2023年05月24日

勝つためには

 FIGHTERSではオフシーズンのトレーニングは学生トレーナーが主体となって行います。監督・コーチ陣の要望を聞いた上でストレングスコーチの油谷トレーナー、濱田トレーナーとミーティングを行い、トレーニングメニューを決めて実施します。今年度は他大学を圧倒する身体を作るということがトレーニング期間のテーマでした。基準でいうと各パートにおいてXリーグでプレイしている社会人選手の平均ほどの体格にするということを目標に置きました。また、オフシーズンは他パートの選手と関わることが出来ます。普段は同じパートの選手と関わることがほとんどですが、トレーニングを行う際はパートの垣根を越えて声を掛け合います。そうしてチームの結束力を固めてきました。
 今年度のオフシーズンの締めくくりは千刈合宿でした。新型コロナウイルスの制限がなくなり約3年振りの開催となりました。YouTubeで視聴していただいた方もいらっしゃると思いますが、関西学院が保有する千刈キャンプ場でトレーニング合宿を行いました。3年という期間が空いたことで千刈合宿を初めて開催した時以来の4学年全員が千刈合宿を知らない状態で迎えることとなりました。千刈合宿は心身共に限界に挑戦出来る環境に身を置くことで、部員1人1人が「殻を破る」ことを目的としています。今回の合宿でも普段とは全く違う姿の部員も数多くいました。私達にとっては初めての千刈合宿ではありましたが、1つの基準を作れたのではないかと思います。来年度以降は今年度よりも高い基準で合宿を行ってくれると思います。
 千刈合宿が終了したことで長いようで短いトレーニング期間が終わり、4月から春シーズンが開幕しました。これまで日本大学戦、エレコム神戸戦、中央大学戦と3試合を終えましたが、私たちの考えている最高の勝利というのはまだありません。それどころか、エレコム神戸に対しては敗戦を喫しております。
 今年度は試合内容で圧倒するということを掲げています。一人ひとりが勝つために何をしなければいけないかということ考え続けなければいけません。しかし、現在のチームはそのような思いを持って一日に出来る最大限の努力をしている者があまりにも少ないと感じます。5連覇をしているという中で本来チームを引っ張るべき存在である4年生の中にもどこかで「今年も勝てるのではないか」という気持ちを持っていると者がいるはずです。それが練習での雰囲気に繋がっていると思います。
 楽しくフットボールをやるということももしかしたら大事かもしれません。ですが、私達の目指している目標はそのような気持ちだけでは達成することが出来ません。日々、様々なことに悩み苦しみながら考え動き続けるしかありません。そうしなければ、4年生は11月の終わりに「引退」を突き付けられると思います。どれだけ練習をしたら日本一になれるという指標はありません。先が見えないことに対して努力出来る人はあまりいません。来年以降も続く下級生たちはなおさらモチベーションを保ちにくいと思います。そこで私達4年生が様々なことに対して全力で取り組むことが出来るかということがチームの未来を左右すると思います。
 春シーズンも中盤に差し掛かってきて部員1人1人が今の自分に足りないものを自覚してきていると思います。それらを克服できた時に私達のやりたいフットボールが行えると思います。
 次戦は関西大学戦です。私達4年生は無観客試合や歓声不可の試合を経験していた為、多くのファンの皆様が現地に来ていただき、声を上げて応援をしてくださることで本当にたくさんの元気を頂いております。ありがとうございます。関西大学戦は春のビッグゲームです。より多くのファンの皆様にフィールドにお越しいただいてFIGHTERSが勝つ姿を見ていただきたいと思っております。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

2023年04月15日

2023主務ブログスタート

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 はじめまして。2023年度の主務を務めさせていただく 鈴木 健生(すずき たけお)と申します。1年間、主務ブログを通じて皆様にファイターズについて少しでも知っていただけるようにより多くの更新をしていくよう努めていきますのでよろしくお願いいたします。
 はじめに簡単に私の略歴を紹介させていただきます。

2014年 啓明学院中学校に入学 
    タッチフットボール部に入部。3年時には主将を務める。
2017年 啓明学院高等学校に入学
    アメリカンフットボール部に入部。3年時には主将を務める。
    また、パシフィックリムボウル、兵庫県選抜で副将を務める。
2020年 関西学院大学総合政策学部に入学
    2年生の春まではOLとしてプレーし、2年生の夏からトレーナーとして活動。

 そして、本年度、主務を務めさせていただきます。
 本年度も「日本一」を目標として1年間活動してまいります。この目標を達成することは容易ではありません。しかし、主将・海ア、副将・浅浦、衣笠、前島を筆頭にファイターズに所属する全部員が日本一という高い目標に対して愚直に取り組んで必ず甲子園の舞台で勝利して今シーズンを終えたいと思います。
 また、目標を達成するための取り組みの中で1人の人間として成長していきます。私達は勝利至上主義の集団ではありません。たとえ日本一になったとしても人として成長していなければその日本一には価値はないと思っています。日常生活からファイターズの部員として日本一を目指すにふさわしい振る舞いをして、他の学生の模範となり皆さまから応援してもらえるように努めて参ります。
 私達4年生は入学時からコロナ禍で様々な制限があり、過去3年間思うように活動することが出来ませんでした。本年度から様々なことがコロナ禍以前の形に戻り始めています。しかし私達はコロナ禍以前のことは全く知りません。4年生として活動を始めた時にこれはピンチだと思っていました。なぜならコロナ禍以前のことを知らないのに以前の形に戻せるのか不安だったからです。ですが考え方を変えると良い意味で過去に縛られずに物事を行えるということです。自由な発想でファイターズをより高い基準のチームにしていきたいと思います。
 最後になりましたが、私達が活動できるのはご支援ご声援をいただける皆さまのおかげです。応援していただける皆さまが「ファイターズを応援して良かった」と思っていただけるよう精進して参ります。
 本年度もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2023年02月10日

最後のブログ

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 こんにちは。
 12月18日に行われた甲子園ボウルからあっという間に1ヶ月以上が経ち、それまでは朝から晩まで日本一になる方法を考え続けていたため、今は何をしたら良いのかわからない日々を過ごしております。
 改めてにはなりますが、2022年度1年間ご声援のほど、ありがとうございました。先日のファイターズファミリー壮行会をもって、正式にファイターズを卒業しました。
 昨年1年間はまだまだコロナウイルスに悩まされる年でした。部活動を停止したことも何回かあり、悩まされる日々が続きました。そのような中で、シーズンを振り返って一番に頭によぎることは、感謝の気持ちです。コロナウイルスが猛威を振るう中でも、支えてくださった監督、コーチ並びにファイターズ関係者の皆様、変わらずご支援してくださったOB会、後援会並びにファンの皆様、試合運営をしてくださった連盟、協会の皆様、その他多くの皆さまのおかげで日本一という目標を成し遂げられたと思います。
 私達の学年は日本一を達成する上で「勝つべくして勝つ」ということを意識し、「Drive」というスローガンを掲げ、日々の練習に取り組んでまいりました。しかしながら春の試合は不甲斐ない結果が続きました。そして迎えた夏、自分達4年生がどのように下級生を引っ張っていくか、考えることで頭がいっぱいでした。そんな状態ではありましたが、日本一になるための正解はない中で、改めて私たちの核である「ファンダメンタル」こだわりである「勝負」そして、スローガンである「Drive」を部員全員が常に意識し、取り組むことで、最後には日本一をつかみ取ることが出来たと考えます。
 主務として200人をまとめるチーム作り、引っ張っていくことは他にはない経験が出来たと思います。「勝つ」気持ちを持ち続けることを胸に取り組んできたことを、社会で活かして参りたいと思います。
 これが私の綴る最後の主務ブログとなります。1年間、拙い文章ですが、読んでいただきありがとうございました。私を含めた2022年度ファイターズは引退となりましたが、すでに2023年度ファイターズは、日本一を目標とし日々精進して参ります。今後とも変わらないご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。

2022年度主務 窪田 光

2022年12月26日

感謝

 12月18日の甲子園ボウルは、寒さ厳しい中にも阪神甲子園球場まで足を運び応援してくださった皆様、直接は観戦できなかったもののテレビ中継等を通じて応援してくださった皆様、ありがとうございます。
 おかげさまで34−17というスコアで早稲田大学に勝利し、目標であった日本一を掴み取ることが出来ました。
 まだまだ新型コロナウイルスに猛威を振るわれ、思うような練習・活動が出来ないこともありましたが、そのような中でも日々自分達の課題に向き合い、結果としてこうして日本一を掴み取ることが出来たのは、皆様からの多大なるご支援、そしてこのような試合を開催するために尽力してくださった連盟の皆様、その他多くの方々のおかげであると感じております。ご支援ご声援本当にありがとうございました。
 シーズンの振り返りは少し時を置かせていただいて改めて書かせていただきたいと思っています。

2022年12月16日

「Drive」

 時が経つのも早いもので、一段と寒さが増す中、甲子園ボウル間近となりました。ここに至るまでチームを支え、応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。
 新チームが始まった時から、私たちは「勝つべくして勝つチーム」ということを目標に1年間「Drive」してきました。自分の決めたことを「押し通す」と決めて始まったチームですが、ここまでは自分たちの思うような試合は出来ていないのが現状です。
 甲子園ボウルはこの2022年のFIGHTERSというチームとして「Drive」を体現できる最後のチャンスです。今までの取り組みを最後まで貫き、今出ている課題を確実に克服する。選手もスタッフも関係なく部員1人1人が、試合でのプレーはもちろんのこと、試合に至るまでの準備、試合中のサイドライン等を含めて、出来ること全てやる。スタート、ブロック、フィニッシュ、タックル、パシュートといったファンダメンタルの部分を徹底的にする。そうやって、全てのユニットが必ず日本一になる。部員全員で日本一になる。今はその決意です。
 そして、私たちが試合出来るあの環境は、全くもって当たり前のことではありません。私たちの見えないところでも支えてくださっている方々のおかげで、私たちはフットボールに集中することが出来ています。また、この私たちに与えられている環境に感謝し、甲子園ボウルに挑みます。
 最後になりますが、いつもスタンドを青く染めてくださっている皆様のスタンドからの歓声が私たちの原動力となります。12月18日阪神甲子園球場にて、関西の代表校として、早稲田大学に挑みます。最後の最後まで「Drive」し続ける私たちを見守っていただけると幸いです。寒さが予想されますが、それを吹き飛ばすほどの熱きご声援をどうぞよろしくお願い致します。

2022年11月29日

決戦を終えて

 こんにちは。
 日曜日はご声援をいただき、本当にありがとうございました。大勢の方に後押ししていただいたおかげで、立命館大学戦に勝利し、関西学生リーグを7戦全勝で終えることが出来ました。
 勝てたこと、リーグ優勝をできたことは良かったのですが、まだまだ課題が山積みというのが現状です。自分たちの目標としている試合を作り上げることはまだ出来ていません。
 幸いにもこのチームでフットボールを続けることができるようになりました。「変わる」機会はまだあります。これからの少ない貴重な時間を1分1秒も無駄にすることなく、目標である「日本一」に向けて、そして「勝つべくして勝つチーム」を体現できるように、取り組んでいきたいと思います。
 引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

2022年11月26日

「かます、それだけ。」

 いよいよ明日、リーグ最終戦を迎えます。
 前節の関西大学戦は厳しい戦いとなりましたが何とか勝利することができました。それから早や2週間、最大のライバル・立命館大学との一戦に向けて一段とレベルアップ出来るよう取り組んできました。
 「かます、それだけ。」
 私が心に残っている言葉です。昨年の主務である市川直輝さんがおっしゃっていた言葉で、関大戦の前にもかけていただきました。
 この言葉を胸に刻むにあたって、やらなくてはいけないことがあります。それは徹底的な準備です。KickOffの笛がなる瞬間、残り0秒となる瞬間まで勝敗を分けるために出来ることは多くあります。それはフットボールの技術や戦術などの直結することだけではありません。日頃からの行動や気持ち、取り組みが全てが間接的であったとしても繋がります。当たり前のことを当たり前にやるのはもちろんのことで、そこに加えてどれだけのことが出来るかで勝敗が決まると思います。
 このような取り組みを全て行った上で、試合の空気に押し潰されず、「かます、それだけ。」という状態になるために私たちに必要なことは、心の底から他の誰よりも勝ちたいという気持ちだと思います。相手の実力、体格に関係なく、この1年間2022年度FIGHTERSが積み重ねてきた全てを出す時です。その取り組み全てに自信を持ち、覚悟を決めて試合に臨みます。そして、相手に関係なく自分たちがやりたいフットボールをして勝利を掴み取りたいと思います。
 最後になりましたが、明日「11.27」がリーグ戦最終戦となります。試合会場、テレビ中継、インターネット中継を問わず、私たち2022年度FIGHTERS、そして4年生の戦う姿を是非ご覧ください。ご声援のほど、よろしくお願い致します。

2022年11月11日

関西大学戦に向けて

 時が過ぎるのも早いもので、11月となりました。少しずつ寒さが進んでいる中、次の関西大学戦に向けて部員が一丸となって取り組んでいます。
 私たちは「日本一」という目標と同時に、「勝つべくして勝つ」ことを目指しています。そのために、必要なのが日々の準備、練習やミーティングなどの時間と質です。
 試合において、緊張してしまう、守りに入ったプレーをしてしまうなど、フィールドで起こる全てのことは、練習など日々の取り組みの結果から来ているものです。もちろん、準備をすればするほど、不安な気持ちになることは多くあります。ただ、フィールドに立って相手と闘う以上、攻めたプレーをしなければなりません。
 これまでのリーグ戦4試合、どの試合も課題が残るゲームでした。これまでずっと「ファンダメンタルに拘る」ことを掲げていますが、まだまだ不必要な反則、ミスが起こってしまっています。まだまだ自分達のやりたいゲームは出来ていません。残された時間は少なくなってきましたが、全員が今年のチームで決めたこのこだわりを「Drive」し続け、自分達がやりたいプレーをフィールドでやり遂げます。
 ここから強大な相手との戦いです。11月13日は春シーズンの屈辱を晴らす一戦です。グラウンド内外問わず行ってきた取り組みを全て出し、関西大学に全てをぶつけ、最大限の力で勝利を掴み取りに行きます。
 皆さま、ぜひ青い服を来てスタジアムにお越し頂けたらと思います。応援のほどよろしくお願い致します。

2022年10月21日

80年の伝統を背負って

 こんにちは。この頃、寒暖差も大きく、体調管理にも注意が必要な季節となってきました。
 先日、ファイターズの80周年記念誌が発刊されました。私たち部員にも1冊ずつ渡されました。
 冒頭には鳥内前監督のインタビューがあります。
 私が1年生の時が鳥内さんが最後の監督の年でした。私自身も入部した時に面談をしていただきました。1年生なので、当時そこまで深い考えもしていなかった私ですが、高校までの部活動とは違い、学生、4年生が主体となって計画、活動していくということの面白さに気付かされたと思います。
 これまで学生日本一を何回も勝ち取ってきたこのFIGHTERSは、アメリカンフットボールで勝利することだけでなく、人間としてどのような人になっていくか、そのためにフットボールを通じてどのような行動をとっていくのか。そこを考え、突き詰めてこられた先輩方が、今のチームの伝統を形成して来られました。
 私たちの学年も4年間の中でそのことを経験、そして体現していくはずでした。しかしながら2年生のシーズンが始まった頃からのコロナウイルス感染症の影響でこれまで当たり前のように行えていた事が出来なくなってしまいました。その中で4年生になり、今、秋シーズン本番に臨んでいます。自分たちがどこまでできているかはわかりませんが、それでも現役の中ではコロナ前のFIGHTERSを経験した唯一の学年であり、その経験を含めて後輩に伝えていかなければならないことがあります。FIGHTERSがどのようにして日本一を取り続けて来たのか。人としてどのような行動を取っていくべきなのか。私たちが背中で伝えていきます。
 そして末尾には古川明さんのインタビューがあります。
 戦後間もない頃に入部され、以来関西のフットボールを見てこられてきた古川さんは、現在まで続いてきているFIGHTERSを品位、品格のあるチームと仰っています。また、強さよりも、品位というものがチームには必要不可欠と仰っています。
 私自身もそう感じることが多くあります。もちろん、私たちの目標は「日本一」であって、その目標を掴むために日々精進しています。しかし、ただ勝てばいいわけではありません。「勝つべくして勝つチーム」が私たちの目標です。それは、スポーツとして勝利するだけではなく、それまでの準備や、モラル、私生活など全ての面において勝つということです。
 これまでの先輩方が日本一を取られてきたのはこの部分が大きいと思います。試合時にプレーで現れるものは全て、それまでの練習時やその他自分の時間の現れだと思います。落ちているゴミに気づき拾うこと、挨拶をすることなど人として当たり前の事です。このような事の積み重ねとして、勝利を掴むことが出来ると考えています。これから残り少ない時間も、このようなグラウンド内外問わず、先輩方が代々受け継いでこられた品位をもって、日本一を掴み取りたいと思います。
 この80周年記念誌は、試合時のグッズテントにて販売しておりますので、是非手に取ってご覧ください。

2022年09月25日

FIGHTERSの4年生として

 秋シーズンも始まり、部員の顔つきもだいぶ変わってきました。気がつけば、気温も下がり始め、涼しさも感じ始める中で日々の練習に取り組んでいます。
 今回はFIGHTERSの4年生についてお話ししたいと思います。
 昨年の12月18日、2021年FIGHTERSの甲子園ボウルを境に、私たちは4年生となりました。その時から4年生の存在意義とは何なのかを常に考えながら活動してきました。もちろん他のスポーツ、他のチームでも同様に、一番初めに浮かぶのは最上級生としてチームを引っ張っていくことです。では、FIGHTERSの4年生として、どう引っ張って行くのか、後輩にどのような姿を見せるのか。
 1日24時間という全ての人に平等に与えられた時間の中で、どれだけの時間をフットボールに費やせるかが大切です。FIGHTERSの4年生として、チームの誰よりも、そして日本中のフットボールプレーヤー、スタッフの誰よりもフットボールに時間を費やす。その取り組み、意識が勝敗に繋がるのはもちろんのこと、下級生から信頼され、このチームで勝ちたいと思ってもらえる4年生になることに繋がります。
 「与えられた事象に対して、深く考え、数ある選択肢の中で何がチームにとって得かを考えなさい。」
 4年生になった時の面談で監督から伝えられた言葉です。1つ1つの事象に対して、なぜこのようなことをしているのか。この行動は損なのか得なのかを毎日、考え、自問自答を繰り返す。戦術だけでなく、チームに関わるすべての事象に対して、4年生がしっかりと考えて、チームのためになることを取捨選択していく。
 FIGHTERSは伝統のあるチームです。創部81年目を迎えた今まで、毎年4年生が伝統を背負って、チームを引っ張ってきています。伝統を受け継ぐ者の責任感、プレッシャーを自分が当事者にとなった今、ひしひしと感じております。その責任を背負いながら、コロナ禍しか知らない下級生に対して、どのように伝統を継承していくのか。4年生としての姿を見せるのか。とても大切なことであり、私たちの代に与えられた使命でもあると思います。
 このような使命を背負い、残りの試合の最後まで、戦っていきたいと思います。