、主務ブログ再開となると思いますので、今しばらくお待ち願います。今年もFIGHTERSを引き続き暖かく見守ってくださいます様、よろしくお願い致します。
 本当にありがとうございました。

2008年01月04日

すべてに感謝

 東京ドームも試合前から見渡す限り人でいっぱいになり、事前に言われていた「万が一1階席が満員になった場合にのみ開放する4階席」も人で埋まり、ドームの広さと人の多さに試合前に少し圧倒されておりました。松下電工と関西学院の対決なら東京ドームよりも大阪ドームでやればもっと応援してくださるファンの皆様が足を運びやすかったのかなと、試合前のひと時に考えていた次第です。いつもは試合前にそんな余裕も無かったのですが、ライスボウルではやっと回りを見渡す余裕ができたのかなとも思います。
 いつも以上に応援が響き、今までの試合で一番心強く思いました。遠い東京までわざわざ応援しに来て下さったファンの皆様、応援団総部の皆様、その他関係者の皆様、本当に1年間応援ありがとうございました。

 皆様の応援に後押しされて、後半は後一歩と言う所までいきましたが、力及ばず社会人に敗退する結果となりました。松下電工はパワーもスピードもFIGHTERSより二段三段上で終始圧倒されっ放しでした。前回で書かせていただいた小笠原健二先輩も出場されていて、非常に熱い気持ちになりました。ファイターズにとっては、嫌なキックを、電工にとっては最高のキックを蹴り続け、尊敬するとともに本気でやってくれたことに感謝します。勝てなかったことは残念ですが、この悔しさは来年のファイターズが晴らしてくれると思います。

 1年間の振り返りは次回(最終回)にさせていただくとして、とりあえずは皆様に感謝の意を伝えたいと思います。本当に1年間、2007FIGHTERSをありがとうございました。すでに次の戦いは始まっておりますので、どうか今年と変わらぬ、今年度以上のご声援のほどよろしくお願いいたします。

2008年01月01日

あけましておめでとうございます

 とうとう2008年になりました。そして、先ほど第3フィールドで最後の練習を終えたところです。僕ら4年生はこのメンバー全員でこのグランドでフットボールをする事はもうありません。明日から東京に入り最後の調整をするからです。
 天気は快晴、気持の良い人工芝、最高の仲間と、最高の舞台へ。ライスボウルは未知の世界。社会人チームと対戦するのもこのチームでは最初で最後。勝って終わるのか、負けて終わるのか。
 慣れない準備に追われバタバタしていた3週間もようやく落ち着き、後は勝負の時を刻々と待つのみです。今から試合開始の笛が聞こえるまでは自分自身との勝負。悔いのないようにやるだけです。
 さて、ここからは個人的な事になりますが、僕が2年生の頃(その頃はキッカーでした)に小笠原健二先輩(現在松下電工でキッカー)に色々とお世話になりました。まさかライスボウルで対戦できるとは夢みたいな出来事です。自分自身、当時のご恩やらなんやらを色々とお返ししなければならないと思っていました。夜遅くに悩みを聞いてもらい、逆に夜遅くに天王寺の自宅まで送った事もありました。何回か缶コーヒーを奢ってもらい、逆に何回か夜ごはんを奢った事もありました。なぜか2年と4年の関係なのに持ちつ持たれつの関係でした。いや、もしかしたら気の使わない関係に導いてくれたのかもしれません。きっと、そうに違いない。そんな訳で、東京ドームではその恩返しをしてやろうと楽しみにしています。

 東京ドームまで応援に来て下さる方々、テレビの向こうで声援を送って下さる方々、このメンバーで、最初で最後のライスボウルです。もう一度、一緒に戦いましょう。東京ドームの時計が0になるまで。

 このブログを書くのも、試合後に最後の1回を書くのみでしょう。1年以上のご愛読どうもありごとうございました。では、東京ドームで。

2007年12月21日

幸せの正月

 お久しぶりです。
 甲子園ボウルが終わり、5日が経ちます。まだまだ実感は沸きません。というよりも初めてのライスボウルの準備の忙しさから、実感する暇がないのでしょうか。それでも、クリスマスやお正月と世間は慌しい中、日本中の大学で唯一ファイターズだけが日本一に向けてアメフトを続けられる喜びをかみ締めています。「正月にスポーツをできることは幸せや」と、甲子園後のハドルで鳥内監督が話されましたが、その幸せを東京ドームでの勝利という最高のものにするために、残り2週間を取り組みます。もちろん簡単な事ではありませんが。。。
 思えば、立命戦も甲子園も3点差での勝利でした。あの満員のバックスタンドと共に空の翼を歌えた時は関西学院を誇りに感じ、そして、良き仲間と良きライバルに出会えた事に心から感謝しました。
 対外的な窓口でもある僕は、今年1年、様々な団体の方と関わる機会が増え、他の部員よりも、応援やエネルギーを直接貰う事が多かったと思います。
 立命戦前には、関西学院大学体育会の各クラブやFIGHTERSのOB会、後援会、そして、甲子園の前には立命の友達から、甲子園の後には日大の友人からエールを頂きました。幸せな事です。試合後に、とある大学の主務からは「現役の最後に試合したのが関学で良かった。」と言われ、勝利よりも熱いものが込み上げてきたのを覚えています。
 だからこそ、今、頑張れる自分がいるのでしょう。社会人最強の相手だろうが、何としてでも勝ちたい。絶対負けたくない。そう思って1日1日を過ごしています。
 社会人を倒してこその日本一です。相手は圧倒的な力を持つ松下電工。今年川崎で行われたワールドカップに出場したメンバーがずらりと揃う相手には、勝ちたいという気持ちで上回るしかないと思っています。チーム内で、お互い刺激しあってライスボウルまでに「やれる事は全てやった」と思えるように最大限の準備をしたいと思っています。大学日本一になったからといって僕らは何も変わっていません。急に足が速くなった訳でも、頭が良くなったわけでもありません。むしろ変わる(変わった)としたら、何も変わっていない僕らを見る回りの目でしょう。その目によって僕らが悪い方向に変わってしまわないように、年末年始の慌しい雰囲気の中、いっそう気持ちを引き締めて走りぬけたいと思います。
 本当に応援ありがとうございました。そしてこのシーズンはもう一度だけ宜しくお願いいたします。

2007年12月15日

総力戦

 ご無沙汰しております。甲子園ボウルの準備と卒業論文の仕上げでバタバタしておりました。おかげさまで両者ともほぼ終了。思い残すことはありません。

 いよいよ、迫ってまいりました。去年、法政大学に負けてから約1年、雪辱を晴らすべくこの1年間やってきました。

 相手は日本大学。去年甲子園で僕らに勝利した法政大学を倒してきた東の強豪。その昔、甲子園で幾度となくFIGHTERSを弾き返して来た赤の不死鳥。青と赤の時代を築き、共に日本フットボールを牽引してきた不屈のライバル。

 明日の試合は色んな意味での総力戦。選手もスタッフもコーチも、そして応援に来てくれるOBもファンも。全員で戦う甲子園になる。もちろん、日大も同じ。長年待たれていた18年ぶりの激突。色んな想いが交錯する。

 今までしてきた事を全て出す。出来る事を1から順番に、基本を忘れず、全ての役割を全ての人間が。そしてFIGHTERSが奪われ続けていた覇権を取り戻す。

 それでは、明日、長居で会いましょう。

2007年11月29日

3点差の意味

 長居陸上競技場でのリーグ戦最終節。立命館大学戦。時計が0になると、バックスタンドが歓喜に満ち溢れた。
 試合が終わって、スタンドを見上げるとこんなに後ろが青かったのかと驚いた。そして色々ホッとした。
 わずか3点差。だが、大きな3点差だった。前半のリードをみんなで守った。佐藤も徳井も、1年生の平澤も、サイドラインにいるスタッフも、スポッターにいるコーチも。そしてスタンドを埋め尽くしてくれたファンの大きな声援がそれを後押ししてくれた。改めて多くの人たちに支えられていることを実感し、感謝の気持ちで一杯になった。

 朝から気持ちの良い天気だった。試合前には全員が驚くほど集中していたのがわかった。それでも、前半も後半もしんどかった。しんどくなることは十分わかっていた。戦うのは自分自身、FIGHTERS自身だという事もわかっていた。いくら祈っても立命はFIGHTERSを勝たせてはくれない。できる事は、目の前のプレーに集中させる事だけ、1年間準備してきた事を出すだけだった。そうしているうちに第4Qが終わった。

 長居から帰る時に、3点差の意味を考えていた。「この3点差にはどんな意味が込められているだろう。」考えれば考えるほど、全ての事が美しく見える。ふと、そんな状況の自分を見て怖くなった(僕はもともと心配性だからかも知れないが)。
 「勝てば全てが良かった」というわけでは無いと思っている。冷静に、良かった事と悪かった事、できた事とできなかった事を見つめ直していく必要がある。「もし、負けていたら…」そう考えて少しでも多くの収穫を立命戦から得たい。その収穫を活かせる場所がFIGHTERSにはある。法政大学が来ようとも、日本大学が来ようとも、FIGHTERSはFIGHTERSの戦い方をする。法政には去年の甲子園BOWLの借りを、日大には今年のFLOWER BOWLの借りを返すべく、残りの時間、最大限の準備をしていきたい。
 自分たちのプライドを賭けて。そして、心から応援してくれるFIGHTERSのファンのためにも。

2007年11月12日

今、出来る事

 「立命に勝って日本一」
 今年、FIGHTERSが掲げた目標である。そして、この目標を達成出来るか出来ないかは自分次第だという想いで主将岡田は「Depend on me」をスローガンに掲げた。
 立命に勝つも負けるも、FIGHTERS次第である。間違っても立命はFIGHTERSを勝たせてはくれない。
 今出来る事は、今出来ると考えられる全ての事を全力でする事である。立命がどこかの大学に負けないか…とか、自分にはどうにも出来ない事を考えていても仕方が」ない。一番大切なことは、FIGHTERS全員が今出来る事、今しか出来ない事を全力でやろうとしているかどうかだ。出来たか出来なかったかは今の時点では関係ない。結果は2週間後にはっきりする。今、自分に出来る事は何だろうかと必死に考え、それに必死で取り組む事。それが役割は違えど180人いるFIGHTERS部員に共通して言える、今出来る事であると僕は思う。

 いよいよ立命との大勝負。1年間この日のためにやってきた。先に「空の翼」を歌う資格を勝ち取るために、残る2週間で最大の準備をしたい。

2007年11月02日

緑の記憶

 秋季リーグ第1節、EXPO FLASH FIELDで行われた京都大学対同志社大学。10-14で京都大学は初戦を落とした。そして先日の第5節、立命館大学に0-51で大敗を喫し、京都大学の優勝の望みは断たれた。

 我々4年生は京大に対して相当の思い入れがある。
 2004年秋シーズン、京大は関学との試合までに既に3敗をして優勝戦線から遠のいていた。片やFIGHTERSは第5節で4年ぶりに立命に勝ち、甲子園ボウルの夢を大きくたどり寄せた。
 そしてあの関京戦−。誰もが関学優勢と予想する中、甲子園ボウルへの夢を膨らませた関学を、京大は図りしれない執念で現実の世界へと引きずり落とした。あの悪夢が毎年この時期には蘇える。
 「関学に勝つ事だけが唯一自分たちの存在を証明できる。」
 2004年京大主将の近藤司氏が話していた言葉だ。彼らにとっては、関学に勝つことは日本一になるのと同じくらい価値のあることなのだろう。勝手な推測だが、毎年の様に関学戦には目の色が変わる彼らを見ると、そのように思えてならない。それは今年も変わっていないに違いない。そして図らずも今年の状況も2004年と良く似た状況となった。

 京大は怖い。
 「立命は強い」と同じように言うなら、「京大は怖い」だろう。強さ以上に怖さを先にイメージしてしまうチーム。それは、後先を考えず目の前の1プレーに必殺のブロック・タックルをしてくるプレースタイルからも、試合前練習にガチンコでブロックを打っている姿からも、2004年FIGHTERSから勝ち星を奪った執念からも感じる。
 だからこそあえて、秋シーズンはこのブログで京大に対しての想いを書かなかった。立命や対戦校の名前は出しても、京大の名前はあまり出したくなかった。他の大学とは並列に考えたくなかったから。一日一日戦うとは言っても、頭のどこかで立命とそして京大の事は忘れたくなかった。
 皆、立命の事は意識している。口を開いては「立命は強い」と毎日言う。確かに立命は強い。だが、果たして立命だけなのか?関西の全てのチームは関学に対して特別な感情をぶつけてくるが、その中でも取り分け我々を一番の標的に、虎視眈々と不焼不屈の精神で狙っている男たちがいると言うことを忘れてはいないだろうか。
 先日の試合で立命は京大を圧倒した。あの試合は関大戦の次の日で、4年生はほぼ全員見に行った。僕も直に見ていて立命は素直に強いと思ったが、一方ですぐに京大の怖さがチーム内で薄らがないであろうかと不安になった。
 その不安は京大に敗北した経験がある我々4年生が、となりで練習している人間にどれだけ京大というチームを伝えられるかにかかっているだろう。それは作り物ではなく、自分の本心からにじみ出る物として。
 いくら京大がどんな戦績であろうと、どんな状態であろうと、この2週間はあの2004年の無念をチームに伝え続け、京大の執念を圧倒する試合にすべく取り組んでいきたいと思う。

2007年10月26日

KICKING TEAM の想い

 皆様、一つお詫び申し上げなければなりません。2つ前のブログでポンチョを売っていると綴りましたが売っておりません。後援会グッズのポンチョが私の頭の中にすっかりFIGHTERSのグッズとしてインプットされていたようです。ポンチョが出るのが今か今かと待っていたファンの方々、本当に申し訳ありません。
 さて、関西大学戦がいよいよ明日に迫ってきました。麻疹により春の総合関関戦が中止された事を今でも鮮明に思い出します。そして後日無事試合が行えたことも。
 関大と言えば個人的には非常に戦いたい相手です。僕が1、2年の時、自分自身がKICKERだったためか、関大と言えばKICKINGが強いチームというイメージでした。過去にいくつもKICKINGで勝敗を左右したゲームがあり、力が拮抗している中では特にKICKINGで勝負が決まると言っても過言ではありません。例えば僕らが2004年のプレーオフ、タイブレイク方式の延長戦ではまさにFGで試合が決まりました。去年のユニバーでの立命戦は、立命のゴール前パントシチュエーションでスナップミスによりセーフティ、最終的にその得点差で勝利しました。そしてあの甲子園ボウル。法政大学の丸田選手のキックオフリターンTD、パントのファンブル、そしてFG失敗。
 今年のKICKING TEAMはこの悔しさを胸にスタートしました。
 今春から4年生KICKERの大西がKICKINGリーダーのミーティングに、スタッフを呼び出しました。「ここ3〜4年、2点差、3点差の勝負がずっと続いている。KICKINGが果たす役割は非常に大きい。だからこそ今年は"OFFENSE=DEFENSE=KICKING"であるという意識を部員全員に持せたい。そのために様々な観点からKICKINGを見る事でより良い改善をする事、そして色々なパートを交える事でKICKINGに対する想いの共有をしたい。」そういう想いで始まったKICKINGリーダーミーティングは毎週一回、事務的な部分も含めて、各自練習について思った事を言いあう30分程度のミーティングですが、そのミーティングに参加することは僕自身にとっても非常に意味のあるものでした。
 今年の春シーズンはトレーニング重視の期間が多かったためかKICKINGの練習時間が例年より制限されました。KICKの練習がしたいのに中々出来ない、それでも限られた時間の中で如何にして強くなるのか?そういった問題を正面から考え、練習中の細かいところから具体的な改善案を次々と生み出し、一本一本に対する勝負のこだわりを全員に意識させる事で少ない練習量を質でカバーしていきました。少ない本数で集中した練習。リーダーのKICKINGに賭ける想いが毎日の練習をより良い物にしていったのだと思います。
 しかし一方で、ここまでの4試合でキックオフリターンTDを2本やられており、前節時点では課題が残ったままの状態なことは明白です。
 そして、関大は噂に聞く限りではKICKINGの練習量が非常に多いとのこと。「のったら強い」関大を如何にのらせないか?モメンタムをどうやって持ってくるのか?K.G.KICKINGユニットが果たす役割は次の試合においては特に大きいと感じています。
 明日の試合で完成させ、KICKING TEAMの想いが形にあらわれる戦いにしたいと思います。

2007年10月18日

4年生ユニット

 先日王子スタジアムで行われた神戸大学戦、応援有難うございました。春の試合よりも点差をつけて勝利を収めることができたのもファンの皆様の暖かい声援があってこその結果だと思っております。
 さて、その神戸戦の中で非常に嬉しい出来事がありました。ディフェンスコーディネーターの堀口コーチが、いつもは試合に出ていなかったディフェンスの4年生を出場させたのです。全員が4年生で組まれたディフェンスユニットに気づかれたファンの方も多いのではないでしょうか?
 FIGHTERSでは対戦相手がしている事をそっくり真似することでレギュラーチームの練習相手になるスカウトチームが存在します。今年も何人かの4年生が秋シーズンの初めからそういった役割を背負ってきました。試合出場メンバーを少しでも強くするために、弱点を見つけては厳しい言葉をかけたりプレーで見せたりして。そうやって試合には出ないけれど懸命に頑張ってきた4年生が試合に出場したことに、多くの部員も感じるものが多かったと思います。
 1シリーズだけではありましたが、このコーチの粋な計らいに見事に応えて止めてくれました。FIGHTERSは勝つ事だけが目的のチームではないということを実感できたシリーズでした。
 さて、残すところ関・京・立の3試合となりました。勝つ事だけが目的ではないとは書きましたが、もちろん勝って日本一になる事が最大の目標です。当然、先述のような計らいは、オフェンスが点を取り、ディフェンスが止めた事の上で生まれたものです。
 神戸戦でも課題が多く見つかりました。特に唯一、失点を許したキッキングは非常に大きな課題だと思います。なぜなら次の相手は学生界で最強のキッキングチーム。そして昨年最も苦しめられたチームでもあります。
 4年生は4年間で最後の関関戦を、最後の王子スタジアムでの試合を白星で飾れるよう、日々「Depend on me」を胸に取り組みたいと思います。

2007年10月13日

これから

 第4節、神戸大学戦まで残り1日となりました。大学では授業が始まり夏に比べて人影は一段と増えましたが、逆に暑さは一気に遠のき部室の中でも長袖を着ている季節になりました。これからのシーズン、スタジアムに応援に来てくださる方々は寒さ対策の準備をお忘れなく。万が一お忘れになった方は、次からは万全の準備をすると気合を入れなおし当日はグッズのテントにお越し下さい。クッションやポンチョなど魅力あるFIGHTERSグッズを揃えてお待ちしております。
 ところで皆さんは「甲子園への道2007」という関学スポーツの企画をご存知ですか?試合会場にお越しいただいているファンの皆様なら知っておられる方も多いと思います。メンバー表などと一緒に配らせて頂いているA4用紙一枚には、関学編集部一押しのFIGHTERS部員がポジションの魅力や意気込みなどを赤裸々に語っています。部員は取材の依頼が来ると非常に恥ずかしながら嬉しそうで。。。去年から続いているこの企画、インターネット上でも過去のものが掲載されておりますので興味のある方は是非一度お立ち寄り下さい(FIGHTERSのHPからでもリンクが飛んでいます)。
 さて、これからは春に対戦した神戸大学、関西大学、京都大学との試合を経て、目標の立命館大学戦に向かっていくことになります。
 次に対戦する神戸大学には昨年華々しいデビューを飾ったWR大園君がいます。飛びぬけて高い身体能力を持ち、立命ディフェンスを抜き去ってTDを挙げているALL JAPAN WR。彼をうちのディフェンスが押さえ込めることができるのかどうかが、この試合において鍵となると思います。もっとも、立命には彼と同等の実力を持つWRがずらりといるのだから、もちろん神戸オフェンスは完封目指して戦いますが。
 いずれにしてもこれから対戦する相手は一人ひとりのポテンシャルが非常に高い。そういったキーマンを押さえることができるかどうかが今後のFIGHTERSの明暗を分けていくことになると思います。石井さんのコラムでも「チャンスは後3度」とあります。確かに立命までの試合日数は3度ですが、部員には試合と同じくらい毎日の練習を大切にして欲しい。同志社との試合では1枚目と2枚目の差が浮き彫りになった試合でした。それから2週間。自分より上手い人間はチーム内にもいくらでもいる。毎日横で練習している人間とどれだけ競えるか。その積み重ねが試合で生きてくると思います。
 いよいよ明日に迫った神戸大学戦。課題を一つでも多く克服し、一つでも多くの課題を得られるよう戦うのみです。

2007年09月23日

新しい「FAMILY」

 先週行われた近畿大学戦では初戦に続き勝利を収めることができました。今回も課題は多く残りましたが、何とか克服してレベルを上げていくしか道はありません。

 さて、今回はFIGHTERSの新しい取組にスポットを当ててみたいと思います。
 FIGHTERSでは地域貢献とフットボールの普及のために、小学生フットボールクラブ「上ヶ原ブルーナイツ」を今年の7月に立ち上げました。いつもは屈強な青の戦士たちが凌ぎを削っている上ヶ原の人工芝フィールドで、日曜日の朝9:30からフットボールプレーヤーの卵たちが走り回っています。そんな愛くるしい姿の横に目を移すと、大人がまるで少年時代に戻ったかのようにボールを追いかけている姿が飛び込んできます。これまた今年5月にスタートした「シニア・ファイターズ」です。つまり、フィールドの半分ずつを分け合って、子供たちと大人たちが背中合わせでフットボールをしていることになります。
 また、ブルーナイツやシニア・ファイターズはFIGHTERSのOBが中心になってコーチをしていただいています。この新たな取り組みに、色んな形で、色んな人が関わって下さっている。こんなに嬉しい事は無いと思います。もちろん、現役のマネージャーも忘れてはいけない大切な存在です。
 FIGHTERSが目指す「日曜日」は、朝、上ヶ原に親子揃って来て、それぞれがフットボールを楽しみ、午後にはスタジアムで大学の試合を家族一緒に観戦する。なんとフットボール三昧な日曜日でしょうか。
 最近よく耳にする「TVゲームばかりして外で遊ばない子供が増えた」「中高年の運動不足は老後の生活に大きな影響を与える」「核家族化が進み、親の共働きも増え、家族内でのコミュニケーションも不足がちである」というような、現代社会が抱える問題を、フットボールを通して一気に解決することができるのです!今日、僕も参加してきました。やはり見ているのと実際に行うのとは違って子供たちや大人の方々が如何に元気なのかがわかりました。(それに加えて自分が如何に運動不足なのかも。。。)
 また、これらとは別に今年の2〜3月には、地元西宮の2つの小学校に「出前授業」に行き、3週間にわたって体育の授業でフラッグフットボールを教えてきました。短期間でしたが、フラッグフットボールを通じて築いた小学生との友情は、今後何よりも変えがたい絆になったと感じています。
 実際先日の試合でも、スタンドから「てぽさーん」「三原さーん」とかわいい声援が聞こえてきました。この声援も必ず甲子園に連れて行く。FIGHTERSの背負っているものの大きさを感じながら、次節・同志社大学との試合に向けて準備していきたいと思います。

2007年09月06日

埋まらない心の隙

 龍谷大学との開幕試合、たくさんのご声援を頂きありがとうございました。試合中はなかなか感じにくいものですが、試合が終わって観客席を見上げた時、後ろでこんなにも支えてくださっている方々がいたのかといつも驚かされる次第です。
 さて、その試合を振り返ると、戦った相手は龍谷でしたが、苦しめられたのは自分自身、FIGHTERSの心の隙でありました。点差だけ見れば556-7、まずまずの出だしの様に見えてしまい、それがまた今後の大きな不安要素の一つでもあります。
 得点こそ伸ばしたが課題が多く残ったOffense。何度も3rd Downまで追い詰めるが踏ん張りきれなかったDefense。ビッグゲームでは負けに直結するようなミスを犯したKicking。そして試合前に細かいミスを重ね落ち着きの無かったStaff。本当に何事においても完璧を目指していたのか?ただ単に勝てばいい試合ではなかったはずです。完璧を目指すからこそ、一つ一つの細かいことを積み重ねます。積み重ねたら日本一になれるという思考でなく、日本一を目指すからこそ、積み重ねるのです。本当にチーム全員が目指せているのか?行動に移せているのか?もう一度考える必要があります。
 一方で、僕らの試合前日に立命館は近大に62-0で完勝するという結果を残しました。直接試合を見たわけではないですが、結果だけを聞けばチームの状態が良いのか悪いのかは大方予想がつきます。62点取ったオフェンス、0点に押さえたディフェンスといった表面上の強さだけでなく、それを生み出す人間の内面的な強さにこそ本当の強さを感じます。FIHGTERSが目指すのは日本一であり日本一の男の集団ですが、いつもその目標の前に立ちふさがる大きな相手と比べる事で、色々と自分達の弱さを認識する事ができるのも事実。
 「もっと自信を持て」とのコメントを頂きましたが、今の状態での自信はただの驕りに過ぎないと思います。立命館との勝負までに自信が持てるよう、反省→改善の繰り返しを行うのみです。
 拮抗した勝負になると、ごまかしはもう利きません。次の近大戦、ごまかしではなく本当の意味で強いFIGHTERSとして戦えるよう万全の準備をしていきたいと思います。

第2節:近畿大学戦まで残り10日。

2007年08月31日

魔物の棲む初戦

 昨日、2007年度FIGHTERSのイヤーブックが届きました。自分たちで言うのも何ですが、今年もなかなかセンスのあるデザインと内容になっています。
 イヤーブックは毎年イヤーブック担当のマネージャーがほぼ一人でページ構成を考え、段取りを組み、写真や文章を集めて作ります。7月8月と毎日のように印刷会社と部室とを往復し、ようやく完成させました。帰宅時間が夜中の12時を回っていることなんて何度あったか数えられない位だそうで。
 表紙には頼りになる主将の背中を起用し、中身も小野コーチが昨年の甲子園ボウルを振り返った文章など、見ごたえ十分の一冊になっております。是非9月2日の初戦に会場に来ていただき、グッズ販売コーナーでご購入下さい(一部書店でも販売予定です)。

 では本題を。
 僕には毎年秋の初戦には魔物が棲んでいる気がしてなりません。アメフトは準備のスポーツと言われるように、相手の戦力を徹底的に分析して試合までに万全の対策を練って戦うスポーツです。しかし、秋の初戦はその相手のデータが極端に少なく、そして何より春の初戦と訳が違う点は「負けたら終わり」という精神的プレッシャーです。。どこのチームも相手が何をしてくるかわからない状態で望むため、そういった意味での怖さがあります。前回のブログでもその怖さについて綴らせてもらいました。ただ、頂いたコメントにもあったように負けることを考えるのではなく、勝つためにその不安要素をどうやって消していくか。ここまでやったから後はやるだけという精神状態にどうやって持っていくか、だと思います。
 今年の目標は「立命に勝って日本一」。立命戦まで、そして1月3日まで、毎日を、毎試合を全力でやり切る。それが最大限に成長する鍵となるだろうし、それが出来なければ日本一になる事もなる資格も無いと思います。
 初戦の龍谷戦。準備したことを完璧に出し切り、かつ様々な変化に冷静に対応する。全てにおいて圧倒して勝つ。オフェンスもディフェンスもキッキングも、そしてサイドラインも。全員で全力で勝ちます。

2007年08月27日

合宿から開幕へ・・・

 合宿の報告が遅くなり申し訳ありません。今年は天候にも恵まれ、大きな怪我人を出すことも無く無事終えることが出来ました。関係者の皆様に心からお礼申し上げます。
 さて、その中身はと言いますと、主将岡田を筆頭に「勝負」をテーマにして臨んだこの6日間、 日に日にチームが成長していく事を実感できました。アメフトに集中できる環境の下、練習の内容に勝負物が増えた事も手伝って、感情を剥き出しでお互い要求し合う姿などは、上ヶ原のグランドでは中々感じられなかったレベルに近づいたと思います。とまぁ、良いところだけを取って書けばこうなりますが、実際のところ出来てない部分もたくさんあります。特に生活面でのモラルはまだまだ浸透していないという現実を目の当たりにし、徹底しきれていない自分の力不足を感じました。合宿を終え、いくらかの達成感と大きな課題を胸にこれからの期間一つ一つの物事にきちんと取り組み、チームとして呼応し合えるよう、鉢伏での合宿の時以上に個人個人が意識を高めていく事が必要であると思っています。
 呼応で思い出しましたが、合宿では毎年フレッシュマンだけでの練習が行われます。毎回上級生の何名かが台に入ったり、盛り上げたりもしますが、初日は全く持って静かな練習でした。「自分達で作っていけ。」「声出さん奴はいらん。」「一人だけで上手くなるな。」「全員でやるんや。」との厳しい声が上級生から向けられると、フレッシュマン柚木や岡田を筆頭に、日を追うに連れて、リードを出す者が増え、それに応える者が増え、お互いを指摘する声、ナイスプレーを誉める声もどんどん出てきました。炎天下の中、体も気持ちも熱くなり、お互いが呼応しあう事を少しずつ覚え、最終日には学年としてまとまる姿ができてきたと思います。非常にエネルギッシュな学年でこれからが楽しみです。

 さて、いよいよあと1週間で開幕を向かえるわけですが、心の準備を自分も含めて本当に出来ているのか?正直とても不安です。負けたら終わり。この意味を負けてから知るのではなく、負けないためにどうするかという行動に変えて毎日取り組んでいきたい。特に今のチームからは、立命館までは順当に行くだろうという心の隙が感じられます。なぜなら、今のFIGHTERSは秋のリーグ途中での負けの怖さを知らないのです。4年生が2004年度に京都大に負けた事を知っているのみであり、3年生以下は立命館以外には負けた事が無いのです。京都大、関大、その他いくつもの大学のFIGHTERSに対する勝負へのこだわりの怖さを、4年生がチームに伝えられているのか?そして、こうやって綴っている自分自身も口だけにならず魂で受け止めているのか?毎日自問自答の日々が続いています。 初戦まで残り1週間を切りました。この不安をどうやって拭うのか?自分との勝負です。

2007年08月10日

合宿に向けて

 今日からいよいよ合宿です。
 8月1日から練習を再開してすでに9日が経ちました。時の流れは早いもので、気がつけば合宿は終わり秋シーズンが始まる事になっていると思います。だからこそ、一日一日を大切にしたい。そして、一瞬一瞬、今の時間を大切にしたい。自分と言う人間としっかり向き合う時間が合宿では普段よりも長くあります。何もない場所に行き、真剣にフットボールに打ち込む。そこから自分自身を見つめなおし、一回り成長して上ヶ原の地に帰ってきたいと僕は思っています。課題は嫌と言うほどある。もちろん、僕だけでなくチーム全員に言えます。下級生も、スタッフも、4年生も、主将ですらも、課題をひとつずつきちんと乗り越えた時、大きな意味で合宿は成功だったと言えると思います。
 この前、あるOBさんから「どのチームも今は同じラインに立っている。後はきっちりと準備をしたチームの勝ち。」というお話を聞きました。まさにその通りだと思います。いかにきちんと準備をするか?これは何も戦術面での問題だけではありません。もちろん、フィールドで繰り広げられる複雑な勝負はフットボールならではのものです。フットボールが準備のスポーツと言われるのも重々わかります。ただ、そのような目に見えるものだけでなく、むしろ目に見えない準備が本当の準備だと僕は思います。いくら、複雑な戦術を考えたからといって、いくらそれを実行する力やスピードを身につけたからといって、勝負どころで力を出し切る精神力がなければそれは全て徒労に終わります。目に見えない精神力を高めることこそ、準備をするうえで外せない要素だと言う事です。試合で例えるなら、「リードしていても決して浮き足立たず、例えリードを許していても自分達の力を信じて、心を地に付け最後まで全力でやる。」という精神状態で戦えるかどうか。目に見えない力をいかにチームとして準備していくかが大舞台での大きな鍵となると思います。それは、部員一人一人が握っていて、その鍵をいくつ開けることができるかは4年生、そして主務である僕次第だと思います。
 4年生にとっては最後の夏合宿。出し惜しみは絶対無し。最初から最後まで全力でやるのみ。最高の仲間と立命に勝って日本一という目標を果たすため、重要な6日間にしていきたいと思います。
 では行ってきます!

2007年07月28日

勝負の夏

 こんにちは。大石です。
 そろそろ競技スポーツをしている人なら誰もが思い出す、あの夏合宿のシーズンが近づいて来ました。
 FIGHTERSも例年通りの鉢伏高原の「かねいちや」で今年も合宿します。僕を含めたスタッフ4名で一足早く下見に行ってきました。小雨の中、上ヶ原から車を走らせること3時間弱、見慣れた山道を登ると、ようやく待ち焦がれた(?)ロッジが見えてきました。到着するとすぐさま、毎年お世話になっている若旦那が笑顔で出迎えてくれました。そして、一通り食事や部屋の打合せをし、おいしく焼肉をご馳走になった後、グランドや施設のチェックを行いました。あの暑く騒がしいイメージのグランドとは全く違う静かなグランドを歩いているときに、、、
 ―もう4度目。本当にはやい。この前終わったような合宿が、またすぐに始まり、そして終わる。―
 時の流れの速さに少し驚きつつ、今年の合宿に向けて、気持ちの高揚を自分の中で感じました。
 よく鳥内監督が「どんな人間になって秋に勝負するのか」と部員に問いかけます。自分はどんな人間になりたいのか。そのためにはどうするのか。しっかりと自分自身と向き合う時間を大切にして、目標と計画性を持って行動する。夏合宿は自問自答の連続の場とも言えますが、もう少し勝負という言葉を込めて表現するならば、「食うか、食われるか。」この夏合宿で誰をとか、どのチームをとか以上に、自分自身を食うのか食われるのか。隔離された環境の中、肉体的に精神的に自らを如何に追い込めるか?自分の意思を貫き通すか?その様な気持ちで望むことで人間的にもプレーヤーとしても成長できるものだと思います。
 監督の言葉をかみ締めながら、自分自身も勝負を心にかねいちやを後にしました。2時間程度の滞在時間でしたが、怖いくらい静かに時が流れました。あの場所に立つとすごく自分自身と向き合える。これは僕だけでなくFIGHTERS全員がそう感じることでしょう。そして、今は一人ひとりが様々な気持ちを胸に8月1日から再開する練習に向けて気持ちの整理を付けています。夏の練習開始まであと4日。この夏が本当の勝負になります。

2007年07月15日

NEW ERA BOWL 2007

 長らくご無沙汰しておりました。このブログを楽しみにして下さっているファンの皆様、更新が大幅に遅れて申し訳ありません。
 NEW ERA BOWLも無事終わり、FIGHTERSの春シーズンは間もなく終わろうとしております。これから夏合宿までの期間、学期末テストに向けて多くの部員が勉強優先で取り組みます。ひとたびシーズンが終わると気持ちを切り替えてしっかりと試験に望む。大きな意味でのメリハリを付けることも一年間通して今年のチームが成長していく上で非常に大切なことだと考えています。下級生や単位が残っている上級生にはしっかりとテストを頑張って貰いたいと願います。
 さて、話は少し戻りますがNEW ERA BOWLは私にとっても非常に大きな経験となりました。オールスター練習のため、何事も直前まで決まらない事が多々あり、練習内容も完全に決まるのが直前だったりします。その様な状況下で、いかにスムーズに練習を行うためにはどうするのかといった事を考えるのがスタッフの役目なので、例えば、グランドをメニュー毎にどう使っていくのか?間延びしない練習にするためにどう正確にタイムコントロールをしていくのか?といった事をスタッフ皆で考えました。そしてそれを実現するために、私自身も練習中でも積極的に他大学のスタッフに声をかける事を心がけました。スタッフは結構女性が多くて、どうコミュニケーションとればよいのか悩んだ事もありましたけどね。UNITを精度の高いものする上でも一番必要な事はコミュニケーションだと思いますし、短い期間ではあるけれどせっかく同じチームの仲間なのだからと考え、皆がお互い会話する事を意識して過ごせた事はとても良かったと思います。何にせよ、運営上では特に大きな問題点もなく練習する事ができたのは各大学のスタッフが各々の役割をしっかり果たせた成果であると言えるでしょう。
 また、今回のブルースターズの練習はカリフォルニア、バークレー校主導で行われたため初めは少し戸惑う事が多かったですが、終わってみれば彼らからも多くの事を学べました。試合を観戦しに来て頂けた方はご存知かと思いますが、本場の大学の選手は試合を盛り上げて非常に楽しんでやろうとします。自分だけで盛り上がるのだけでなく、周りと一緒になってお互いのテンションを上げようとしているのが、練習や試合を一緒にやっていて非常に感じました。試合を楽しむかどうかは文化の違いがあったり、そもそも特別なオールスターゲームであるためここでは触れないとして、周りを巻き込んでいく姿勢、ノウハウは参加していたFIGHTERS部員に大きな影響を与えたように思います。
 今年の春シーズンを通して大きな課題の一つとして私が感じているのが「全員で戦う姿勢」です。全員で戦うとは何も同じ事を皆でやるといった事だけではありません。もちろん、それは一体感を持たせる意味で必要な事ではありますが、私の考える「全員で戦う姿勢」は一人一人が今自分が何をする事ができるのかを理解して戦う事。つまり一人一人の役割がはっきりしているチームの姿勢であると思っています。今年の秋シーズンにサイドラインにいる人間全員がFIGHTERSの一員として戦うのか?それともただサイドラインに立って試合を見ているだけのお客さんが何人かいるままで戦うのか?これから夏合宿に向けて周りを巻き込んでいく姿勢を取り込み「全員で戦う事」を追及していきたく思います。
 ではこの辺で。次回からはもう少しまめにアップしていこうと思います・・・!

2007年06月17日

巻き込まれた日々

 長らくご無沙汰しておりました。
 やっと関西学院大学に活気が戻りました。今朝登校するといつものように発声練習している学生がいて、久々に聞くととても嬉しかった。ご存知の方もいると思いますが、麻疹により2週間の休講となり大学にはほとんど誰もいない状態が続きました。幸いなことにFIGHTERSは課外活動再開の申請が受理されたので、条件をクリアした部員は9日(土)から活動を再開することができました。麻疹関係でお世話になった大学関係者の方々、病院の方々、心より感謝申し上げます。
 そういえば今年は何かとトラブルが続きます。関東のアミノバイタルフィールドで行った明治大学戦の帰りの飛行機がANAのシステムトラブルにより欠便になり、2時間弱空港で待ちぼうけを食らいました。結果的には振替便でその日中に帰ってこれたのですが、もう一泊東京に泊まるのかと覚悟した出来事でした。今年はトラブルメーカーが間違いなくいるのではと思ってしまうのは僕だけでしょうか?(イヤーブックのハプニング王に期待)
 このようなトラブル続きの春シーズン、チームとしては今まで綿密に計画を立てトレーニング重視でチーム作りを進めてきた以上、その点を如何にして立て直すのか?が大きな課題となっています。早く今までの状態を取り戻し、計画を上回るトレーニング成果をあげたい。そして出来ることならNEW ERA BOWLで毎年招待している外国人大学生に負けないフィジカルを。。。少し言い過ぎた感もあるかもしれませんが、今春は体作りを重視して取り組んでいる以上、どんなことがあったとしても部員全員の数値目標(チーム内)のクリアが最優先課題であることに間違いありません。
 話は変わりますが、最近はすごく暑くなりました。暑さは体調を崩しやすくし、精神状態をもだれやすくさせます。こんな環境だからこそ、しんどい事を如何に楽しくやるか?これに尽きると思います。仲間と一緒にやるから辛い事も乗り越えられる。全員で一緒にやるから一体感も生まれる。これからのシーズンは暑さと自分との勝負になりそうです。全員がその勝負に毎日勝ち続ける事こそが、チームを少しづつ成長させていく鍵となりそうです。
posted by K.G.FIGHTERS at 08:18| Comment(2) | 2007主務ブログ written by 大石雅彦

2007年05月16日

細かい事の積み重ね

 ブログの更新がご無沙汰になってしまいました。遅くなって申し訳ありません。
 日本代表との強化試合は、この時期に社会人と対戦することで試合に望む前も試合を終えた後も色々な事を考えるきっかけとなりました。我々の目標は日本一であり、最終的には社会人チームと戦う事を想定しています。その社会人選手のトップクラスの集まりと試合をする事は、我々にとって戦う姿勢が問われるものでした。体格も一回り違う相手に果たしてどこまで通用するのか?選手の気持ちには正直怖さもあったと思います。私自身も試合中、どんどん怪我をして担架で運び出されていく選手を見ていたら正直不安になりました。もちろん私自身試合に臨む以上どんな事がおきても試合が終わるまで精神状態を崩さないつもりでいました。個人的にはサイドラインにいて、試合の展開はどうか、サイドラインの雰囲気はどうかを常に感じながら、今何をしなければならないのかをチームに伝えることが私の役割です。それは頭では理解していました。しかし、実際に怪我人が多数発生し戦力がどんどん削られていく中、私は平常心でいられなかった。その原因は常に普段の練習からその状態を想定できていなかった私の甘さだと思います。練習で出来ないことは試合ではできない。これはFIGHTERS全員が色々な部分でもっともっと考えなければならない。細かいことの積み重ねが最後の最後で勝負にでる。よく言われる言葉ですが、実際やるのは本当に難しいことだと最近非常に感じている次第です。
 日本大学戦でもそれが解消できずに逆転負けを喫しました。勝負どころで勝てない状態であるのも、私も含め、細かい事の積み重ねが出来ていない。色んな想定が出来ていない。それに尽きる。これをクリアしない限り次戦の京都大学を圧倒することはできないでしょう。
 特に関京戦は特別なゲームです。2004年の秋シーズン、第5節で立命館に雪辱を晴らし、リーグ優勝に手が届く寸前で京大に敗れました。京大の強さの秘訣は「執念」とでもいうのでしょうか?我々と戦うときは、他の大学と戦う時よりもはるかに強さが増す。当時私は1年生でしたが、その京大戦前、4年生は練習中「京大やぞ。何してくるかわからんぞ。」と周りに訴え続けていた記憶があります。しかし4年生の言う京大の怖さがわかったのは試合に負けた後でした。そして、今。京大に負けた経験は4年生しか持っていません。1年生はともかく、2年3年生も一度も負けた事がありません。京大の怖さをいかに戦う前から伝えられるか。私は4年生の取り組みを見せることでしか京大の怖さを下級生に教えることはできない。口で言っても伝わらない。そもそも京大の怖さは一言で言えるものでは無いと思うのです。負けられない。春だろうが秋だろうが、絶対に負けられません。