2016年06月04日

「勝つ」ことの難しさ

・関西大学戦 17−13 ゴール前での相手のミスがなければ負けていた試合
・明治大学戦 27−25 敵陣での相手の反則がなければ負けていた試合
 2つの試合終え、どちらも負けたといっても過言ではない内容でした。中には良い反省もありましたが、共通して言えるのは、関大戦後の鳥内監督のコメントにあったように、「最後は勝てるだろう」と思っている人間がまだまだ多いことです。
 「誰かが勝たせてくれる」「誰かがやってくれる」そんな考えがまだまだチームに存在している。私自身が下級生の時を思い出すと、相手がどんな強さかもわからずにただ、4年生の必死な姿に心を動かされていました。
 強かったのは過去の先輩方、過去のチーム。
 関大戦、明治戦と厳しい試合が続き、勝つことの難しさをひしひしと感じています。今のままでは関西リーグを勝ち抜くことすら難しい現状に、私たちはどれだけの危機感を持っているのか。この結果を謙虚に受け止め、春の集大成であるメキシコに向け、ひとつひとつ丁寧に必死で取り組むしかありません。

 さて、6月1日を迎え、今年度の就職活動が解禁されました。就職活動を経て感じているのは社会からFIGHTERSが評価を受けていること。しかし一方で、全く知らない人たちも存在する。私たちが見ている、知っている社会、世界はまだまだ小さく、「フットボールで日本一を目指した」ことなど認められない世界も存在するということ。重要なのは、ヘルメットを脱いだ時にどんな男なのか。つまり、フットボールから離れたときに自分に何が残るのか、だと思います。
 家の近所のお寺の掲示板に隔週に一度言葉が紹介されていて、いつも前を通るときにその言葉を楽しみにしているのですが、先週、このような言葉が掲載されていました。
 「人生けるとき勤めずは、根の無き樹にもたとうべし」
 FIGHTERSに入れば、勝手に強くなる、うまくなる、日本一になれる、のではない。FIGHTERSというチームで、「勝たせてもらう」ではなく、「勝つために」自ら考え取り組むことが、自分自身を成長させる太く逞しい「根」となり、ヘルメットを外してフットボールから離れたときにも、その根が自分を支えて成長させてくれる。 「日本一になるために」「勝つために」何をすればいいのか、FIGHTERSの名に恥じない選手・スタッフになるには、自分で考えて行動を起こすこと。新入生には特に肝に銘じていてほしい。

 春のこれまでの結果を受け止め、より謙虚に「勝つために」取り組んでまいります。