2016年11月15日

目に見えないもの

 「目に見えるものではなく、目に見えないものに目を注ぎなさい。目に見えるものは過ぎ去りますが、目に見えないものは永遠だからです。」―コリントの信徒への手紙U 4章18節
 聖書の中の言葉にこのような一節があります。私はキリスト教主義の高校に通っていましたが、高校時代にも何度か耳にした言葉でした。私自身はキリスト教を熱心に信仰していたわけでもなく、ただ、この言葉の真意を感じていたことはありませんでした。
 私は今年でフットボールを始めて10年目になりますが、このスポーツではプロ・アマ問わず「目に見えない何か」がゲームを動かすことが多いと感じています。それは、「覚悟」や「執念」といった気持ちが、誰もが無理だと思ったゲームを、展開をひっくり返す。そういうゲームや名勝負をこれまで何度も目にしてきました。
 先日の京都大学戦を見返してみると、スタッツだけを見ると獲得ヤードやボールポゼッションといった数字は全て京都大学が上回っている。それでも最終スコアは34−7。この点数になった要因は様々ですが、キッキングゲームにおいては、相手オフェンスを奥深くから始めさせたカバーチーム、これまでの課題であったパントリターンではリターナーが適切な判断のもとにCatchしている、当たり前ではありますが、この積み重ねが目には見えない獲得ヤードとなり、ボディブローのようにじわじわと効いてくる。まだまだ課題も多くありますが、チームとして次の試合でもキッキングが勝負を左右するということを胸に留めて準備していきます。
 よく、先輩方に「4年生ていうのは一生もんの仲間や。本気でやりあった仲だからこそ、引退した後に勝敗関係なく一緒に酒が飲める。」ということをよく聞かされます。4年生がどれだけ一つになれるか。青春ドラマはあまり好きではありませんが、その「絆」があるとないとではチームの力は大きく変わります。本当にこのままでいいのか。やり残したことは、伝え残したことはないか。4年生はもう一度自分の胸に自分が大切にしたいもの、事は何なのか問うてほしい。
 そして、大一番の立命戦ではプレー云々はもちろん、目には見えない「チーム力」というものが試される試合になります。練習を重ねて、練習でやったことがそのまま試合でできるとは限らない。試合では何が起こるかわからない。厳しいゲームになることは分かっている。立命まで残り5日、何度倒されても、やられたとしても、泥臭く毎日の目の前の1プレーをFight Hardし続けます。
この記事へのコメント
いよいよ立命館戦ですね。
負けたら博多に行かないといけない・2週間後に立命館と甲子園をかけて戦うとかは頭から消して この試合に全てをかけて『Fight Hard』して下さい。
1インチ位しか後押しは出来ないでしょうが、スタンドから精一杯応援します。
2016Fightersいざ!いざ!いざ!
Posted by たけボン at 2016年11月17日 22:22
 毎年、最終節を控える1週間程前から今くらいにかけて、おそらくどの時代も、否が応でも気持ちが昂ぶっていただろう、今季もそうだろうことは想像に難くありません。ファンの一部まで下手をしたらいきり立って気が気じゃない、そんな精神状態に陥ってるかも知れません(笑)
 今年は妙なお仕着せの制度のせいで、同じところと2度戦う可能性が早々に出てしまい、何かと大変だと思います。Year Bookを見ていると、今を遡ること70年、'46.にリーグ戦+プレイオフ2度と併せて3度同じ相手と闘った記録が残っています。1シーズンで12Qも対戦した訳です。時を経て'84.にはプレイオフで6Qまで続いたゲームもありました。Super moonが前回現れる前から、そしてその後も、永きに亘ってKGは様々な経験を積んできたんだと改めて思い知らされます。
 スポーツにミスは付き物、そのことを承知し、今後1つ1つが成長の糧になるようベストを尽くしていって下さい。まずは次の日曜日にグッドパフォーマンスができるよう、うまくクールダウンして下さい。GO FIGHTERS!
Posted by Blue Blood at 2016年11月17日 23:26
勝って良かった、で終わった話ではありません。
・得点に到った攻撃シリーズ;去年5回、今年3回。まだ取れます。
・ビンゴミス;シーズンを通しても見られました。手の届くボールは全部奪いましょう。
・パントミス、タックルミス、ブロックミス;横に大きく流れてのパントには何らかの意図が込められていたことは承知で、蹴るからには高く長く。
・KR/PR及びそれらのカバー;大きく返され、短く返す、が多いです。
・逸完封;1枚目、2・3枚目など関係なし。ゲーム終了の笛がなるまで集中です。
(・リバース;守備はきちんと止め、攻撃は確実に進めました。初戦からこっち、何度も相手に繰り出されたこのプレイに、フェイクも含めて普段の練習から慣れているのでしょう。)
括弧内だけは少し称賛内容にしました。

結果は、なんぼ屁理屈を捏ね繰り回したところで見たまんま、と言ったとこです。
次の相手は未定ですが、余念なきよう徹底的にスカウティングから気持ちを入れて下さい。12月に入るとどれだけ抽斗を開けてくれるかは楽しみの一つですが、ベースを大事に、その為にはファンダメンタルズを更に強化です。
Fight hard!
Posted by samurai at 2016年11月25日 21:51
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