2017年09月08日

真価が問われる

 同志社大学とのリーグ初戦、結果は28−0で勝利したものの、前半のスコアは7−0。ディフェンスのゴール前でのインターセプトがなければ失点し、同点で後半を迎えていてもおかしくない試合でした。もし同点で前半を終えていたら、全員が「まさか」「こんなはずでは」と浮き足立ち、結果は変わっていたに違いありません。本当にフットボールの実力だけではなくチーム力そのものの弱さ、脆さが露呈した試合でありました。
 このような試合になってしまったのには必ず理由があります。原因はやはり日々のフットボールに対する向き合い方、取り組み方にありました。一人一人の中に「自分は何をしたいのか」という強いこだわり、思いがあるのかどうか。同志社戦の2日前、コーチから「このチームから何をしたいのか、どんなゲームをしたいのかというものが全く伝わって来ない」という旨のご指摘を受けました。
 一人一人、全く頑張っていないわけではない。しかし、がむしゃらに、ただやみくも取り組んで勝てるというほど相手は甘くありません。どのように結果を出すのか、そこから「正解はない」という理由をつけて考えることから逃げていたのではないかと思います。
 練習の1つのメニュー、1つのプレーの精度、1つの集散、1つのダッシュにどれだけ馬鹿みたいにこだわっているのか。一戦一戦勝ち抜かなければならないものの、目標である日本一になるためには試合を重ねるたびに成長していくしかありません。
 また、なかなか結果が出ないことに対して「ああ、何故こうもうまくいかないのか」で終わっていないだろうか。どうすればこの状況を打開できるのか、どうすればプレーが通るのか、止まるのか、そこに目を向け、徹底的に考え抜かない限りこのチームに先はない、その現実が突きつけられています。
 この現状を受け、前節の試合後に各ポジション・各個人の今年の目標を再確認し、その上で次の桃山学院大学戦でどんなプレーをしたいのか、そのために日々何にこだわって、何をして過ごすのかを共有し、過ごしてきました。明日の試合の結果が今年度ファイターズの今後を決めるといっても過言ではありません。勝ちに執着するのはもちろんのこと、どうやって勝つのか、どんなゲームを展開したいのか、どんなプレーをしたいのか、どんなサイドラインを作るのか、前節の結果から何を感じ、どれだけ本気で結果を出すことにかけてきたのか、それらが試される、正に「真価が問われる」試合です。試合までの残された時間、今週の取り組みを振り返り、試合当日に自分は何を体現するのかを再確認したうえで、試合直前まで徹底的に準備をして試合に臨みます。