2017年12月05日

思いがプレーに憑依する

 先日は寒い中応援に駆けつけてくださりありがとうございました。スタンドからの大声援、会場に来れなくとも勝利を祈ってくださった方、全てが後押しとなり、再度戦うことになった立命館大学に雪辱を果たすことができました。本当にありがとうございました。
 11月19日の「敗戦」というこれまでの取り組み全てを否定された絶望の淵から、「何をどう変えんねん」「2週間後、あいつらに真逆のことをしてやろう」と一人一人が己と真剣に向きあってきた、そのことを証明できたことが何よりも嬉しかったです。
 試合前、多くの4年生は「今日がフットボール人生で最後の試合になるかもしれない」という思いで、下級生は「今日で今年のチームが終わってしまうかもしれない」という思いで試合会場に到着し、その得体の知れない不安や恐怖からFight Onを歌った瞬間には自然と涙が溢れていました。一度は死んだ身、とにかく全てをぶつけようと多くの者が思えたからこそ、無の境地でプレーをすることができたのではないかと感じています。そして何よりも再建の年、苦しい年と言われ、頼りなく情けない4年生ばかりの中、下級生一人一人が「俺がやったんねん」という気迫を持って苦しい2週間を過ごし、その思いをプレー、サイドライン、スポッター等のあらゆる自分のフィールドでぶつけてくれたことには頭が上がりません。前々回のブログにも書いた「"Change"が問われる」中で少しではあるもののそれを体現できたのではないかと感じています。
 次は過去何度も激闘を繰り広げて来た伝統の青と赤の決戦です。学生の中でフットボールを続けられているのは関西学院大学と日本大学の二校だけということ、甲子園という聖地でプレーをすることができるということ、このことに喜びを噛み締めたいと思います。また、西日本代表として出場するということは立命館大学をはじめとした、関西、そして西日本の全大学の様々な思いを背負って戦うということです。こうして自分たちが成長できたことは、常に立命館をはじめとした彼らの存在があったからであり、彼らがいたからこそつらいことや苦しいことにも逃げずに向き合うことが出来ました。そのことに感謝し、今一度日々の過ごし方や態度、取り組みを見直し、西日本代表に恥じないチームを作ってまいります。
 私たちはここで終わるつもりは全くありません。スローガン"Change"の意味にも込められている「1月3日の結果を変える」という最終目標に一歩近づくことができましたが、勝って喜ぶのはその日まで。一人一人に「俺たちはここで終わらない、絶対に歴史を変えてやる」と、兜の緒を締めてまた先を見据えて取り組むことが求められます。先日の試合から学ぶべき点、反省すべき点は山ほどあります。我々はまだまだ未熟なチームです。それらを冷静に洗い出し、一戦必勝の心構えで次の日大戦に向けてまた歩み出します。
この記事へのコメント
 1シーズン中に1度敗れた相手に雪辱したのは'84.対近大以来。去年の同一チームに2度勝ったパターンは'91.関京戦以来で、いずれも現役部員が産まれるよりずっと昔です。
 栄光の伝統を継承し、いざ、聖地へ。
Posted by Blue Blood at 2017年12月06日 21:51
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック