2015年12月17日

何を遺すか

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 先日の日本大学との試合、東京ボウルは17対17で引き分けという結果に終わり、2015年度ファイターズは、この試合をもってシーズン終了となりました。
 まずは今年ファイターズをずっと応援してくださった皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。東京ボウルは関東での開催でしたが、「そんなことは関係ない」と言わんばかりに埋まっている満員のスタンドを見て、このチームで4年間やれたことは幸せなことであったと感じました。チームは様々な人の助けがあってこそ成り立つものであると重々分かっているつもりでしたが、改めてそれを思い起こさせるスタンドでした。これまで、様々な方に協力していただいたこと、様々な方にご迷惑をお掛けしたこと、全てが今年のファイターズを形作るものになったと思います。本当にありがとうございました。
 最後は勝って終わりたかった。この一言に尽きます。立命館大学との試合後、日本大学に勝つために過ごすと決めました。勝って終わると決めて2週間を過ごしました。その結果が引き分けでした。この試合が、泣いても笑っても今年度ファイターズ最後の試合。1月3日にライスボウルで負け、「社会人を倒して日本一」を掲げて始まったチームの取り組みの結果が引き分けでした。それだけのことだったと言えば、そうなるのでしょう。ただ、この結果に意味がなかったとは思いません。
 「何を遺すか」。この2週間、4年生に与えられたテーマであったと思います。本来なら引退しているはずのこの2週間で、後輩たちに何を遺せるのか。私たち4年生はリーグ戦準優勝という結果に終わってしまいました。このことをただ単なる結果として終わらせてしまうのか、来年以降の後輩たちに遺すべきものとして活かすのか。私自身、立命館大学戦まで後輩たちに遺せたものは全くありませんでした。全くもってふがいない私に、最後までついてきてくれた後輩たち。本当に迷惑ばかり掛けました。その後輩たちのためにも何かをしなければと決めて2週間を過ごしました。
 まだ何か伝えられていないことがあると思います。グラウンドで表現できる期間は終わってしまいましたが、それ以外で伝えられることがまだたくさんあると思います。現役を引退しても、私たちはファイターズの一員です。立場が変わってもファイターズのために、後輩のために出来ることをしたいと思います。