2016年09月15日

理屈が先か気持ちが先か

 先週9月10日の第2節・甲南大学戦では、また多くの課題が見つかりました。41−0でゲームには勝ったものの、反則が5回30yd、オフェンスは4回のTurnoverを与えて、キッキングでも2試合連続となるロングゲインを許してしまいました。石井先生がコラムにも書かれていたように、今気づくことができた、与えられた課題は天からの贈り物で、前の試合の課題を確実に潰す為に何をするかが大切です。

 今春、私たちは立教大学と合同練習をする機会があり、京都大学出身で日本代表も経験されたKicker専任コーチとの交流など、新しいネットワークができました。さらに、今年度より水野彌一氏が立教大学でアドバイザーに就任されたということもあり、個人的に立教大学の動向が気になっていました。初戦の早稲田戦に敗戦した後、あるコラムに水野彌一氏の次のような言葉が紹介されていました。
 「理屈が先に立つフットボールは好きではない」
 理屈が先か気持ちが先か。この話が今年になってよく課題に上がります。
 自分たちよりアスリート揃いで身体の大きな相手に対して、緻密なプレーの精度にこだわる、勝負所を絶対に取る、それがFIGHTERSのフットボールの強みであり、FIGHTERSの勝ち方である。そこには確かな理論があり、ありとあらゆる想定と理屈の上に成り立っている。私たちにとって理屈というのは必要不可欠だと思う。理屈なしに、勢いや気持ちを優先してしまっては2流のチームである。
 一方で、理屈をどれほど並べても、アサイメントを完璧にこなせても、えげつなく強くデカい相手に更に気持ちで負ければ、100%勝ち目はない。試合の「ここぞ」というところでは相手もその1プレーを死ぬ気で止めに来る、通しにくる。相手の対面に立ち、相手よりも強い気持ちでやる。それが魂のこもったプレーだと思う。
 今の自分たちはどちらも中途半端な状態。もう一度自分たちの、FIGHTERSのフットボールは何なのか,
アスリートの集団に何で勝つのか、を心に留め、次節・龍谷大学戦に臨みます。

2016年09月05日

試合と練習

8月28日。2016年秋、私たち4年生にとっての最後のシーズンが開幕しました。初戦の相手となった同志社大学はこの試合に並々ならぬ準備をしており、随所でギャンブルやスペシャルプレーを出されて苦しい展開となりました。特にキッキングゲームにおいてPunt FakeやKick Off Returnでタッチダウンを与えてしまったことはとても悔やんでいますが、初戦で気付けたことを次の試合までに絶対に潰していきます。
 フットボールにおいて、「練習でできたことしか試合ではできない」という事をよく言われます。毎日の練習への準備の仕方、練習の取り組み方、内容。そこが全てでそれ以上は無い。
 前節までの私たちの準備を思い出してみると、結局はアサイメントを乗り越えていない。正直なところ、初戦でここまで勝負を仕掛けてきたことは想定外であったものの、用意されたアサイメントを覚えて、その動きを練習してきただけで、試合の時に頭がクリアになっておらず、ひとりひとりがアサイメントを乗り越えて、これが来たらどうしようか、あれが来たらどうしようか、という想定が足りていませんでした。
 ここから先、負けたら終わりのシーズン。練習回数は限られている中で、どれだけ試合と練習を近づけられるかが大切になってきます。試合では、どんな状況でも絶対に止めなくてはならない勝負所、どんなメンバーであろうと、4th. Down Longで通さなくてはならないプレーがあり、雨が強かろうが台風だろうがその1本のキックを決めなければならない時が来ます。今の練習の3rd. Downにその緊張感があるか、キックの1本にそれだけの想いを寄せているか考えるとそうでは無い。練習の1球と試合の1球の重みがまだまだ違う。
 今年に入ってから監督が「どれだけの強い気持ちもってんねん」という言葉をよく仰います。それはまさに大一番の勝負所で、えげつないプレッシャーがかかるその時に、今の自分たちは「よっしゃ、やったろう」と立ち向かっていけるのか、ということを問われているのだと思います。今の私たちはフットボールも下手で、人としても弱い。それでも勝つためには試合ごとに確実な成長を遂げていくしかありません。まずは前節出た課題を毎日の練習で本気で潰して、次節の甲南大学戦に挑んでいきます。