2020年02月15日

最後のブログ

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 1月3日にライスボウルで富士通フロンティアーズに敗戦してから1ヶ月以上の時間が経ち、最後のブログを書いています。
 先日2月11日の甲子園ボウル優勝祝賀会には、多くの関係者の方々、OBやファンクラブ、保護者の方々にお越しいただきました。様々な方からお祝いの言葉を頂戴し、改めて今年のチームが多くの方々に応援していただき、支えていただいていたことを実感しました。
 引退してから時間が経った今思うことは、約200人のチーム全員で、本気になって何か一つの目標を目指すこと、そしてこんなに夢中になることはもう二度とないんだろうなという事です。「フットボールで日本一を目指す」という、自分がやりたい事をやっているだけなのに、試合の結果によって多くの人が一緒に喜んだり悔しがったりしてくれる、そういう環境で日本一を目指すことのできた4年間は本当に幸せでした。
 私個人としては、この1年、ありがたいことに初めての女性主務という事でメディアに取り上げていただく機会がありまして、それを見てくださったファンやOB、保護者の方など多くの方々に温かいお言葉をかけていただきました。私自身は、チームが結果を出さないうちから注目していただくことに恐れ多い気持ちでいっぱいでしたし、自分がその注目に見合うほどの人間になれるのかが毎日不安で仕方ありませんでした。しかしこのチームには、陽の目を浴びないながらも人知れず努力している選手・スタッフがいます。今年のチームが学生日本一になれた理由の1つはそういった部員の存在にあり、チーム幹部であった私もその部員たちに支えられ、時には勇気をもらってここまで来ることが出来ました。本当に感謝してもしきれません。
 そして私がこの4年間でファイターズに教えてもらったことの中で一番大きかったのは、本気の理由に立場や性別は関係ないということです。実際に、女性だから、スタッフだから、という理由でチーム内で特別扱いされたことはありません。もちろん日本一を目指す中でそれぞれの考えの違いもあるので、色々な壁はありましたが、自分の意見を持ち、発信し、行動する権利は誰にでも等しくあって、「本気で勝ちたい奴が何でもやったらええねん」という考えがこのチームにあったおかげで、私は本気で日本一を目指すことが出来たと感じています。思い切りやれる環境が当たり前のようにあるファイターズで日本一を目指せたことが今後の人生における大きな財産となりました。
 2019年のチームは春シーズンから敗戦を重ね、秋のリーグ戦でも不甲斐ない結果が続きました。何度皆さんをがっかりさせたことかと思うと今でも胸が痛む思いです。リーグ最終戦では立命館大学に負けたのにも関わらず、それでも多くの方が私たちを見捨てず支えてくださったおかげで、12月1日、立命館大学との再戦に勝利することができ、甲子園ボウルに出場し、優勝することが出来ました。あれだけ弱かったチームが、ライスボウルに出場できたことは奇跡のようなことでした。春の初戦からライスボウルまで変わらずずっと、大勢の観客とKGブルーで埋まったスタンドを背に戦ったことを心の底から誇りに思います。感謝してもしきれないことばかりですが、本当に今までありがとうございました。
 そして、2020年のチームにも変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。

2019年度主務 橋本 典子
この記事へのコメント
1年間、いや4年間お疲れ様でした。
橋本さんがおっしゃるように、春の明治戦、神戸JV戦、秋のリーグ最終戦と、結構負けたシーズンでしたが、それでもライスまで行くことを疑うことはありませんでした。

その期待にしっかり応えてくれた2019年ファイターズは、やはり素晴らしいチームでした。
「良いチームには良い主務あり」。過去の経験が確かなことを証明していただいたと思います。

練習時の橋本さんの大きな声が聞けなくなると思うと残念ですが、これからはスタンドからあの「大声」で一緒に声援を送って下さい。
Posted by あきにゃん at 2020年02月16日 07:08
社会は厳しい、甘くありません。

2年前の春、当該学生やディレクター、監督、そしてチームは必要以上に注目を浴びてしまいました。普通に部活動をしていただけでです。余波ははっきり去年にも残りました。要職に就き、史上初のなんて冠もオマケに付いて、しんどい1年間だったことでしょう。従来の叱咤激励以外に、妬みヤッカミ訳知り顔の上から物言いまであったかも知れません。面識のない者から、謂れや根拠のない話も出たかも。良い悪いは別として、卒業後はまずない経験をしたと思います。そんな状態でほぼ最高の締め括りは出来ました。
指導者、仲間、その他多くの人に支えられささえ、他にはない恵まれた環境で4年間を送って、最高の宝物を携え愈々卒業です。

社会は甘くない、厳しいです。おそらく、FIGHTERS’Lifeの70%ほどは本気を出さないといけません。本当に濃密な毎日だったと思います。胸を張って堂々と、今後も歩んで下さい。God bless you!
Posted by Blue Blood at 2020年02月16日 15:46
橋本さん
お疲れ様でした。大変な1年だったと思いますが、最後はちゃんと結果残せたから胸張って卒業してください。
私も例年以上に感動させてもらいました。
特に毎試合選手以上に声を張り上げて掛け声かけていた橋本さんを見てて、選手だけでなくスタッフも含めた部員一丸になってもがきながらもなんとか勝とうという思いを感じました。
そんな橋本さんに是非会いたいと思って部外者で場違いと思いながら祝勝会に参加させてもらいました。試合の時の鬼気迫るイメージとは一変していてびっくりしました。笑 思わず一緒に写真撮ってもらいました。笑笑
いつもはスタンドからしか見れない選手、スタッフも間近で接することができ、より親近感が持てて参加させてもらってよかったです。昨年までは秋のシーズンしか行ってませんでしたが、今年は春から応援に行きます!
橋本さんは春から社会人、Fightersでの経験を活かし、益々活躍されることをお祈りしています。
ありがとうございました。
Posted by sumopapa at 2020年02月18日 09:25
橋本主務、本当にお疲れ様でした、!春からドキドキしながら見守って来ましたが、最後は学生日本一と言う栄誉を手に入れる事が出来て、本当に良かったと思います。あなたの熱い思いと男性女性分け隔てのない気持ちが部員全体に好影響を与えたと思いますね!
これから新しい人生を迎えるわけですが、ファイターズの経験は決して無駄にはならないと思います。実際に我が社では活躍しているOBが2人います。これからも素晴らしい人生を送られる事を願っています!
一年間どうも有難う、そしてお疲れ様でした!!
Posted by 木場勝之 at 2020年02月19日 22:46
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