2016年08月04日

自分の種

 春季のテスト期間が終わり、秋シーズンを迎えるにあたって最も重要な8月の練習がいよいよ始まりました。練習の初めに前島先生よりお祈りがあり、次のような言葉をいただきました。
 「自分で種をまきなさい。人がまいた種を見たければ、それまでだ。ひとりひとりが自らの種をまいて、全員で秋の収穫を喜んで迎えよう。」
 1年生もほとんどのメンバーが防具を着けて練習に参加し、グラウンドは人で溢れかえっています。これだけの人数がいれば、試合に出場できる限られた枠を獲得するのは並大抵の努力で叶うものではありません。隠れようと思えばいくらでも隠れることができて、人のまいた種に乗っかって収穫を喜ぶことはとても容易い。
 しかし、本当のおもしろさはそこには無い。自分自身がどうなりたいか、自分のパートをこうしたい、自分のチームをこうしたい。そういう想いがあって、それに向けて毎日を必死で過ごす。その繰り返しで、できていなかったことができるようになっていく。それはとてもしんどくて、時には目をそむけたくなることもあるが、そこに本当の「おもしろさ」があるのだと思う。
 人から注意されることや、分からないことを人に聞くことはよく見る光景であり、ごく普通のことであって、それをどれだけ自分の心の中にとめて、練習以外の時間に自分が本当に納得いくまで考えることができるか。グラウンド外で考えることがまだまだ苦手なチームだと思います。
 小中高時代の夏休みの宿題と同じで、人からやれと言われてやることほど退屈でつまらないものはない、と私自身常に思っていました。自分で悩んで考えて、自分の方法でやって結果をだすからおもしろい。
 この夏でチーム全体の練習はVとJVに別れてしまいます。シーズンを経て、メンバーが入れ替わることは頻繁にありますが、Vメンバーはチーム全員の“勝利”を背負って戦う責任があり、JVメンバーはチームが勝つ為にスカウトチームとしてVチームと戦う責任があります。
 それぞれにチームの中で与えられた役割や責任はありますが、その中でひとりひとりが自分は「こうやりたい、こうなりたい」という想いを持ち続け、全員が「考える」ことに向き合えば、より強い個の集団となり、チーム力が上がると考えています。授業がなく、フットボールに向き合える時間がある今だからこそ、考えに考え抜いて、自分自身で種をまき、自分の力で収穫に迎えるようにこの夏を過ごして参ります。
この記事へのコメント
今日10日から夏合宿ですね。大きなケガなく、逞しくなって秋シーズンを迎えて欲しいと思います。
私は木に例えると選手は、根だと思っています。
地中深くさらに横へも逞しく伸び、養分と言う『力』をどれだけ『2016Fighters』と言う木に送り続けられるか
それによって幹の太さ・枝ぶり・花のつきかた・実のなりかたが変わると思います。
監督を始めスタッフの皆様・OB・ご家族などが温かい日差しで見守ってくれるでしょう。
水分にも肥料にもなってくれるでしょう。
枝の手入れ・受粉も手伝ってくれるでしょう。
でも根が頑張って成長し続けなければ、与えられた物を吸収し、養分へと変えられなければ、細く頼りない木になってしまうでしょう。
そうなれば『実りの秋』は、望めません。
今年もスタンドから『2016Fighters』を見させてもらいます。
Posted by たけボン at 2016年08月10日 07:57
 近年、社会人チャンピオンの壁はますます高くなってきました。今季は珍しく大型高速WRがスターターに揃い、何とか対抗できそうな予感はあります。
 しかし、まずは関西リーグと西日本。全勝でリーグ戦を通過しても、関大は平気で1ゲーム捨てて代表決定戦に一点集中する強かさを持ち合わせています。リーグ戦V逸の後付け等ではなく、甲子園に出るために角を溜めて…という戦略に出ることは十分に考えられます。
 対して、KGは1つ1つ丁寧に勝ちを積み重ねていくだけです。今年は同志社もDiv.Tに戻ってきました。創部最古参・2番目のチームに敬意を払いながら、誇りを持って打ち破って下さい。
Posted by Blue Blood at 2016年08月25日 20:36
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